「リハビリは苦しいもの」――そんな思い込みが、実は在宅復帰を遠ざけているかもしれません。
厚生労働省の調査(2022年「介護保険事業状況報告」)によると、通所リハビリテーションの利用を途中で中断するケースのうち、「意欲の低下・本人の拒否」が理由に挙げられる割合は全体の30%以上にのぼります。頑張れば頑張るほど続かない……その矛盾を解く鍵が、じつは「楽しさ」にあるのです。
加須市で介護デイサービスと介護リフォームをワンストップで提供している株式会社ホープシードの代表・伊澤雄馬です。今回は「なぜ楽しいリハビリが科学的に効くのか」「どんな場所を選べば続けられるのか」を、現場の実感と数字を交えながらお話しします。
📋 この記事でわかること
- 「楽しさ」がリハビリの効果を高める科学的なメカニズム
- 続けられるデイサービスに共通する3つの特徴
- 介護度別・加須市での施設選びの具体的な判断基準
- 通所リハビリと住宅改修を組み合わせる「二刀流」の考え方
こんな方におすすめ
- ✅ 親がデイサービスを「行きたくない」と言って困っている方
- ✅ リハビリを始めたが、なかなか続かずに悩んでいるご家族様
- ✅ 加須市内でご利用者様に合ったデイサービスを探しているケアマネージャー様
- ✅ 退院後のリハビリ先と自宅環境の整備を同時に考えたい方
- ✅ 「楽しみながら機能を維持したい」と思っているシニアご本人

「楽しさ」は気分の問題ではなく、脳科学の問題
「楽しければ頑張れる」は精神論ではありません。脳神経科学の分野では、ドーパミンが分泌される環境では運動学習の定着速度が最大2倍程度になるという研究報告が複数あります(日本神経科学会関連資料より)。ドーパミンとは「やる気・喜び・報酬」に関わる神経伝達物質で、楽しいと感じる活動をしているときに活発に分泌されます。
つまり「楽しいリハビリ」は、単に続けやすいだけでなく、筋力・バランス・歩行能力そのものの回復を加速させる環境でもあるのです。
逆に「義務感でこなすリハビリ」はどうでしょう。ストレスホルモン(コルチゾール)が優位になり、筋肉の回復を妨げるとも言われています。「あのデイは行きたくない」と親御さんが言い始めたとき、それはわがままでもなく、脳と身体が正直に反応しているサインかもしれません。
「続けられる場所」に共通する3つの条件
ここ数年、加須市内でもリハビリ特化型デイサービスの選択肢が増えてきました。ただ、設備が充実しているかどうかだけで選ぶと、後から「結局続かなかった」というお声をよく聞きます。現場を長く見てきた私たちが感じる「続けられる場所」には、共通して次の3つがあります。
① 目的が「義務」ではなく「楽しみ」に変換されている
リハビリを「やらなければいけないもの」として提示するか、「行けば楽しいことがある」として提示するかで、継続率は大きく変わります。私たちのリハスタジオ花咲では、機能訓練に加えて月2回の「チャレンジクラス」という外出レクリエーションを設けています。大宮盆栽美術館、秩父34観音霊場巡り、いちご狩り、深大寺(神代植物公園)……ご利用者様が「次はどこに行くんだろう」と楽しみにしてくださることで、施設に来ること自体が目的になっていくのです。
② 一人ひとりの「得意なこと」が活かせる
集団体操だけでは、人によっては「自分だけ遅れている」と感じて意欲が落ちます。花咲・プラス両施設では、ICカード管理のマシン訓練を導入しており、ご利用者様一人ひとりの体力・目標に合わせた負荷が自動設定されます。「今日は昨日より5回多くできた」という小さな成功体験の積み重ねが、脳に「楽しい」と認識させ、継続につながります。
③ 人と人との関係が生まれる「居場所」である
一人暮らしの方にとって、デイサービスは家族以外と話せる貴重な場です。「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームがあり、一人暮らしの私にとっては憩いの場」というリハスタジオプラスのご利用者様のお声は、私たちスタッフにとって最も誇りに思う言葉のひとつです。
「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームが盛り沢山。一人暮らしの私にとっては憩いの場」
リハスタジオプラス ご利用者様
✓ ここまでのポイント
- 「楽しい」環境は脳内でドーパミンを分泌させ、リハビリの効果を科学的に高める
- 続けられるデイサービスには「楽しみの設計」「個別対応」「居場所感」の3条件がある
- 「行きたくない」という本人の声は、場所選びを見直すサインとして受け取ることが大切
加須市で「介護度別」に施設を選ぶ判断基準
加須市の高齢化率は31.5%(2025年時点)。3.3人に1人が65歳以上という現実のなかで、「どこに頼めばいいかわからない」という声が増えています。私たちホープシードが加須市に2拠点を持っているのは、まさにこの「軽度から重度まで、住み慣れた地域でつながり続けてほしい」という思いからです。
大まかな目安として、以下のように考えていただくとわかりやすいです。
🏠 一般的なデイサービス選びの落とし穴
- 要介護度が変わるたびに施設を探し直す手間が発生する
- 「リハビリ特化」と「入浴・食事中心」が別施設のため、移行時に本人が環境変化に戸惑う
- 介護サービスと住宅改修が別会社のため、担当者が増えて家族が疲弊する
⭐ ホープシードの場合
- リハスタジオ花咲(半日型・要支援1〜要介護3):リハビリ特化で「軽度のうちから機能維持」を目指す
- リハスタジオプラス(1日型・要支援1〜要介護5):天然ミネラル岩塩入り入浴・手作り昼食・レスパイト対応まで、重度でも自宅生活を継続できる体制
- 介護度が上がっても同じグループ内でスムーズに移行でき、ご本人が「また知らない場所に行かなきゃいけない」という不安を感じずに済む
「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
「楽しいからこそ続く、続くからこそ身体が応える――私はそのサイクルを現場で何度も見てきました。リハビリが『義務』になった瞬間に、効果は半分以下になると感じています。だからこそ、来る理由・楽しみを先に作ることにこだわっています。」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
「通う場所」と「住まいの環境」はセットで考える
どれだけ良いデイサービスを選んでも、帰宅後の自宅環境が危険なままでは在宅生活の継続は難しくなります。転倒事故の多くは「自宅での移動中」に起きており、厚生労働省の人口動態調査(2022年)では、不慮の事故による死亡のうち「転倒・転落」が約8,000件に達し、その大半が高齢者の自宅での事故です。
私たちホープシードが「介護事業」と「建設業」の両方を持っているのは、この問題に真剣に向き合うためです。デイサービスのスタッフが日々見ているご利用者様の歩き方・動作の癖・危ない場面を、そのまま建設担当者に共有して住宅改修に反映できる――これは加須市内でも他にはない強みだと自負しています。
退院から在宅復帰までの流れ STEP 1
入院中のご家族様からのご相談受付
退院日の2〜4週間前にご連絡いただければ、ケアマネージャー様・医療ソーシャルワーカー様と連携しながら、必要な住宅改修の内容を現地確認した上でプランを提案します。
⚠️ 介護保険の住宅改修費(上限20万円・自己負担1〜3割)を使うには、着工前にケアマネの意見書と市区町村への申請が必要です。退院当日では間に合わないケースが多いため、早めのご相談が肝心です。
退院から在宅復帰までの流れ STEP 2
退院日に合わせたスピード施工
手すり設置・段差解消・浴室の滑り止め・引き戸への交換など、優先度の高い工事を退院日に間に合うよう自社施工で完了させます。
⚠️ 大手リフォーム会社では「小規模な介護改修は後回し」になることがあります。私たちは介護現場を本業として持っているため、1万円規模の小工事でも誠実に対応いたします。
退院から在宅復帰までの流れ STEP 3
退院後すぐにデイサービスへつなぐ
自宅の環境が整ったら、退院後のリハビリをリハスタジオ花咲またはプラスで継続。施設と住まいの両方を同一グループで管理するため、家族が複数の業者と連絡を取る手間が生まれません。
⚠️ 退院直後は本人の体力が落ちていることが多く、環境変化のストレスがかかりやすい時期です。「顔なじみのスタッフがいる安心感」を最初から作れるよう、体験利用もお気軽にご相談ください。
「楽しいリハビリ」を選ぶための最終チェックポイント
チェックポイント①:「機能訓練だけ」で終わっていないか
設備の充実度だけで選ぶと、「マシンに乗るだけ」になりがちです。利用者が「また来たい」と思える「体験・楽しみ・つながり」が設計されているかを確認しましょう。
✅ 株式会社ホープシード:月2回の外出レク「チャレンジクラス」(盆栽美術館・秩父観音巡り・いちご狩りなど)をリハスタジオ花咲で実施。「今だからできる新しいチャレンジ」を大切にしています。
チェックポイント②:介護度が変わったときにどうなるか
要介護度が上がるたびに施設を探し直すのは、本人にも家族にも大きな負担です。「軽度から重度まで同じグループ内で対応できるか」を確認しましょう。
✅ 株式会社ホープシード:花咲(半日型・軽度向け)からプラス(1日型・要介護5まで対応)へのスムーズな移行体制を整備。加須市の地域密着型事業者として、ご利用者様の長期的な在宅生活を支えます。
チェックポイント③:住まいの相談も一緒にできるか
リハビリと住まいの改修を別々に相談すると、情報の共有漏れが起きて「改修したのに使いにくい」という事態になりかねません。
✅ 株式会社ホープシード:建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)・宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)を保有。介護サービスから住宅改修・不動産相談まで、加須市内で唯一に近いハイブリッド体制でワンストップ対応しています。
まとめ:「続けられる場所」が、最後まで自宅で暮らせる力になる
「楽しいリハビリ」は甘やかしではありません。脳が喜ぶ環境が、運動機能の回復を加速させ、社会とのつながりを保ち、結果として在宅生活を長く続ける力に変わる――それが科学と現場の両方が示している答えです。
加須市で「この街でいつまでも心地良い暮らしを」続けていただくために、私たちホープシードはデイサービス・住宅改修・不動産相談を一つの窓口でお引き受けしています。「どこに相談すればいいかわからない」という状況で、まず一本電話をくださるだけで構いません。
「孤独死をなくしたい、高齢者が住み慣れた自宅で最後まで笑顔でいられる地域を作りたい――それが私たちの出発点です。楽しいリハビリの場所を選ぶことは、その第一歩だと思っています。」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
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