「介護」と聞いて何から手をつけますか?最初に読むべき入門ガイド
年が明けてお正月に実家へ帰省した時、あるいはゴールデンウィークに久しぶりに親の顔を見た時——「あれ、なんだか歩き方が変わった」「去年より動きが遅くなった気がする」と感じた方は少なくないはずです。
埼玉県加須市は、3.3人に1人が65歳以上というデータが示すとおり、全国平均を上回るペースで高齢化が進んでいます。それでも「まだ大丈夫だろう」「介護の話を切り出すのは失礼かな」と思って、気づいたら限界ギリギリになっていた——そんなご家族を、私たちはこれまで何度も見てきました。
この記事では、「介護」という言葉を聞いて頭が真っ白になってしまった方のために、状況別に「最初の一手」を整理しました。「何から始めればいいか分からない」という方こそ、ぜひ最後まで読んでみてください。
こんな方におすすめ
- ✅ 親の様子が気になり始めたが、介護について何も知らない方
- ✅ 「要介護」「要支援」という言葉は聞いたことがあるが、手続きの流れが分からない方
- ✅ 東京など遠方から加須市の親を介護していて、平日に動けない方
- ✅ 退院日が迫っているのに自宅の準備が何もできていない方
- ✅ 親がデイサービスを嫌がっていて、どう説得すれば良いか悩んでいる方

①「なんか変だな」と感じた時——まず確認すべき3つのサイン
介護が必要になるのは、ある日突然ではなく、小さなサインが積み重なった結果であることがほとんどです。次のような変化が見られたら、早めに動き始めるサインだと思ってください。
サイン1:転倒・ヒヤリハットが増えた
玄関の上がり框、浴室の段差、夜中のトイレへの移動。加須市のような戸建て中心の住宅では、段差だらけの家で暮らしていることも珍しくありません。「こないだ廊下で転びそうになった」という話が出たら、要注意です。
サイン2:入浴の頻度が減った・食欲が落ちた
「最近お風呂に入っていない」「食事を作らなくなった」は、身体機能の低下だけでなく、意欲低下や認知機能の変化のサインであることもあります。
サイン3:会話がかみ合わない・同じ話を繰り返す
認知症の初期症状は家族が最初に気づくケースが多いです。「物忘れが増えた」だけでなく、「今日が何日か分からなくなった」「外出後に道に迷った」という変化も見逃さないようにしましょう。
このいずれかに当てはまるなら、次のステップへ進むタイミングです。
②「要介護認定」の申請——誰に何をお願いすればいい?
介護保険サービスを使うためには、まず「要介護認定」を受ける必要があります。手順は意外とシンプルです。
STEP1:加須市役所または地域包括支援センターに連絡する
本人または家族が申請できます。「どこに電話すればいいか分からない」という方は、加須市役所の介護保険課(0480-62-1111)が窓口になります。地域包括支援センターに相談するのも良い方法です。
STEP2:認定調査を受ける
市の調査員が自宅に来て、本人の心身の状態を確認します。この時、普段の状態を正確に伝えることが大切です。「良いところ」を見せようとしてしまう方が多いのですが、普段困っていることを正直に伝えましょう。
STEP3:ケアマネージャーを決める
認定が下りたら、ケアマネージャー(介護支援専門員)を選びます。この方が今後のサービス調整の中心になりますので、「話しやすい方」「地域の事情に詳しい方」を選ぶことをおすすめします。
申請から認定まで通常1ヶ月程度かかります。退院などで時間的な余裕がない場合は、「暫定利用」という形でサービスを先行利用する方法もありますので、ケアマネージャーに相談してみてください。
✓ ここまでのポイント
- 転倒・入浴頻度の低下・会話のかみ合わなさは、早期に動き始めるサイン
- 介護保険を使うには「要介護認定」の申請が最初の一歩。加須市役所か地域包括支援センターに連絡する
- 認定まで約1ヶ月かかるため、気になり始めたら早めに動くことが重要
③「退院まで2〜3週間しかない!」——急を要する状況の対処法
脳梗塞や大腿骨骨折での入院後、「退院日が決まったが自宅の準備が全然できていない」という状況は、実は非常に多いケースです。病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)から「そろそろ退院に向けて動き始めてください」と言われても、何をどこに頼めばいいのか分からないまま時間だけが過ぎていく——。
この場合、優先すべきことを3つに絞ります。
優先①:ケアマネージャーの選定(または既存ケアマネへの連絡)
退院後に必要なサービスのコーディネートを担う方です。まだいない場合は、地域包括支援センターを通じて探せます。
優先②:自宅の安全対策工事(手すり・段差解消)
介護保険の「住宅改修費」は1人あたり20万円が上限(自己負担1〜3割)で、手すりの取り付けや段差解消などが対象です。ただし工事前にケアマネージャーの意見書と市への事前申請が必要なため、時間のない中での段取りがポイントになります。
私たちホープシードは建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)を持ちながら、介護現場も運営しています。だからこそ、ケアマネージャーやMSWとの連絡調整から保険申請のサポート、そして退院日に間に合う施工まで、スピード感を持って一貫対応できるのが強みです。「業者を探す時間がない」という方こそ、まずご相談ください。
優先③:退院後に通えるデイサービスの確保
退院直後はリハビリの継続がとても重要です。自宅に帰ってからも、身体機能を維持・回復する場を確保しておきましょう。
④「デイサービスなんて行きたくない」と言われたら
親御さんが「施設には行きたくない」「老人扱いされるのは嫌だ」とおっしゃる場面、本当によくあります。その気持ちは、決して我儘ではありません。住み慣れた家と地域で暮らし続けたい、という思いは、誰しもが持っている自然な感情です。
大切なのは、「デイサービス=リハビリをしに行く場所」というイメージを変えることです。
私たちの「リハスタジオ花咲」では、機能訓練だけでなく「チャレンジクラス」という月2回の外出レクリエーションを行っています。盆栽美術館、秩父34観音霊場巡り、いちご狩り、深大寺(神代植物公園)など、現役時代に行けなかった場所へのお出かけが楽しみになっている方も多くいます。
「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
「公園の季節の花を見に行く事ができ、日課だった散歩ができるのは嬉しい」
リハスタジオプラス ご利用者様
「楽しみができた」「ここに来ると顔なじみに会える」——そういう動機でデイサービスに通い始める方が、実際に一番長く続いています。まずは体験利用から気軽に始めていただけますので、「本人が乗り気でない」という段階でも、一度ご相談いただければと思います。
⑤「介護」が落ち着いた後の実家問題——看取り後に直面すること
介護を懸命に続けて、最後を看取った後。ようやく一息ついたと思ったら、今度は「誰も住まなくなった実家をどうするか」という問題が待っています。
解体すべきか、リフォームして賃貸に出すべきか、売却すべきか。兄弟間で意見が分かれることも多く、「誰に相談すればいいのか」という状態になりがちです。
ホープシードは宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)も保有しており、建設業と不動産仲介の両方を一つの窓口でご相談いただける体制を整えています。親御さんの介護中からお付き合いのある業者が、そのまま実家の建替えや売却まで担当できる——これは、新しく信頼できる業者を一から探す手間が省けるということでもあります。
「介護が終わったら全部終わりではなく、住まいの問題がその後に続く」という現実を、私たち自身が介護現場を持つからこそ、肌感覚で理解しています。
まとめ:「何から手をつければいい?」には、答えがあります
「介護」という言葉を前に立ち止まってしまうのは、情報が多すぎて「全部やらなければ」と感じてしまうからかもしれません。でも実際は、状況によって「最初の一手」は決まっています。
- 変化のサインに気づいたら → 要介護認定の申請
- 退院が迫っているなら → 自宅改修とデイサービスの手配を同時進行
- 本人が嫌がっているなら → 「楽しみ」から始める体験利用
- 実家の今後を考えるなら → 介護から不動産まで一括で相談できる窓口へ
加須市で介護×建設×不動産のワンストップ対応をしているのは、私たちホープシードの大きな特徴です。「どこに相談していいか分からない」という方こそ、まず一度お声がけください。代表の伊澤をはじめ、各スタッフが同じ目線でお話を伺います。
電話でのご相談は 0480-53-7143 まで。メールでのお問合せはお問合せフォームからどうぞ。どんな小さな疑問でもお気軽にご連絡ください。

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