「アットホームな雰囲気です」――デイサービスや介護施設のパンフレットを見ていると、ほぼ必ずと言っていいほど目に入る言葉ですよね。でも、ふと立ち止まって考えてみると、「アットホーム」って、具体的に何がどう違うんだろう?と思いませんか。
春の加須は、風が柔らかくてどこか穏やかです。田んぼのあぜ道を散歩するお年寄りの姿、縁側でお茶を飲むご夫婦――そんな日常の光景が当たり前のように続いてほしい、そう願いながら私たちは毎日仕事をしています。
この記事では、「アットホームな介護」という言葉の本当の意味を、はじめて介護に向き合う方にも分かりやすくお伝えします。加須市で介護と建設と不動産を一緒に手がける私たちだからこそ見えてきた、地域に根ざしたケアの形を、ぜひ最後まで読んでみてください。
📋 この記事でわかること
- 「アットホームな介護」という言葉の本当の意味と、見極め方
- 加須市でホープシードが大切にしている介護の現場のこと
- デイサービスと住まいのバリアフリー改修を組み合わせる理由
- はじめての方が「最初の一歩」を踏み出すためのヒント
こんな方におすすめ
- ✅ 親のためにデイサービスを探しているが、どこも同じに見えてしまう方
- ✅ 「アットホーム」と謳っている施設が実際にどう違うのか知りたい方
- ✅ はじめて介護に向き合う50〜60代の子世代の方
- ✅ 親に「施設には行きたくない」と言われて困っている方
- ✅ 介護とあわせて自宅のバリアフリー化も考えたい方

「アットホーム」は、雰囲気のことだけじゃない
チラシやホームページで「アットホームな施設です」と書いてあっても、「なんとなく温かそう」くらいにしか伝わらないことが多いですよね。でも私たちが考えるアットホームとは、雰囲気づくりではなく、関わり方そのもののことです。
たとえば、ご利用者様が「今日は体がしんどい」とつぶやいたとき。マニュアル通りに記録票に書き込んで終わりにするのか、それとも「昨日と何か違いましたか?」と声をかけて、ちょっと腰を落として目を合わせるのか。この小さな積み重ねが、毎日の居場所としての安心感をつくっていくんだと思っています。
リハスタジオプラスの施設長・渡邊は、こんなふうに話しています。
「ご利用者様の『喜びがあふれる姿』を見ることが、私自身の活力になっています。体を動かす喜び、誰かとお話できる喜び――その瞬間に立ち会えることを、仕事のやりがいとして大切にしています」
渡邊 隆浩(リハスタジオプラス 施設長)
大規模なチェーン型施設では、スタッフが数十人いて、利用者の顔と名前が一致しないこともあります。一方、私たちのような地域密着型の小規模施設では、「昨日○○さんが話していたお孫さんの話」「先週よりも右足の踏み出しが安定してきた」という一つひとつのことを、毎日顔を合わせるスタッフ全員が共有できます。これが、私たちの考える「アットホームの実体」です。
加須市の介護の現実:3.3人に1人が65歳以上の街で
加須市の高齢化率は31.5%(2025年時点)。全国平均の約29%を上回り、3.3人に1人が65歳以上という現実があります。しかも、1世帯あたりの人員は2.3人で、独居・老老世帯がどんどん増えています。
つまり、「夫婦ふたりで暮らしているが、どちらかが倒れたら……」「遠くに住む子どもたちには頼れない……」という状況が、加須では決して珍しくないということです。
この地域の実情を踏まえると、「アットホームな介護」が求められる背景も見えてきます。大きな施設に送り込まれて番号で管理されるような感覚ではなく、「ここに来れば、私のことを知っている人がいる」という安心感こそが、在宅生活を続ける力になるんです。
私たちが運営する半日型デイサービス「リハスタジオ花咲」と、1日型の「リハスタジオプラス」は、どちらも加須市の地域密着型通所介護として、加須市民の方だけを対象にしています。地域限定だからこそ、「あのご家族も利用されているよ」「先生(かかりつけ医)も知っているよ」という、地元のネットワークで支えられる環境があります。
✓ ここまでのポイント
- 「アットホーム」とは雰囲気の話ではなく、一人ひとりへの関わり方そのもの
- 加須市は高齢化率31.5%、老老世帯が増加中で「地域に根ざした介護」の需要が高い
- 地域密着型だからこそ生まれる顔なじみの安心感が、在宅生活継続を支える
「来るのが楽しみ」になる場所を、どうやってつくるか
親御さんに「デイサービスに行ってみない?」と提案したとき、「そんなところ行きたくない!」と言われて途方に暮れた経験のある方は、きっと少なくないと思います。
「介護施設=老人扱いされる場所」というイメージは、なかなか根強いものです。だからこそ私たちは、「来ることが目的」ではなく、「来たら何か楽しいことがある」という場所にすることにこだわっています。
リハスタジオ花咲では、機能訓練だけでなく「チャレンジクラス」として月2回の外出レクリエーションを実施しています。大宮盆栽美術館、秩父34観音巡り、いちご狩り、深大寺(神代植物公園)、菖蒲グリーンセンターなど、県内外のさまざまなスポットへ出かけます。
「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
「公園の季節の花を見に行く事ができ、日課だった散歩ができるのは嬉しい」
リハスタジオプラス ご利用者様
「今だからできる新しいチャレンジ」を、スタッフが一緒に楽しむ。それが、ご利用者様にとって「また来週も行きたい」という気持ちを育てる一番の近道だと実感しています。
また、リハスタジオプラスには天然ミネラル岩塩入りの浴槽があります。「温泉みたいで気持ちいい」という声も多く、お風呂の時間を心待ちにしているご利用者様もいらっしゃいます。自宅のお風呂に一人で入るのが不安な方にとっても、施設での入浴は心身のリフレッシュになっています。
「住まい」を整えることが、アットホームな介護を完成させる
デイサービスで充実した時間を過ごしても、帰宅後の自宅が段差だらけで転倒リスクが高ければ、在宅生活は続きません。「施設でのケア」と「自宅の環境整備」はセットで考える必要があります。
私たちホープシードは、介護事業と建設業を同時に手がけているため、介護現場の動線を知った上での住宅改修が得意です。「手すりをどこにつけると移動しやすいか」「車いすが曲がりやすい廊下の幅はどのくらいか」――これは、実際に介護の現場を持っている会社でないとなかなか分からない視点です。
「介護リフォームは、お体の状態をよく知ってからでないと、本当に必要な改修ができません。デイサービスでご利用者様の動き方を見ているからこそ、『この方にはここに手すりが必要だ』と具体的に提案できるんです」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
介護保険の住宅改修費は、1人あたり上限20万円(自己負担1〜3割)の制度があります。手すりの設置・段差の解消・滑り止め・引き戸への変更・トイレ・浴室・玄関スロープなどが対象です。「制度のことがよく分からなくて……」という方も、ケアマネージャーとの調整から申請書類の手続きまで、私たちが一緒にサポートしますのでご安心ください。
介護リフォームの流れ STEP 1
現状のお体の状態と自宅の構造を確認する
デイサービスの担当スタッフとケアマネージャーが連携し、ご利用者様の歩行・入浴・排泄の動線を把握します。自宅への訪問調査も行います。
⚠️ ご本人の状態を知らないまま「とりあえず手すりをつけておこう」という施工では、かえって使いにくくなることがあります。
介護リフォームの流れ STEP 2
介護保険の住宅改修費の申請準備をする
ケアマネージャーに意見書を依頼し、市への事前申請を行います。退院後に急いで対応が必要な場合も、スピード対応で進めます。
⚠️ 施工前の申請が必要です。工事を先に始めてしまうと、保険が適用されない場合があります。
介護リフォームの流れ STEP 3
施工・完成・使い方の確認
自社施工で丁寧に工事を進め、完成後はご本人・ご家族と一緒に使い勝手を確認します。退院後すぐに使える状態に整えます。
⚠️ 施工後に「思っていた位置と違う」とならないよう、事前のすり合わせを丁寧に行います。
まず「一度来てみること」が、すべての始まり
「アットホームな介護」という言葉を、実感するには言葉よりも体験が一番です。私たちのデイサービスは、体験利用を歓迎しています。「お試しで来てみたら、思っていたより楽しかった」と、その後に本利用に移られた方はたくさんいらっしゃいます。
加須市での介護のこと、自宅の段差や手すりのこと、退院後の準備のこと、将来の実家のこと――どんな小さな疑問でも、まずはお気軽にご連絡ください。介護のこと、住まいのこと、すべて同じ窓口で話を聞かせていただきます。
電話は平日・土曜日の 8:30〜18:00、祝日は 9:00〜18:00 に対応しています(日曜定休)。
「この街で、いつまでも心地良い暮らしを」。その想いを一緒に形にしていきましょう。


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