親の物忘れ、認知症?「気のせい」と片付ける前に確認したい3つのサイン

C1介護の基礎知識

結論から言います。「気のせいかな」と思ったそのタイミングが、実は一番大切な気づきの入り口です。

「最近、お父さんの物忘れがひどくなってきた気がする」「お母さん、さっき言ったことをもう忘れてる……」。帰省のたびにそんな場面に出くわし、でも「歳をとればこんなもんかな」「指摘したら傷つけてしまうかも」と、気づかないふりをしてしまう。そのお気持ち、私たちはよく分かります。

埼玉県加須市で、デイサービスと介護リフォームを手がけるホープシードには、「もっと早く相談すればよかった」というご家族からのお声が少なくありません。認知症は早期に気づいて適切にサポートを始めることで、在宅生活の継続期間が大きく変わります。この記事では、見逃しやすい3つのサインと、気づいた後の具体的な一歩をお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 「普通の物忘れ」と「認知症のサイン」を見分けるポイント
  2. 家族が気づくべき3つの具体的なサイン
  3. 「デイサービスを嫌がる親」にどう向き合うか
  4. 気づいてから在宅生活を継続するための現実的なステップ

こんな方におすすめ

  • ✅ 帰省のたびに親の様子が気になり始めた50〜60代の方
  • ✅ 「物忘れなのか認知症なのか」判断がつかずにいるご家族
  • ✅ 加須市内で一人暮らし・老老介護をしている親がいる方
  • ✅ 親をなるべく自宅で暮らし続けさせてあげたいと思っている方
  • ✅ デイサービスや介護リフォームの活用タイミングを知りたい方
親の物忘れ、認知症?「気のせい」と片付ける前に確認したい3つのサイン | 株式会社ホープシード

「普通の物忘れ」と「認知症のサイン」はここが違う

まず押さえておきたいのが、加齢による物忘れと、認知症の初期サインは「性質」が根本的に異なるという点です。

加齢による物忘れは、「ヒントを出せば思い出せる」のが特徴です。たとえば「昨日の夕ごはん、何だっけ?」と聞かれて少し考えれば答えられる。でも認知症の場合は、「夕ごはんを食べたこと自体」が記憶から抜け落ちてしまいます。出来事そのものがすっぽり消える——これが大きな違いです。

加須市の高齢化率は31.5%、3.3人に1人が65歳以上という現状の中、私たちのデイサービスでも認知症傾向のあるご利用者様を多くお迎えしています。「本人も家族も気づかないまま進んでいた」というケースが本当に多い。だからこそ、早めに「サイン」を知っておくことが重要なのです。

確認したい3つのサイン:「ビフォー」の状態を振り返る

ここからが核心です。「以前と比べてこんな変化はないか」という視点で、次の3つを確認してください。

サイン① 同じことを、同じ日に何度も聞く

「さっき聞いたよ」と言いたくなる場面が増えてきた——これは多くのご家族が最初に気づくサインです。加齢による物忘れであれば「あ、そうだったっけ」と少し恥ずかしそうにするものですが、認知症の場合は「聞いた」という事実自体が記憶に残らないため、悪気なく何度でも同じことを繰り返します。

「電話のたびに同じ話をする」「訪問するたびに同じ質問をされる」という場合は、一度を除いてはサインとして受け止めてほしいと思います。

サイン② 日付・曜日・季節感がズレてきた

「今日、何曜日だっけ?」は誰でも言いますが、問題はその頻度と深刻さです。「今日は娘が来る日だよ」と伝えても、1時間後にはすっかり忘れている。冬なのに薄着をしている。お盆の時期なのに「お正月はまだ?」と言う——こうした時間・季節の感覚のズレが目立ってきたら、見逃さないでください。

特に加須市のような車社会のエリアでは、「曜日を間違えてゴミを出す」「病院の予約日を忘れる」といった生活上のトラブルが続く場合、早めに専門機関への相談をおすすめします。

サイン③ 以前は当たり前にできていたことへの無関心・混乱

料理が得意だったお母さんが、突然コンロの使い方で戸惑う。長年家計を管理してきたお父さんが、銀行ATMの操作を何度も間違える。趣味の園芸をぱったりやめた——こうした「以前は当たり前にできていたことへの急激な苦手意識や無関心」が出てきたら、それはサインの可能性が高いです。

本人は「できなくなった」ことを感じていて、だから話題にしたくない、外出したくないという引きこもりにつながることも多い。周囲が気づかない間に、自信と活動の場を少しずつ失っていくのです。

✓ ここまでのポイント

  • 認知症の物忘れは「出来事そのものが消える」のが特徴。ヒントを出しても思い出せない場合は注意が必要
  • 「同じことを繰り返す」「時間感覚のズレ」「できていたことができなくなる」の3つが主要サイン
  • 本人が「できなくなった」ことを自覚しているケースも多く、責めずに観察することが大切

サインに気づいた後:「アフター」を変えるための一歩

では、上記のサインに気づいた後、どう行動すればいいのか。多くのご家族が直面する現実的な壁が「親がデイサービスを嫌がる」という問題です。

「介護施設に行くくらいなら家に閉じこもる方がまし」と最初はすごく嫌がっていたお義父さんが、チャレンジクラスの話をしたら少し顔つきが変わって……今は毎回楽しみにしています」

花咲ご利用者のご家族(60代・女性)

「介護施設=老人扱いされる場所」というイメージを持っている方は本当に多い。だからこそ私たちは、「機能訓練だけではない場所」を作ることにこだわっています。

リハスタジオ花咲では、月2回の「チャレンジクラス」として、盆栽美術館・秩父34観音巡り・いちご狩り・神代植物公園(深大寺)など、現役時代にはなかなか行けなかった場所への外出レクリエーションを10人規模のスタッフと一緒に楽しむプログラムをご用意しています。

「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」

リハスタジオ花咲 ご利用者様

「施設に行かせる」のではなく「本人が行きたいと思える理由を作る」。その視点の転換が、認知症初期の在宅生活を支える大きなカギになります。

気づいてから在宅生活を守るまでの流れ

「サインに気づいた」「デイサービスに慣れてきた」——その次に必要なのが、住まいの安全対策です。認知症が進むにつれて、自宅の段差・浴室・玄関が「転倒リスクの現場」になっていきます。

在宅生活継続 STEP 1

家族で気づきを共有し、地域包括支援センターへ相談

まず「気になる場面」を記録しておき、加須市の地域包括支援センターや主治医に相談することが最初のステップです。要介護認定の申請につなげることで、デイサービスや住宅改修費の介護保険サービスが使えるようになります。

⚠️ 「まだ大丈夫かな」と様子を見続けることで、申請が遅れてサービス利用のスタートが後ろにずれ込むケースが非常に多いです。早めに動くことが本人と家族の両方を守ります。

在宅生活継続 STEP 2

デイサービスへの体験利用で「楽しい場所」の印象づくり

要介護認定が出たら、いきなり通所を決めなくてよいです。まず体験利用で「どんな場所か」を本人に感じてもらうことが大切です。リハスタジオ花咲では体験利用を受け入れており、「クロスワード、体操、足湯……気づいたら楽しんでいた」というご利用者様が多くいらっしゃいます。

⚠️ 家族が「行ってほしい」という雰囲気を出しすぎると逆効果になることも。「一度見学だけ」という軽い誘い方が効果的です。

在宅生活継続 STEP 3

自宅の危険箇所を洗い出し、介護保険を活用した住宅改修

デイサービスと並行して、自宅の安全対策も早めに始めることをおすすめします。介護保険の住宅改修費は1人あたり20万円まで(自己負担1〜3割)が使えます。手すり設置・段差解消・引き戸化・浴室の滑り止めなど、認知症が進んでも安全に動ける環境を整えることが在宅生活の継続年数に直結します。

⚠️ 住宅改修費の申請にはケアマネジャーの意見書と事前申請が必要です。工事を先に始めると給付対象外になるケースがあるため、必ず申請の流れを専門家に確認してから進めてください。

「介護現場でご利用者様の動きを毎日見ているからこそ、『この段差が危ない』『この扉が重いと本人が嫌になる』という感覚で改修の提案ができます。机の上だけで考えた設計とは、ここが根本的に違うと思っています」

伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)

ホープシードが選ばれる理由:介護と建設を「同じ目線」で

加須市内で、デイサービスと介護リフォームを一つの会社で担えるのは、私たちのような体制を持つ事業者だけです。

🏠 一般的な工務店の場合

  • 介護保険の申請に不慣れで、ケアマネとの連携がスムーズでないことも
  • 高齢者の身体特性や動線を十分に把握しないまま施工が進むリスク
  • デイサービスと住宅改修を別々の業者に頼むため、家族の連絡先が増える

⭐ ホープシードの場合

  • デイサービス2拠点(花咲・プラス)を運営しているため、ご利用者様の身体状況・生活動線を日々の現場で把握した上でリフォーム提案ができる
  • 介護保険住宅改修費の申請からケアマネとの調整まで一括でサポート
  • 認知症が進んで要介護度が上がっても、花咲(軽度)からプラス(重度・要介護5まで対応)へスムーズに移行できる2拠点体制
  • 建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)・宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)を保有し、リフォームから将来の不動産相談まで対応可能

認知症の親を抱えるご家族が「ケアマネ、業者、市役所……連絡先が多すぎて疲れた」とおっしゃることは少なくありません。相談窓口が一つにまとまるだけで、ご家族の精神的な負担は大きく変わります。

まとめ:「気のせい」で終わらせないために、今できること

親の物忘れが「認知症のサイン」かどうか、一番のポイントは「以前との変化」を誰かと一緒に確認することです。一人で抱え込まずに、まずご相談ください。

ホープシードでは、デイサービスの体験利用のご相談から、介護リフォームの見積もり、介護保険の活用方法のご説明まで、一度のお問い合わせでまとめてお話しすることができます。「まだ介護認定が出ていない」という段階でも歓迎です。気になることがあれば、どうぞお気軽にお声がけください。

加須市・久喜市・羽生市・行田市など近隣エリアにお住まいのご家族からのご相談も承っております。お電話でのお問い合わせも大歓迎です。

📞 お電話でのご相談:0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)

💻 メール・Webでのご相談:お問合せ

「この街で、いつまでも心地良い暮らしを」——それがホープシードの願いです。サインに気づいたそのタイミングを、どうか大切にしてください。

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