「本人が『家にいたい』と言い張るが、もう体が言うことを聞かない。施設に入ってもらうべきか、このまま家で看るべきか……」
「週に何度もデイサービスに連絡を入れ、ケアマネにも相談しているのに、どこに何を頼めばいいのか整理できない」
「退院後にリハビリが必要とは言われたが、介護度が重くなってからも今のデイサービスに通い続けられるのか不安だ」
加須市で介護に向き合っているご家族から、こうしたお声をたびたびお聞きします。本人の「家にいたい」という思いはとても強い。でも現実には、自宅の段差・浴室・トイレが危険で、家族だけでは介護が回らなくなってきている――。この板挟みの苦しさは、経験した方にしかわからないものがあります。
今回の記事では、株式会社ホープシードが加須市内で運営するリハスタジオ花咲(半日型)とリハスタジオプラス(1日型)の2拠点体制を軸に、「在宅生活をいつまでも続けるための具体的な仕組みづくり」についてお伝えします。介護度が軽度の段階から重度になっても、同じグループ内でシームレスに支えられる体制を、できるだけわかりやすくご説明します。
📋 この記事でわかること
- 半日型「花咲」と1日型「プラス」、それぞれの特徴と使い分け方
- 介護度が上がっても在宅生活を続けるための3つの柱(デイ・リフォーム・外部連携)
- 介護保険の住宅改修費(20万円枠)を使ったバリアフリー工事の流れ
- ホープシードならではのワンストップ体制が「家にいたい」願いを支える理由
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市にお住まいの高齢の親御さんの在宅介護を続けたいご家族の方
- ✅ 介護度が重くなってきて、今のデイサービスで対応できるか不安な方
- ✅ 「施設には入りたくない」という本人の意思を尊重したい方
- ✅ 介護保険の住宅改修費の使い方がよくわからない方
- ✅ 老老介護で限界を感じており、少しでも負担を減らしたい配偶者の方

「家にいたい」という願いが叶わなくなる、よくある3つの原因
在宅介護が行き詰まるとき、その背景にはほぼ共通したパターンがあります。一つひとつを整理しておきましょう。
①住宅の構造的なバリア
玄関の段差、浴室の滑りやすい床、トイレの立ち座り困難――こうした「住まいの危険」は、身体能力が低下するほど深刻さを増します。転倒事故が一度起きると、入院・廃用症候群・そのまま施設入所、という流れになりやすいのが実情です。
②家族(特に配偶者)の介護疲れ
老老介護で毎日の入浴介助・トイレ介助をひとりで担っていると、介護する側の体と心が先に限界を迎えます。「夫のことは大切だけれど、もう体が続かない」という言葉を、私たちはこれまで何度も聞いてきました。
③医療・介護・住宅のサポートがバラバラ
訪問看護はA事業所、デイサービスはB施設、住宅改修はC業者、ケアマネはD事務所……と関わる窓口が分散していると、緊急時の連携が取れず、在宅継続が難しくなります。
2拠点体制の全体像 ― 軽度から重度まで一気通貫で支える
ホープシードが加須市内で運営する2つのリハスタジオは、それぞれ明確な役割分担のもとで設計されています。
リハスタジオ花咲(半日型・リハ特化)
要支援1〜要介護3程度の比較的軽度の方を中心に、短時間でリハビリと社会参加を実現する半日型デイサービスです。ICカード管理の個別マシン訓練で一人ひとりの体力・負荷を自動設定するほか、レッドコード・ヨガ要素のストレッチ・トランポリンなど、楽しみながら続けられる機能訓練が充実しています。
また、月2回の外出レクリエーション「チャレンジクラス」は花咲ならではの取り組みで、大宮盆栽美術館・秩父34観音巡り・いちご狩り・深大寺(神代植物公園)など、加須市内外のさまざまな場所へ10人規模のスタッフと一緒に出かけます。「施設に行く」というより「仲間と旅に出る」感覚に近く、デイサービスに抵抗のある方でも自然に通えるようになることが多いです。
「クロスワードから体操・マシン運動など短い時間ですが、大満足。足湯のほっこりした時間が嬉しい」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
この声にあるように、花咲での時間は「こなす訓練」ではなく、小さな喜びの積み重ねです。足湯でほっとひと息つける時間が、また明日も来ようという気持ちにつながっています。
リハスタジオプラス(1日型・要介護5まで対応)
要支援1〜要介護5まで幅広く受け入れる1日型デイサービスです。入浴介助(天然ミネラル岩塩入りの浴槽で温泉気分を味わえます)、手作り昼食の提供、個別リハビリまで、丸一日の生活支援に対応しています。
施設長の渡邊隆浩は、「利用者の方が身体を動かす喜び、お話できる喜びを感じている姿を見ることが何よりのやりがいです。アットホームな雰囲気の中で、ご家族が安心して預けられる場所でありたいと思っています」と話します。重度になっても、同じ顔ぶれのスタッフが変わらず関わり続けるのがプラスの強みです。
✓ ここまでのポイント
- 在宅介護が行き詰まる原因は「住宅バリア」「家族の介護疲れ」「連携不足」の3つに集約される
- 花咲(半日型・軽度向け)とプラス(1日型・重度対応)が役割を分担し、介護度の変化に合わせてシームレスに移行できる
- チャレンジクラスや足湯など「楽しみ」の要素が通所への抵抗感を下げ、継続につながっている
「在宅看取り」を現実にする3点セット
介護度が重くなっても在宅生活を続けるには、デイサービス単体では難しく、3つの要素を組み合わせることが現実的な道筋になります。
在宅継続のための支援 STEP 1
レスパイト目的の1日型デイ(プラス)利用
週3回以上プラスを利用することで、配偶者や家族が「呼吸できる時間」を確保します。入浴・昼食・リハビリをプラスで担うことで、家族の身体的・精神的な消耗を大きく和らげることができます。老老介護で限界を感じていたご夫婦が、週3回の利用を始めてから「続けていける気がしてきた」とおっしゃるケースは少なくありません。
⚠️ 利用日数が週1〜2回では家族のレスパイト効果が十分に得られないことがあります。ケアマネと相談のうえ、適切な利用頻度を設定することが大切です。
在宅継続のための支援 STEP 2
介護保険を活用した自宅のバリアフリー改修
デイサービスと並行して、自宅の「危ない場所」を段階的に解消していきます。介護保険の住宅改修費は、1人あたり20万円(自己負担1〜3割)の枠が設けられており、手すり設置・段差解消・滑り止め・引戸化・浴室・トイレ・玄関スロープなどの工事に適用できます。
ホープシードは建設業許可(埼玉県知事 般-29 第71135号)を保有し、介護事業と建設事業を一体で運営しています。実際のデイサービス現場でご利用者様の身体状況・動線を毎日見ているスタッフが、そのまま住宅改修の提案にあたることができるため、「理論上は使えるが実際には不便な手すりの位置」といった齟齬が起きにくいのが大きな強みです。
⚠️ 住宅改修費の申請にはケアマネジャーの理由書が必要です。「退院日まで2週間しかない」という緊急ケースにも対応できるよう、ご相談はできるだけ早めにいただけると安心です。
在宅継続のための支援 STEP 3
訪問看護・医療連携による体制の整備
重度化が進む段階では、デイサービスと住宅改修だけでなく、訪問看護や主治医との医療連携が不可欠になります。ホープシードのグループ会社・株式会社ライフケアプロジェクトとの連携により、医療・介護の垣根を越えたサポート体制を整えることができます。「在宅看取り」を選択肢として現実的に検討できるよう、早い段階から体制を組み立てておくことが重要です。
⚠️ 在宅看取りの実現には、家族全員の意思確認と主治医・ケアマネとの事前共有が必要です。「そのとき」になってからでは間に合わないケースもあるため、元気なうちからの話し合いをおすすめします。
介護保険住宅改修費の申請 ― ホープシードが一貫してサポートする流れ
「介護保険の住宅改修費という制度は知っているが、どこに何を頼めばいいのかわからない」というご相談は非常に多くいただきます。ここでは実際の流れを簡単にご説明します。
申請サポート STEP 1
現地訪問・状態確認・改修箇所の提案
ケアマネジャーと連携のうえ、ホープシードのスタッフがご自宅を訪問します。ご利用者様の身体状況・生活動線を確認しながら、優先度の高い改修箇所を一緒に検討します。
⚠️ 住宅改修費の対象となる工事は限定されています(手すり・段差解消・滑り止め・引戸化・洋式便器への変更等)。対象外の工事が混在すると、保険適用が複雑になりますので、最初に明確に整理しておくことが必要です。
申請サポート STEP 2
ケアマネ連携・申請書類の準備
ケアマネジャーの理由書・工事費の見積書・改修前の写真などを揃え、市区町村(加須市)への事前申請を行います。ホープシードは介護事業と建設事業が同じグループ内にあるため、書類準備から提出までをスムーズに進めることができます。
⚠️ 事前申請を行わずに工事を着工してしまうと、補助の対象外となります。必ず工事着工前に申請手続きを完了させてください。
申請サポート STEP 3
施工・完了検査・償還払いの手続き
申請が受理されたら工事を着工します。完了後は改修後の写真と領収書を提出し、自己負担分を差し引いた額が後日払い戻されます(償還払い方式)。
⚠️ 20万円の枠は原則1回ですが、要介護度が3段階以上重くなった場合や、転居した場合は再度利用できるケースがあります。詳しくはケアマネまたはホープシードへご確認ください。
「介護現場で毎日ご利用者様の動きを見ているからこそ、『この方はここに手すりがあれば立てる』というのが肌感覚でわかります。住宅改修は図面だけで考えてはいけない、と業界経験21年の中でずっと思ってきました。デイサービスと建設が同じグループにある意味は、まさにそこにあると思っています。」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
まとめ ― 「家にいたい」を諦めない選択肢が、加須にあります
「重度になったら施設に入るしかない」と思い込んでいたご家族が、プラスへの通所と自宅バリアフリー改修を組み合わせることで、在宅生活を大幅に延長できたケースは決して珍しくありません。
ホープシードが大切にしているのは、「本人が住み慣れた家で、家族と笑って過ごせる時間をできるだけ長く守る」ということです。介護度が上がっても同じグループ内でデイサービスの拠点を移行できる体制、介護現場を知ったうえで行う住宅改修、そして関連会社との医療連携――この3点が揃っているのが、加須市内では私たちだけが提供できるワンストップ体制です。
「うちの親はどのサービスが合っているのか」「住宅改修費の枠をどう使えばいいか」「在宅看取りは現実的に可能なのか」――どんな小さな疑問でも、まずお声がけください。一緒に考えます。
📞 お電話でのご相談はこちら:0480-53-7288(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
💬 メールでのお問合せはこちら:お問合せ
株式会社ホープシード(埼玉県加須市南町6-15)では、介護・建設・不動産のご相談をワンストップで承っております。加須市内にお住まいの方はもちろん、遠距離から親御さんの介護を心配されている子世代の方も、お気軽にご連絡ください。