夫の夜中のトイレに付き合い、朝ごはんを作り、着替えを手伝い、お風呂に入れようとして「もう動けない」と廊下にしゃがみこんでしまった日――。そんな夜が続いているのに、誰にも言えずにいる方が、この加須市にも、埼玉県北東部にも、たくさんいらっしゃいます。
「老老介護で大変なのは分かってる。でも、どこから手をつけたらいいのか」「夫を施設に入れるのは申し訳ない気がして」――そういった声を、私たちは介護の現場で何度も聞いてきました。この記事では、そんな状況に直面した妻たちが実際に歩んだ「次の一手」を、ステップごとにご紹介します。
📋 この記事でわかること
- 老老介護が限界に近づくサインと、見逃しがちな原因
- 「施設=諦め」ではない、在宅生活を続けるための介護サービスの使い方
- デイサービスで夫が変わった――生きがいを取り戻した実例
- 妻自身が「呼吸できる時間」を作るための具体的なステップ
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市内で夫や妻を一人で介護していて、心身ともに限界を感じている方
- ✅ デイサービスに興味はあるが、夫(妻)が「行きたくない」と言って困っている方
- ✅ 「施設に入れる」以外の選択肢を探している方
- ✅ 自宅での転倒リスクが気になり始めた方
- ✅ 子どもたちに頼れず、何から始めたらいいか分からない方

老老介護が「限界」に近づくとき、何が起きているのか
「まだ大丈夫」「もう少し頑張れる」と自分に言い聞かせながら介護を続けていると、気づかないうちに身体と心の両方が限界に近づいていることがあります。
厚生労働省の「国民生活基礎調査(2022年)」によると、主な介護者のうち約60.1%が同居家族であり、そのうち配偶者が占める割合は最も高く、介護者自身の年齢も高齢化が進んでいます。加須市は高齢化率が31.5%(2025年時点)と全国平均を上回る地域です。3.3人に1人が65歳以上という現実の中で、「高齢の妻が高齢の夫を一人で介護する」という構図は、この街のあちこちで起きています。
限界のサインとして多いのは、次のようなものです。
- 夜中に何度も起こされ、まとまった睡眠が取れない
- 自分の食事や受診が後回しになっている
- 入浴介助で腰を痛めた、またはそれが怖くて入浴を省いている
- 「もう消えてしまいたい」「どこかへ逃げたい」と一瞬でも頭をよぎる
こういったサインが出ているとき、「頑張りが足りない」のではありません。そのケアの量が、一人の人間の限界を超えているのです。
「デイサービスなんて嫌だ」という夫を動かした、意外なきっかけ
多くの奥様が直面するのが、夫の「デイサービス拒否」です。「老人扱いされたくない」「知らない場所は嫌だ」「俺はまだそんな歳じゃない」――こういった言葉が壁になって、なかなか一歩を踏み出せない。
そこで変化を起こすきっかけになることが多いのが、「リハビリや介護のため」ではなく、「やってみたいことがある」という動機です。
私たちのリハスタジオプラス(加須市)では、機能訓練や入浴介助だけでなく、頭を使ったゲームや創作活動など、「楽しみ」が中心にある時間を意識して作っています。
「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームが盛り沢山。一人暮らしの私にとっては憩いの場」
リハスタジオプラス ご利用者様
この声のように、「憩いの場」として感じてもらえるような雰囲気づくりを大切にしています。最初は「ちょっとだけ体験してみる」という入り方で構いません。「来てみたら、意外と楽しかった」という感想を持ち帰ってくれるご利用者様が、本当に多くいらっしゃいます。
半日型のリハスタジオ花咲(リハビリ特化・要支援1〜要介護3対応)から気軽に始めていただき、状態に応じて1日型のリハスタジオプラス(要支援1〜要介護5対応)へ移行することも可能です。夫の状態とご本人の気持ちに合わせて、無理のない形から始める設計になっています。
✓ ここまでのポイント
- 老老介護の「限界サイン」を正確に把握することが、最初の一歩
- 夫がデイサービスを嫌がる理由の多くは「楽しみがないイメージ」。体験から始める方法が有効
- 半日型から1日型へ、状態に合わせて段階的に移行できる体制がある
妻が「呼吸できる時間」を作るための4ステップ
では実際に、今日からどう動けばいいのか。介護保険サービスの活用から自宅改修まで、ステップ順に整理します。
動き出し STEP 1
ケアマネジャーへの相談・要介護認定の確認
まだケアマネジャーがついていない場合は、加須市の地域包括支援センターへ連絡することから始まります。すでに要介護認定を受けている場合は、担当ケアマネジャーに「デイサービスを週何回使えるか」「今の介護保険のプランを見直したい」と伝えてみてください。
⚠️ 「申し訳ない」「大げさかもしれない」と遠慮してしまう方が多いのですが、ケアマネジャーへの相談は何度でも無料です。まず電話一本から始めましょう。
動き出し STEP 2
デイサービスの体験利用を申し込む
ケアマネジャーから紹介してもらうか、ご自身で施設に問い合わせて「体験利用」をお願いします。リハスタジオ花咲・リハスタジオプラスでも体験利用をお受けしています。「雰囲気を見てから決めたい」というご要望にも対応しています。
⚠️ 夫が「嫌だ」と言っている場合でも、見学だけでも構いません。実際に施設の空気に触れることで、印象が変わるケースは少なくありません。
動き出し STEP 3
自宅の「危険な場所」を一緒に確認する
デイサービスに通い始めると、施設のスタッフが「ご自宅でこういう場所が危ないかもしれません」と気づいてくれることがあります。浴室の段差、廊下の暗さ、トイレのドアの向き――こういった小さな問題が、転倒事故の原因になることがほとんどです。
介護保険には「住宅改修費」として1人20万円まで(自己負担1〜3割)の補助制度があります。手すり設置・段差解消・引き戸への変更などに使えるこの制度、「知らなかった」という方がまだまだ多いです。
⚠️ 申請にはケアマネジャーの意見書が必要です。また、工事着工前に市への申請が必要なため、「退院直前に急いで発注」という流れは要注意。早めに動き始めることが大切です。
動き出し STEP 4
「妻の時間」を意識してスケジュールに組み込む
夫が週3日デイサービスに通えるようになったら、その時間を「妻のための時間」と決めましょう。病院の受診、友人との昼食、ただゆっくり眠る――何でも構いません。罪悪感を感じる必要はまったくありません。介護者が元気でいることが、在宅介護を長く続けるための最大の条件です。
⚠️ 「夫が施設にいる間、何をしたらいいか分からない」という奥様もいらっしゃいます。最初はそれで十分です。「何もしない時間」を持てるようになるだけで、夜の睡眠の深さが変わったという声をよくいただきます。
「介護×建設×不動産」をまとめて相談できる場所が、加須市にあります
デイサービスに通わせながら、自宅の改修も進めたい。でも、ケアマネジャー・工務店・市役所・銀行と別々に連絡を取るのは、正直しんどい――そういう声を受けて、私たちは介護事業と建設事業を同じ会社で展開しています。
「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という想いが、この会社を始めた出発点です。介護の現場を持ちながら家を建てる工務店というのは、加須市ではまず他にありません。ご利用者様のご自宅を見て、介護の動線を理解した上で手すりの位置を決められる――これが私たちの一番の強みだと思っています。
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
施設長の渡邊 隆浩も、「ご利用者様がいつまでも自宅で生活を続けられて、ご家族と楽しく過ごせる日常をサポートしたい」という思いでスタッフと向き合っています。大規模チェーン型の施設とは違う、アットホームな空気がリハスタジオプラスにはあります。
建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)と宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)を持ち、介護事業(地域密着型通所介護)と合わせて業界経験21年の実績があります。「デイサービスの相談をしていたら、自宅の手すり工事まで一緒に進められた」という声が、私たちの目指す形です。
まとめ:「助けて」と思った日が、変化の始まりでいい
「老老介護、助けて」と感じた日は、弱さではありません。それだけ一生懸命やってきた証です。そして、その日が「変化のスタート」になっていいのだと、私たちは考えています。
一人で抱え込まず、まずは一つだけ動いてみる。ケアマネジャーへ電話する、デイサービスを見学してみる、手すりの相談をしてみる――どれか一つで十分です。
加須市・加須近郊で、デイサービスの見学・体験利用のご希望、自宅のバリアフリー改修のご相談など、どんな小さなことでもお気軽にお声がけください。「何から話したらいいかも分からない」という状態でも、一緒に整理していきます。
📞 まずはお電話でも構いません:0480-53-7288(受付:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
✉️ メールでのご相談はこちらから:お問合せ
株式会社ホープシード(埼玉県加須市南町6-15)は、「この街で いつまでも 心地良い暮らしを」という思いを胸に、介護・建設・不動産のワンストップ体制で加須市の皆様のそばにいます。一人で悩まず、ぜひご相談ください。