C4家族・介護する人の悩み

加須で在宅看取り ― 「家で逝きたい」を叶えた家族の体験記

「お父さん、施設には絶対に行かない、って聞かなくて……」

そんな言葉を、私たちは何度も聞いてきました。本人の強い意志と、家族の「でも、どうすればいいの」という戸惑い。この二つが交差する場所で、私たちホープシードは日々向き合っています。

「自宅で暮らし続けたい」――これは、お年寄りにとって譲れない一線です。長年住み慣れた畳の感触、縁側から見える庭の木、隣近所の声。それを手放すことは、単に「場所を移る」話ではありません。その人らしい人生の続きを諦めることでもあるのです。

この記事では、実際に加須市内で在宅看取りを実現されたご家族の歩みをもとに、「家で最期を迎えたい」という願いをどうやって叶えていくか、具体的なステップとともにお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 「施設には行かない」という親の気持ちを尊重しながら、安全に在宅生活を続けるための考え方
  2. 在宅看取りを現実にするための4つのステップ(デイサービス活用・住宅改修・外部連携・看取りまでの準備)
  3. 介護保険の住宅改修費(20万円枠)を使った自宅バリアフリー化の進め方
  4. 加須市でワンストップ相談できるホープシードの具体的なサポート内容

こんな方におすすめ

  • ✅ 親が「施設には入らない」と言い張っており、どう対応すべきか迷っている方
  • ✅ 老老介護で限界を感じながらも、自宅での生活を続けさせてあげたいと思っている方
  • ✅ 退院後の在宅復帰を控え、自宅の安全対策を急ぎたいご家族
  • ✅ 在宅看取りに関心はあるが、何から始めればいいかわからない方
  • ✅ 加須市・久喜市・羽生市など埼玉県北東部にお住まいの方
加須で在宅看取り ― 「家で逝きたい」を叶えた家族の体験記 | 株式会社ホープシード

「家にいたい」は、わがままじゃない

厚生労働省の「人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査」(2018年)によれば、自宅での療養を希望する人は約70%にのぼります。しかし実際に自宅で最期を迎える方は全体の約13%(同省「人口動態統計」2022年)にとどまり、希望と現実の間には大きな隔たりがあります。

なぜこれほどの差が生まれるのか。「介護力が足りない」「家の構造が危険」「緊急時に対応できない」――こうした理由が重なり、最終的に施設や病院へ移らざるを得ないケースがほとんどです。

でも、だからといって「やっぱり無理」と諦めるのは早い。適切なサポートを段階的に積み重ねれば、在宅生活の継続年数は大幅に延ばせます。そして、その先に看取りまで自宅で過ごせた、という現実が生まれるのです。

「介護リフォームは、工事をして終わりではないんです。その方がどんな動きをするか、どこで転びやすいか、介護現場を知っているからこそ見えてくるものがある。住まいと介護は、本来セットで考えるべきものだと私は思っています。」

伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)

代表の伊澤は、「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という思いを出発点に、介護・建設・不動産を組み合わせた事業を展開してきました。業界経験21年、加須市に根ざしたこの視点が、在宅看取りを「夢物語」から「現実の選択肢」に変えてきました。

ステップで見る「在宅看取り」の実現プロセス

以下は、実際にホープシードが関わったご家族の歩みをもとに構成した、在宅看取りまでの4つのステップです。ご本人・ご家族の状況によって順序や内容は変わりますが、大きな流れとして参考にしてください。

在宅継続 STEP 1:まず「外とつながる場所」をつくる

デイサービスで社会参加と身体機能を同時に守る

「施設は嫌だ」と言う方でも、「デイサービス(通所介護)は施設ではない」と知ると、受け入れてくださるケースが少なくありません。デイサービスは、あくまで昼間だけ出かけて夜は自宅に帰る、「通い」のサービスです。

ホープシードが運営するリハスタジオ花咲(半日型・リハビリ特化)は、身体を動かすリハビリはもちろん、クロスワードや体操、足湯といった楽しいプログラムが揃っており、「ちょっと行ってみようかな」と思いやすい雰囲気を大切にしています。まず体験利用から始めていただけます。

さらに、月2回の「チャレンジクラス」では、大宮盆栽美術館・秩父34観音巡り・いちご狩りなど県外も含む外出レクリエーションを実施。「今だからできる新しいチャレンジ」として、ご利用者様に生きがいの場を届けています。

⚠️ デイサービスを嫌がる場合、「無理に連れて行く」ことは逆効果です。まず体験利用で雰囲気を知ってもらい、本人が「また行ってもいいかな」と感じる入口をつくることが大切です。

在宅継続 STEP 2:自宅の「危険な場所」を一つずつ解消する

介護保険住宅改修費(20万円枠)を活用したバリアフリー化

在宅生活の大きな壁は、住まいそのものの構造です。浴室の段差、廊下の暗がり、トイレへのアクセス――これらは転倒・骨折の温床であり、骨折をきっかけに施設へ移ってしまうご家族も多くいます。

介護保険を使った住宅改修費は、1人につき上限20万円(自己負担1〜3割)の枠が設けられています。この枠で対応できる主な工事は以下の通りです。

在宅継続 STEP 2-詳細

介護リフォームで対応できる主な工事内容

ホープシードでは、自社の介護現場(デイサービス)で日々ご利用者様の動きを見ているスタッフが、リフォームの提案にも関わります。「廊下のどこに手すりをつければ、この方の歩き方に合うか」「引戸にするだけで、奥様の介助負担がどう変わるか」――現場を知るからこその提案ができるのです。

🏠 一般的なリフォーム業者の場合

  • カタログ通りの位置に手すりを設置するだけになりがち
  • 介護動線を考慮した提案が難しい
  • 介護保険申請の手続きをご家族が自分で行う必要がある

⭐ ホープシードの場合

  • デイサービス運営で培った介護動線の知識を設計に反映
  • 手すり・段差解消・引戸化・玄関スロープ・浴室・トイレ改修まで自社施工
  • ケアマネージャーとの連携・介護保険住宅改修費の申請サポートも対応

⚠️ 介護保険住宅改修費の申請には、担当ケアマネージャーの意見書が必要です。申請前に必ずケアマネージャーへご相談ください。退院後など時間が限られている場合は、早めにご連絡いただければスピード対応が可能です。

✓ ここまでのポイント

  • デイサービスは「施設」ではなく「通い」のサービス。体験利用から気軽に始められる
  • 介護保険の住宅改修費(上限20万円)を使えば、自己負担を抑えて自宅のバリアフリー化が可能
  • 介護現場を持つホープシードだからこそ、住まいの改修提案も「介護動線ありき」で考えられる

重度になっても「家にいる」を守るために

要介護度が上がるにつれ、ご本人の自宅での生活を支えることは確かに難しくなります。それでも「家にいたい」という気持ちは変わらない。そのためのカギは、介護する家族の負担をいかに分散するか、です。

在宅継続 STEP 3:家族が「息を吸える時間」を確保する

1日型デイサービスでレスパイト(介護休暇)を

要介護3以上になってくると、入浴介助や食事介助が毎日の課題になります。特に老老介護のご家庭では、配偶者の方が体力・精神力の限界に達してしまうことも。

ホープシードのリハスタジオプラス(1日型・要支援1〜要介護5まで対応)では、ご利用者様に昼食(手作り)・入浴(天然ミネラル岩塩入り)・機能訓練を一日かけてゆっくり提供します。その間、ご家族様は自分の時間を取り戻せます。

「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームが盛り沢山。一人暮らしの私にとっては憩いの場」

リハスタジオプラス ご利用者様

一人暮らしの方でも「憩いの場」と感じてくださるこの雰囲気は、施設長・渡邊隆浩をはじめとするスタッフが「アットホームな日々」を大切にしているからこそ生まれるものです。ご利用者様が「また来たい」と思える場所でなければ、続けることはできません。

⚠️ 重度の方の場合、デイサービスへの移送や乗降介助も重要なポイントです。ご本人の身体状況に合わせた送迎体制が整っているか、事前に確認しておきましょう。

在宅継続 STEP 4:「看取り」を見据えた体制を整える

訪問看護・医療との連携を早めに準備する

在宅看取りを現実のものとするには、医療との連携が不可欠です。かかりつけ医・訪問看護ステーション・ケアマネージャー・デイサービス・住宅改修業者が一つのチームとして動ける体制を、状態が落ち着いているうちに整えておくことが重要です。

ホープシードでは、関連会社・株式会社ライフケアプロジェクトとのグループ連携のもと、外部の医療・介護サービスと繋ぐ調整役として機能します。「ケアマネには相談したけど、工事業者は別に探して……」という連絡先の散乱が、在宅継続を諦める原因の一つになっています。介護・住宅・不動産を一括して相談できる窓口があることで、ご家族様の心理的な負担を大きく減らすことができます。

「介護が必要になってから施設を選ぶのと同じで、住まいの問題も『困ってから』では間に合わないことがある。だから、元気なうちから私たちに声をかけていただきたいんです。一緒に考えますから。」

伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)

「ここに頼んでよかった」と思える相談先を、加須市で

ホープシードは、建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)と宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)を保有し、地域密着型通所介護事業者としてリハスタジオ花咲・リハスタジオプラスを運営しています。

加須市の高齢化率は31.5%(2025年時点)と全国平均を上回り、3.3人に1人が65歳以上という現実があります。「自宅で最期まで暮らしたい」という方は、確実に増えています。しかしそれを支える体制が整っている相談窓口は、まだまだ少ない。だからこそ、私たちはこの地域で、介護と建設と不動産を繋いだワンストップの体制を続けています。

施工実績は加須市をはじめ、久喜市・羽生市・さいたま市・春日部市・越谷市など埼玉県内広域に加え、群馬県玉村町・栃木県小山市にも及びます。介護リフォームから新築・フルリフォームまで、すべて自社施工でご対応します。

まとめ:「家にいたい」を叶えるために、今日できること

「家で逝きたい」という言葉は、決してわがままではありません。住み慣れた場所で、自分らしく最期まで生きることへの、静かで真剣な意思表示です。

その願いを叶えるために必要なのは、一気にすべてを解決しようとすることではありません。デイサービスで「外とつながる場所」をつくり、住宅の危険箇所を一つずつ取り除き、家族が休める時間を確保し、医療と連携した体制を整えていく――この積み重ねが、在宅看取りという現実をつくります。

「何から相談すればいいかわからない」という方こそ、まずお気軽にお電話ください。介護のこと、住まいのこと、相続のことまで、同じ目線で一緒に考えます。

📞 お電話でのご相談:0480-53-7288(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)

💬 フォームからのご相談:お問合せ(24時間受付)

株式会社ホープシード|埼玉県加須市南町6-15

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