「老人ホームを探し始めたけれど、本人がどうしても嫌だと言って…」——そんなご相談を受けるたびに、私たちはまずこう聞くようにしています。「自宅で続けるための選択肢、一度きちんと整理しましたか?」と。
施設入所の検討を「後退」だとは思いません。でも、じつは「施設に入るしかない」という状況の多くは、ほんの少しの環境改善と仕組みづくりで、まだ在宅が続けられる状態だったりします。それを知らずに、焦って施設を選んでしまうケースを、私たちは何度も見てきました。
今日は、普段あまり表に出さない「私たちが在宅継続にこだわる理由」と、その裏側にある具体的な仕組みを、正直にお話しします。
📋 この記事でわかること
- 「施設しかない」と思う前に確認したい、在宅継続を阻む本当の原因
- 介護リフォームとデイサービスを組み合わせるホープシード流のアプローチ
- 介護保険の住宅改修費20万円枠の賢い使い方
- 加須市で「家で暮らし続ける」を現実にするためのワンストップ相談体制
こんな方におすすめ
- ✅ 親に「施設には行きたくない」と言われて困っている方
- ✅ 自宅の段差やお風呂が心配で、転倒リスクを減らしたい方
- ✅ 介護保険の住宅改修費の使い方がよくわからない方
- ✅ 老老介護が限界に近づいていて、でも施設は避けたいと感じている方
- ✅ 加須市で介護とリフォームをまとめて相談できる窓口を探している方

「施設しかない」と思ったとき、実は何が起きているのか
率直に言います。「もう施設しかないかな」という判断が出てくるとき、その背景にはたいてい三つのことが重なっています。
一つ目は、自宅の環境が身体の変化に追いついていないこと。脳梗塞の後遺症や大腿骨骨折の手術後、歩き方や体の使い方が変わるのに、家の中の段差・浴槽の高さ・トイレの手すりの位置がそのままになっている。これが転倒リスクを生み出し、「家は危ない」という印象につながります。
二つ目は、介護する側の体力・精神的な余裕が底をついていること。老老介護のご家庭では、80代の奥様が毎日ご主人の入浴を一人で抱えているケースも珍しくありません。ご本人は「家にいたい」、配偶者は「もう限界」——この二つの気持ちが、施設選びを急がせる大きな要因です。
三つ目は、「相談できる場所がバラバラすぎる」こと。ケアマネさん、市役所、リフォーム業者、デイサービス……それぞれに連絡を取りながら方針をすり合わせるのは、50〜60代の子世代でも相当な負担です。仕事をしながら親の介護に動こうとしても、「誰に聞けばいいか分からない」状態では前に進めません。
逆に言えば、この三つが解決されれば、施設入所を焦る必要はないケースが多い。そのことを、私たちは介護現場と建設現場の両方を持っているからこそ、肌で感じています。
実はここにこだわっています——介護現場を知る建設業者の視点
ホープシードが「介護リフォーム」に取り組むとき、普通のリフォーム業者とは少し違う視点で現場を見ています。
私たちは同時に、加須市内でデイサービス「リハスタジオ花咲」「リハスタジオプラス」を運営しています。だから、日常的に要介護の方の動き方・体の使い方・転倒が起きやすい状況を目の当たりにしています。「この動線に手すりがあれば」「ここの段差さえなければ」という気づきが、現場から自然と積み重なっているんです。
「介護リフォームは、工事が終わってからが本番だと思っています。改修後にご利用者様が実際にその動線で動けているか、デイの送迎時にも確認できるのが私たちの強みです。大手にはこの視点は出せないと自負しています。」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
例えば、浴室のバリアフリー化一つとっても、単に手すりをつけて段差をなくせばいいわけではありません。その方が浴槽をまたぐときにどちらの足で踏ん張るか、介助者が立つスペースは確保されているか、濡れた床で滑らないための素材選びは——こうした細かい判断は、日々の介護現場があるからこそできることです。
また、建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)と介護保険住宅改修費の申請実務の両方に対応できるため、ケアマネさんが必要とする意見書連携から、工事完了後の報告書作成まで一括でサポートできます。「業者探しから始めなければならない」という手間を、できる限り省く体制を整えています。
介護保険の住宅改修費20万円枠——正直に言うと「使い方次第」です
よく「介護保険で20万円もらえると聞きましたが」というご相談をいただきます。正確に言うと、住宅改修費として上限20万円まで(自己負担1〜3割)が支給される制度で、手すりの取り付け・段差解消・滑り止め・引き戸への取り替えなどが対象です。
ただ、正直に申し上げると、この20万円の使い方には「戦略」があります。
住宅改修 STEP 1
現状の生活動線を把握する
まず「どこで転倒リスクが高いか」「どの動線が一番使われているか」を確認します。玄関・廊下・浴室・トイレ・寝室の導線を一つひとつ確認し、優先順位をつけることが出発点です。
⚠️ 「とりあえず手すりをつけておけばいい」という感覚で工事すると、本当に必要な箇所に枠を使えなくなることがあります。20万円は1人1生涯(原則)の制度なので、慎重な計画が大切です。
住宅改修 STEP 2
ケアマネジャーとの連携・書類準備
住宅改修費の申請には、ケアマネジャーの理由書(意見書)が必要です。工事前に申請を行わないと保険が適用されないため、「退院日が決まった→急いで業者を探す」という流れでは手続きが間に合わないこともあります。
⚠️ 入院中に退院日が決まった場合は、できるだけ早く担当ケアマネさんかMSW(医療ソーシャルワーカー)にご連絡ください。私たちも連携して対応します。
住宅改修 STEP 3
施工・完了報告・支給申請
工事完了後、写真と完了報告書を揃えて市区町村に申請します。支給決定後、自己負担分を除いた費用が還付されます。
⚠️ 工事前の「事前申請」が必要なケースがほとんどです。工事を先に進めてしまうと、保険適用外になる場合がありますのでご注意ください。
✓ ここまでのポイント
- 「施設しかない」という状況の多くは、環境整備と仕組みで在宅継続が可能なケースが含まれている
- 介護現場を持つ建設業者だからこそ、動線・身体機能・介助のしやすさを踏まえたリフォーム提案ができる
- 住宅改修費20万円枠は「使い方の戦略」と事前申請のタイミングが重要
「デイサービスには行きたくない」——その一言の裏にあるもの
もう一つ、正直にお伝えしたいことがあります。
「親がデイサービスを嫌がる」というご相談、本当に多いんです。「老人扱いされるのが嫌」「知らない人たちの中に入りたくない」「もう自分には何もできない、という気持ちになりそうで怖い」——言葉にはしなくても、そういう感情が根っこにあることが多い。
私たちがリハスタジオ花咲で特に力を入れているのが「チャレンジクラス」と呼ぶ月2回の外出レクリエーションです。盆栽美術館・秩父34観音巡り・いちご狩り・神代植物公園(深大寺)など、県外を含む本物の体験の場に、スタッフと一緒に出かけます。
これ、「楽しいイベント」という側面だけじゃなくて、「まだ自分にできることがある」という自己効力感を取り戻す場として設計しています。デイに来る「目的」が生まれると、通うことへの抵抗感が自然と薄れていく。それを何度も見てきた経験から、このプログラムを大切にしています。
「利用者の方が『今月はどこに行くの?』って目を輝かせて聞いてくださる瞬間が、本当にうれしくて。機能訓練も大切だけど、『楽しみ』がある暮らしこそが、その方の元気の源だと思っています。」
渡邊 隆浩(リハスタジオプラス 施設長)
「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
「公園の季節の花を見に行くことができ、日課だった散歩ができるのは嬉しい」
リハスタジオプラス ご利用者様
加須市で「介護×建設×不動産」をワンストップで相談できる理由
加須市は高齢化率31.5%、3.3人に1人が65歳以上という地域です。持ち家・戸建て中心の住宅構造で、「家に住み続けたい」という気持ちが特に強い地域性があります。
そのニーズに応えるために、ホープシードが選んだ形が「介護×建設×不動産のハイブリッド体制」です。
🏠 一般的な対応(それぞれ別の業者)
- デイサービスはA事業所、リフォームはB業者、不動産はC不動産——窓口が分散し、連携が取れない
- 退院後のリフォームが間に合わない、ケアマネとの調整が遅れるリスク
- 親が亡くなった後、「実家をどうするか」を相談できる相手が誰もいない
⭐ ホープシードの場合
- デイサービス(花咲・プラス)→ 介護リフォーム → 実家の建替え・売却まで、同じ会社に相談できる
- ケアマネ・MSWとの連携調整も一括対応。退院日に間に合うスピード施工が可能
- 宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)保有で、相続後の不動産相談も対応
施工実績は加須市を中心に、さいたま市・久喜市・春日部市・越谷市・羽生市など埼玉県内広域、さらに群馬県玉村町・栃木県小山市まで広がっています。ウェブサイトには12件の施工事例を掲載していますが、介護リフォームから新築・フルリフォームまで、住まいに関することであれば幅広く対応しています。
まとめ——「施設を決める前に、一度だけ電話してみてください」
老人ホームへの入所が「間違い」だとは思いません。状況によっては、それが最善の選択肢になることもあります。ただ、「自宅で続ける選択肢を、きちんと検討したか」——そこだけは、後悔のないように確かめてほしいんです。
私たちは「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という思いから、この事業を始めました。住み慣れた家で、家族と過ごせる時間を一日でも長く。その願いを支えるために、介護・建設・不動産という三つの機能を一つにしています。
「うちの親は施設しかないかな」と思い始めたとき、まず私たちに話してみてください。相談だけでも構いません。一緒に、今の状況を整理するところから始めましょう。
加須市・久喜市・羽生市など近隣エリアからのご相談も歓迎しています。お電話でもWebからでも、お気軽にどうぞ。
📞 お電話はこちら:0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
💬 Webからのお問い合わせ:お問合せ
株式会社ホープシード|埼玉県加須市南町6-15


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