介護福祉のいま ― 2026年に家族が知っておくべき制度の全体像

介護福祉の今2026年 C1介護の基礎知識

先日、東京から加須市に通って親の介護をされている50代の女性からこんなご相談をいただきました。

「ケアマネさんから『来年、制度が変わるかもしれないから確認しておいて』と言われたんですが、どこを調べればいいのか全然わからなくて…」

その言葉がずっと頭に残っています。介護保険の制度は3年に一度の大きな改定サイクルがあり、2024年改定を経て、次の節目となる2026年度改定に向けた議論がすでに動き出しています。でも「制度の全体像を家族がわかる言葉で説明してくれる場所がない」と感じている方がとても多い。

この記事では、株式会社ホープシードとして介護事業・建設事業・不動産事業を一体で運営してきた立場から、2026年を前に家族が知っておくべき介護福祉制度の現状と選択肢を、できる限り平易に整理してお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 2026年改定に向けて「何が変わろうとしているか」の大枠
  2. デイサービスの種類と、介護度・目的別の選び方比較
  3. 介護保険住宅改修費20万円枠の正しい使い方と申請の流れ
  4. 介護×建設×不動産のワンストップ相談がなぜ家族の負担を減らせるか

こんな方におすすめ

  • ✅ 親の介護が始まったばかりで、制度の全体像をつかみたい方
  • ✅ 2026年の制度改正が自分の家族にどう影響するか知りたい方
  • ✅ デイサービスの種類の違いが分からず、どこを選べばいいか迷っている方
  • ✅ 介護保険の住宅改修費を使いたいが申請方法が分からない方
  • ✅ 加須市内・近隣で、介護と住まいをまとめて相談できる窓口を探している方
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2026年介護保険改定 ― 家族が知っておくべき「変化の方向性」

まず前提として確認しておきたいのは、介護保険制度は3年に1回(報酬改定)、さらに6年に1回(制度の大枠改定)のサイクルで見直されるという点です。直近では2024年4月に改定が行われ、次の報酬改定は2027年4月ですが、制度の議論は常に2〜3年先を見据えて動いています。

現時点(2025年)で社会保障審議会などで議論されている主な論点を整理すると、以下のような方向性が見えてきます。

  • 要介護1・2の訪問介護・通所介護の給付見直し:軽度者の一部サービスを市区町村の「総合事業」に移行する議論が継続中。自治体によって受けられるサービスの内容に差が生じる可能性があります。
  • ケアマネジメントの有料化検討:現在、ケアマネジャーへの相談は利用者の自己負担ゼロですが、一定以上の収入がある方への自己負担導入が検討されています。
  • 利用者負担2割・3割の対象拡大:現在の「2割・3割負担」の所得基準が引き下げられ、対象者が広がる可能性が議論されています。
  • 在宅サービスのさらなる充実:一方で「施設から在宅へ」の流れは継続しており、在宅生活を支えるサービスへの重点投資は変わらない見通しです。

重要なのは「悪くなるかもしれない面だけ見るのではなく、今使えるサービスを今のうちに最大限活用する」という姿勢です。制度の議論に振り回されすぎず、現在の親御さんの状態に合った最善策を選ぶことが、家族にとって一番大切な行動です。

デイサービスの選び方 ― 「半日型」「1日型」「リハ特化型」の違いを比較する

「デイサービスに行かせたいけど、種類がありすぎて何が違うのかわからない」というご相談は本当によくいただきます。ここでは代表的な3タイプを比較してみます。

🏠 一般的な通所介護(大規模・チェーン型)

  • 利用定員が多く、個別対応がどうしてもマニュアル的になりやすい
  • 機能訓練の内容が画一的になりがち
  • スタッフが頻繁に変わり、顔なじみになりにくいことも

リハスタジオ花咲(半日型・リハ特化)/リハスタジオプラス(1日型・リラクゼーション型)

  • 少人数のアットホームな雰囲気で、利用者お一人おひとりに目が届く
  • ICカード管理のマシンで個人の体力に合わせた負荷設定が可能
  • 月2回の外出レクリエーション「チャレンジクラス」で生きがいも支える
  • 施設長・渡邊隆浩をはじめとするスタッフが「同じ目線で接する」ことを何より大切にしている

では、どちらを選べばいいのか。目安として以下の条件別に考えてみてください。

状況・目的 おすすめのサービス
要支援1〜要介護3で、体力維持・外出機会の確保が目的 リハスタジオ花咲(半日型)
要介護3以上で、入浴介助も施設でお願いしたい リハスタジオプラス(1日型)
老老介護で配偶者がレスパイト(休息)を必要としている リハスタジオプラス(週3回以上の利用)
「施設は嫌だ」と言うご本人に、まず外出の楽しみから 花咲のチャレンジクラス体験利用
退院後のリハビリ継続と在宅復帰支援 どちらも対応可(状態に応じて移行)

「デイサービスに通うことが、ご本人の楽しみになるかどうか ― そこが一番大事だと思っています。身体を動かす喜び、誰かと話す喜び、そういった『喜びがあふれる姿』を毎日見られることが、私たちのやりがいです。」

渡邊 隆浩(リハスタジオプラス 施設長)

✓ ここまでのポイント

  • 2026年に向けて制度の議論は進んでいるが、「今使えるサービスを今のうちに最大限活用する」姿勢が大切
  • デイサービスは介護度・目的・家族の状況によって選ぶべき種類が変わる。半日型と1日型の違いを把握しておこう
  • 「施設は嫌だ」という方には、外出レクなど「楽しみ」を起点にした導入が有効

介護保険住宅改修費20万円枠 ― 正しい使い方と申請の流れ

「介護保険で家の改修ができるって聞いたけど、どう使えばいいの?」という疑問をお持ちの方はとても多いです。ここでしっかり整理しておきましょう。

介護保険の住宅改修費は、要介護・要支援の認定を受けた方が自宅をバリアフリー化する際に、上限20万円(工事費)のうち7〜9割が支給される仕組みです(自己負担は1〜3割)。対象となる工事は以下のとおりです。

  • 手すりの取り付け(廊下・トイレ・浴室・玄関など)
  • 段差の解消(玄関・廊下・各部屋の敷居など)
  • 滑り止め・床材の変更
  • 引き戸など扉の取り替え
  • 洋式便器への取り替え

申請の流れはSTEP形式でご確認ください。

住宅改修申請 STEP 1

ケアマネジャーへの相談・意見書の依頼

住宅改修費の申請には、ケアマネジャーが作成する「理由書(意見書)」が必要です。まずケアマネさんに「改修したい」と伝えることがスタートです。

⚠️ ケアマネ不在のまま業者と話を進めてしまうと、後から書類が揃わず保険が使えなくなるケースがあります。必ず先に担当ケアマネへ連絡を。

住宅改修申請 STEP 2

施工業者による現地調査・見積もり・施工前写真の撮影

業者が自宅を訪問し、改修箇所を確認します。「施工前の写真」は申請書類に必須のため、工事を始める前に必ず撮影が必要です。

⚠️ 工事を先に始めてしまうと補助の対象外になります。申請が承認されてから着工するのが基本ルールです(市区町村により事前申請・事後申請の扱いが異なるため、担当者に確認を)。

住宅改修申請 STEP 3

市区町村への事前申請・承認後に施工

ケアマネの理由書・見積書・図面・施工前写真を市区町村の担当窓口(加須市の場合は長寿・介護担当課)に提出し、承認を受けてから工事を行います。

⚠️ 退院日が迫っている場合は「緊急的な住宅改修」として対応できるケースもあります。状況をすぐに業者・ケアマネ・市役所に共有することが大切です。

住宅改修申請 STEP 4

施工完了・写真撮影・事後申請で保険給付を受ける

工事完了後に施工後写真・領収書を添えて事後申請を行い、審査が通れば保険給付が受けられます。

⚠️ 「20万円枠は一生に一度」ではなく、引越しや介護度が3段階上がった場合などにリセットされる制度があります。消耗品的な使い方をせず、最も効果的な改修に集中して使うことをお勧めします。

「介護リフォームは、工事の技術だけではダメなんです。その方がどんな動きをしているか、介護をする家族がどこに立つか ― 実際の介護の場面を知っている業者でないと、設置した手すりが逆に使いにくいということが起こります。私たちは毎日利用者さんの動線を見ているからこそ、本当に必要な改修提案ができると思っています。」

伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)

「施設か自宅か」ではなく「自宅で、どこまでできるか」という発想の転換

介護に直面したご家族が最初にぶつかる問いが、「施設に入れるべきか、家に置くべきか」という二択です。でも実は、この問いの立て方自体を少し変えると、選択肢がぐっと広がります。

🏠 「施設か在宅か」の二択で考える場合

  • 「在宅は危険だから施設へ」という結論に早期に飛びやすい
  • 本人の「家にいたい」という気持ちが置き去りになることがある
  • 施設入所後に「やっぱり家に帰りたい」という後悔が生じることも

「在宅生活を、安全にどこまで延ばせるか」と考える場合

  • デイサービスで週3〜4回の見守り・リハビリ・入浴介助を確保しながら、家族の負担を段階的に下げられる
  • 住宅改修で自宅の危険箇所を取り除き、転倒リスクを大幅に低減できる
  • 状態の変化に応じて、花咲(半日型)からプラス(1日型)へスムーズに移行できる
  • 本人の「家にいたい」という気持ちを最大限尊重しながら、現実的な安全を確保できる

加須市は持ち家比率が高く、「この家で暮らし続けたい」という気持ちをお持ちの方が非常に多い地域です。私たちホープシードは、その思いに正面から向き合うために、介護と建設を一つの会社で運営しています。デイサービスのスタッフが見ている「利用者さんの体の状態・動き方」を、そのまま建設現場の改修提案に活かせる ― これが、私たちの一番の強みです。

「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」

リハスタジオプラス ご利用者様

「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」

リハスタジオ花咲 ご利用者様

介護×建設×不動産のワンストップ体制 ― なぜ「窓口が一つ」だと家族が楽になるのか

「ケアマネ・市役所・建設業者・不動産会社・銀行…連絡先がバラバラすぎて、何をどこに相談すればいいかわからない」

これは、加須市内で在宅介護に直面しているご家族からいただく声の中で、最も多いものの一つです。

株式会社ホープシードは、以下の3つの事業を一体的に運営しています。

  • 介護事業:リハスタジオ花咲(半日型・加須市地域密着)、リハスタジオプラス(1日型・加須市地域密着)
  • 建設・リフォーム事業:介護バリアフリー工事から新築・フルリフォームまで(建設業許可:埼玉県知事(般-29)第71135号)
  • 不動産事業:宅地建物取引業免許保有(埼玉県知事(1)第23447号)による売却・仲介・建替え相談

親御さんがデイサービスに通い始めてから、住宅改修、そして将来的な実家の建替えや売却まで ― 同じ会社・同じ顔ぶれのスタッフに相談し続けられる。「また一から説明しなくていい」「信頼関係がすでにある」という安心感は、長期的な介護生活を送るご家族にとって、想像以上に大きな支えになります。

さらに関連会社の株式会社ライフケアプロジェクト(代表取締役:鶴田 和雄)とのグループ連携により、訪問系サービスや医療連携など、よりきめ細かいサポートにも対応しています。

まとめ ― 2026年を前に、今できることから始めましょう

制度は変わっても、「親に安心して暮らしてほしい」「家族に過度な負担をかけたくない」というご家族の気持ちは変わりません。

2026年に向けて確かなことは、在宅介護を支える仕組みを早めに整えた家族ほど、選択肢が多く残るということです。

今の親御さんの介護度や住宅の状態を確認して、デイサービスの体験利用から始めてみること。介護保険の住宅改修費20万円枠をどの工事に使うか、ケアマネさんと一緒に考えてみること。そういった一つひとつの小さな行動が、「この街で いつまでも 心地良い暮らしを」続けるための力になります。

「何から相談すればいいかわからない」という段階でも大丈夫です。加須市を拠点に、介護・建設・不動産をワンストップで対応する株式会社ホープシードへ、まずはお気軽にお声がけください。

お電話でのご相談は 0480-53-7143(受付:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)まで。

メールでのお問い合わせはお問合せフォームからどうぞ。ご家族様からのご相談も、ケアマネージャー様・医療ソーシャルワーカー様からのご連絡も、すべて歓迎しております。

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