通所介護とは?デイサービスとの違いをはじめての家族向けに整理

家族向け案内 C1介護の基礎知識

「先生から『通所介護を検討してみては』と言われたんですが、デイサービスとは違うんですか?」

病院のソーシャルワーカーさんや担当のケアマネージャーさんと話した後、こんなふうに混乱してしまったご家族からのご相談が、最近とても増えています。介護の世界は横文字や略語だらけで、はじめて飛び込んだ方には正直わかりにくい。今回はそこを丁寧に整理したいと思います。

私たち株式会社ホープシードは、埼玉県加須市で2つのデイサービス施設(リハスタジオ花咲・リハスタジオプラス)を運営しながら、介護リフォームや不動産のご相談まで一体でお受けしています。「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という思いを出発点に、地域のみなさまの在宅生活を長く支えたい――そんな願いを持って、日々走り続けています。

この記事では、「通所介護ってなに?」「デイサービスとは別物なの?」というご疑問にはじめての方でも理解できるようにお答えします。加須市での暮らしを長く続けたいご本人、そして遠方や仕事中でも親御さんのことが心配なご家族様、ぜひ最後まで読んでみてください。

こんな方におすすめ

  • ✅ 「通所介護」と「デイサービス」の違いが分からないご家族様
  • ✅ はじめて介護認定を受けて、次のステップに迷っている方
  • ✅ 親御さんに「施設は嫌だ」と言われて悩んでいる50〜60代の方
  • ✅ 加須市内でデイサービスを探しているが、どこを選べばよいか分からない方
  • ✅ 退院後すぐにリハビリを始めたい・在宅復帰を急いでいるご家族様

「通所介護」と「デイサービス」は、実は同じもの

まずここから整理しましょう。結論から言ってしまうと、「通所介護」と「デイサービス」は同じサービスを指しています

「通所介護」は介護保険法に定められた正式な制度名称です。一方「デイサービス」は日常的に使われる通称。ちょうど「脳血管疾患」と「脳卒中」の関係に似ていて、医療や福祉の現場では正式名称が使われ、ご家族や地域の方々にはなじみのある呼び名が広まっている、というわけです。

ケアマネージャーさんが「通所介護を使いましょう」と言ったとき、「デイサービスに通いませんか」と言っているのとまったく同じ意味です。「うちの親に通所介護?施設に入れるということ?」と心配になった方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで日中だけ施設に通い、夜は自宅に戻るサービスですので安心してください。

ただし、似た名前で中身が異なるサービスもいくつかあります。次で整理します。

似ているけど違う「通所リハビリ(デイケア)」との差

「通所介護(デイサービス)」と混同されやすいのが、「通所リハビリテーション(デイケア)」です。こちらは病院や老人保健施設が運営するもので、医師の指示のもとで理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの専門職がリハビリを行うサービスです。

一方の通所介護(デイサービス)は、介護士や生活相談員を中心に、入浴・食事・レクリエーション・機能訓練などを提供します。「医療的リハビリ」か「生活支援+機能訓練」かという大きな違いがあります。

退院直後で医師の管理下でのリハビリが必要な時期は通所リハビリ(デイケア)が向いていることもありますし、在宅生活が安定してきたら通所介護(デイサービス)に切り替えるケースもよくあります。どちらが適しているかはケアマネージャーさんと相談するのが一番です。

また、私たちが運営する「リハスタジオ花咲」は機能訓練に特化したデイサービスです。ICカード管理の個別マシン訓練、レッドコード、ヨガ要素を取り入れたストレッチなど、「通所介護の枠のなかでできるリハビリ」を最大限に充実させています。「デイケアほどの医療的管理は不要だけど、しっかり体を動かしたい」という方にとって、選択肢のひとつになれると思っています。

✓ ここまでのポイント

  • 「通所介護」と「デイサービス」は同じサービスの正式名称と通称。混乱しなくて大丈夫です。
  • 「通所リハビリ(デイケア)」は医師・リハ職が主体の別サービス。医療的管理の必要度で使い分けます。
  • 通所介護にも機能訓練特化型・リラクゼーション型など、施設ごとに特色があります。

「半日型」と「1日型」どちらが親に合う?

通所介護には、大きく分けて半日型(午前・午後のみ)と1日型(日中まるごと)の2種類があります。

私たちの場合、この2つを別々の施設で運営しています。

リハスタジオ花咲(半日型・機能訓練特化)は要支援1〜要介護3の比較的軽度の方を中心に、短時間でギュッと中身の濃いプログラムを提供しています。「まだそんなに介護は必要じゃないけど、体の衰えが気になる」「外に出る機会を作りたい」というご利用者様に向いています。利用者さんからはこんな声もいただいています。

「クロスワードから体操・マシン運動など短い時間ですが、大満足。足湯のほっこりした時間が嬉しい」

リハスタジオ花咲 ご利用者様

リハスタジオプラス(1日型・リラクゼーション&生活支援)は要支援1〜要介護5まで幅広く対応しています。入浴(天然ミネラル岩塩入りの浴槽で、まるで温泉のような気分)、手作り昼食、午後のレクリエーションまで、日中を施設でゆったり過ごしていただきます。老老介護で「介護する側も疲れ果てている」というご家庭にとって、奥様が一息つける「レスパイト(休息)」の時間にもなっています。

「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」

リハスタジオプラス ご利用者様

「最初は花咲で半日から慣れていただき、状態が変わったらプラスへ」という移行も、私たちは同じグループ内でスムーズに対応できます。ケアマネージャーさんからも「状態に合わせて使い分けられて助かる」とありがたい言葉をいただいています。

「施設には行きたくない」と言われたら

デイサービスをご提案すると、「施設なんか行かなくていい」「まだそんな年じゃない」と強く拒否されるご本人様は少なくありません。これはとても自然な反応です。「介護施設」という言葉に、どこかネガティブなイメージを持ってしまうのは無理もないことだと思います。

私たちが大切にしているのは、「同じ目線で接すること」です。「お世話してあげている」という上からの構図ではなく、ご利用者様と一緒に笑って過ごす場所でありたい。施設長の渡邊も「利用者の方々のさまざまな喜びがあふれる姿を見ることが、この仕事のいちばんのやりがい」と話しています。

花咲では月2回、「チャレンジクラス」という外出レクリエーションを実施しています。盆栽美術館・秩父34観音巡り・いちご狩り・神代植物公園(深大寺)など、「現役のときは忙しくて行けなかった場所」に10人規模のスタッフと一緒に出かけます。

「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」というお声をいただいているように、「施設に通う」ではなく「楽しいことをしに行く」感覚で来てくださる方が増えています。まずは体験利用から、気軽に始めていただけます。

介護リフォームとセットで考えると、在宅生活がぐっと長くなる

デイサービスを上手に活用しながら、もう一つ忘れてほしくないのが自宅の環境整備です。

どれだけ施設でしっかりリハビリをしても、帰宅した家の玄関に段差があれば転倒リスクは日常にあります。浴室が滑りやすければ、お風呂に入ることが怖くなってしまいます。体の状態と住まいの環境を同時に整えることが、在宅生活を長く続けるための本質だと私たちは考えています。

株式会社ホープシードは、建設業許可(埼玉県知事 般-29 第71135号)を持ち、手すり設置・段差解消・浴室バリアフリー化・引き戸への変更など、介護保険の住宅改修費(20万円枠・自己負担1〜3割)を活用した工事を自社施工で対応しています。

私たちが他の工務店と少し違うのは、実際に介護現場を運営しているからこそ「利用者さんの体の動かし方」「介護する側の動線」がリアルに分かること。図面だけを見て工事するのではなく、「この廊下は車椅子でこう動く」「ここに手すりがあれば奥様の介助負担がこれだけ減る」という視点でご提案できます。

退院まで2〜3週間しかない、という緊急対応のご相談もお受けしています。ケアマネージャーさんや病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)さんとの調整から申請手続きまで、一緒に動きます。

まとめ:「通所介護=デイサービス」、あとは選び方と組み合わせ

改めて整理すると、通所介護=デイサービスです。どちらも同じサービスを指す言葉ですから、言葉で混乱する必要はありません。大切なのは、ご本人の状態・ご家族の生活・自宅の環境に合ったサービスをうまく組み合わせること。

加須市は高齢化率が31.5%を超え、3.3人に1人が65歳以上という地域です。同じ悩みを抱えるご家族様がたくさんいらっしゃいます。「うちだけがこんなに大変なんだろうか」と孤独に感じることがあれば、ぜひ一度、私たちに話してみてください。

介護のこと、自宅のリフォームのこと、将来的な実家の売却や建替えのこと――ひとつの窓口でまとめてご相談いただける体制を整えています。「もう大丈夫ですよ」と言える存在でありたいと、スタッフ一同思っています。

お電話でのご相談は 0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00、祝日 9:00〜18:00)まで。
メールやウェブフォームからは お問合せ ページよりお気軽にどうぞ。体験利用のご予約も承っております。

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