「親が倒れた」と電話 ― 仕事中の自分が今すぐすべき5つのこと

C1介護の基礎知識
「親が倒れた」と電話 ― 仕事中の自分が今すぐすべき5つのこと | 株式会社ホープシード

仕事中に鳴り響く、あの電話

「お母さんが倒れました。今、救急車で病院に向かっています」

デスクの上でスマートフォンが鳴った瞬間、頭が真っ白になる。会議の途中でも、取引先との商談中でも、そんな状況はお構いなしにやってきます。

「今すぐ飛んで行きたい。でも、何をすればいい?」「仕事はどうする?」「このまま入院になったら?退院したら家はどうなるの?」――次々と押し寄せる不安の波に、どこから手をつけていいか分からなくなるのは、あなただけではありません。

加須市でリハスタジオ花咲の施設長を務める私も、ご利用者様のご家族から「あのとき、本当に何も分からなくて」というお話を何度も伺ってきました。だからこそ、今日はその「最初の5つの行動」を、できるだけ具体的にお伝えしたいと思います。

📋 この記事でわかること

  1. 「親が倒れた」と連絡が来たときに、まず取るべき5つの行動
  2. 退院が決まってから自宅改修が間に合わない問題への対処法
  3. 介護保険の住宅改修費(20万円枠)の賢い活用方法
  4. 加須市でワンストップ相談できる体制(介護×建設×不動産)のご紹介

こんな方におすすめ

  • ✅ 仕事中に親の急病・転倒の連絡を受け、何をすべきか分からない方
  • ✅ 東京や都市部から加須市の親の介護を遠距離で対応している方
  • ✅ 退院後の自宅環境をどう整えればいいか知りたい方
  • ✅ 介護保険の住宅改修費の使い方を具体的に把握したい方
  • ✅ ケアマネ・市役所・業者への連絡が分散して疲弊している方

まず「今日中」にすべき3つの連絡

病院から電話が来た直後、多くの方が「とにかく病院へ」と動き出します。それ自体は正解ですが、その前後で押さえておくべき連絡先があります。

緊急行動 STEP 1

搬送先病院に折り返し電話し、状況を確認する

救急搬送の場合、電話してきたのが救急隊員であれば、搬送先病院を必ず確認してください。「今から向かいます」と伝えつつ、「病院の代表番号」と「担当する診療科・病棟」を聞き取っておくと、到着後の手続きがスムーズになります。

⚠️ 「取り急ぎ電車で向かう」だけでは、到着時に病院内を迷いやすくなります。スマートフォンのメモに搬送先・診療科・担当医の名前を残しておきましょう。

緊急行動 STEP 2

会社への連絡と、兄弟・親族への一斉共有

あなた一人がすべてを抱え込まないためにも、兄弟・親族には早い段階で状況を共有しましょう。LINEグループがあれば活用し、「今日中に病院に行く人」と「明日以降フォローできる人」を確認しておくだけで、後のタスク分担が格段に楽になります。

⚠️ 「自分が何とかしなければ」という責任感から、一人で動き続けると燃え尽きます。遠距離介護こそ、役割分担の設計が命綱になります。

緊急行動 STEP 3

もし「かかりつけのケアマネ」がいるなら、今日中に連絡を

すでに介護認定を受けていてケアマネが付いている場合は、入院の事実を早めに伝えましょう。ケアマネは入院中の情報共有や、退院後のサービス調整の中心を担います。連絡が遅れると、退院日が決まってから一気に段取りが必要になり、とても間に合わないケースが出てきます。

⚠️ まだ介護認定を受けていない場合は、入院中に「要介護認定の申請」を進めることができます。病院の医療ソーシャルワーカー(MSW)に「退院後の介護サービスを検討したい」と早めに相談してください。

✓ ここまでのポイント

  • 搬送先病院・診療科・担当医を必ず記録しておく
  • 兄弟・親族への早期共有で、一人抱え込みを防ぐ
  • ケアマネがいれば今日中に、いなければ病院のMSWに退院後の相談を開始する

退院は「2〜4週間後」が現実。自宅改修はいつ動けばいい?

「退院日が決まりました。2週間後です」という連絡が来てから、自宅の段差・手すり・浴室を改修しようとすると、正直ギリギリです。場合によっては退院日に間に合わないことさえあります。

だからこそ、入院が確定した段階で、住宅改修の準備を並行して動かしておく必要があります。

緊急行動 STEP 4

「介護保険の住宅改修費」の申請準備を入院中から始める

多くの方が「退院してから考えよう」とされますが、介護保険の住宅改修費(1人あたり最大20万円、自己負担1〜3割)を使うためには、ケアマネの作成する「理由書(意見書)」と施工前の現地確認が必要です。退院後に動き始めると、申請から工事完了まで数週間かかってしまうことも。

花咲施設長として日々感じているのは、「退院支援はスピードが命」だということです。ご利用者様の中にも、退院後すぐ自宅に戻れるよう、入院中に手すりの設置や段差の解消が完了していたことで、安心してデイサービスに通い始められたケースが何度もありました。

「介護リフォームって、退院してから考えるものだと思っていたんです。でも、入院中に動き始めていただいたことで、退院の日に安全な家で迎えることができました。あの決断が、その後の在宅生活を大きく変えてくれたと思っています」

ご家族様のご感想(60代・女性)

株式会社ホープシードは、建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)を取得した自社施工の工務店です。介護の現場を日常的に運営しているからこそ、「利用者がどんな動作で転倒しやすいか」「どこに手すりがあれば負担が減るか」を体感として知っています。大手にはなかなか対応してもらえない小規模な介護リフォームこそ、私たちが本当に力を入れている分野です。

「介護の現場を知らずに住宅だけ直しても、使われない手すりになってしまうことがある。私たちが介護事業を同時に持っているのは、まさにそこを避けるためです。ご利用者様の動きを毎日見ているスタッフが、工事の提案に関わる ― それがホープシードにしかできないことだと思っています」

伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)

「施設には行きたくない」と言う親に、どう向き合うか

退院後の自宅生活を支えるには、住宅の安全対策だけでは足りません。日中のケア体制、リハビリ、社会参加の場が必要になります。でも、多くの親御さんは「デイサービスなんて嫌だ」とおっしゃいます。

これは決して本人のわがままではなく、「老人扱いされる」という恐怖と、「知らない場所への不安」が重なった、とても自然な感情です。

私たちリハスタジオ花咲では、まず「体験利用」から始めていただくことをおすすめしています。半日だけ、お試しで来てみる。機能訓練はもちろん、クロスワードや体操、足湯でほっこりできる時間、そして月2回の「チャレンジクラス」と呼ぶ外出レクリエーション。盆栽美術館、氷川神社、いちご狩り、秩父の観音霊場、深大寺……現役時代にはなかなか行けなかった場所へ、スタッフと一緒に出かけていただきます。

「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」

リハスタジオ花咲 ご利用者様

「デイサービスに行く」のではなく、「楽しみに出かける」という感覚に変わったとき、親御さんの表情が変わります。それを何度も目の当たりにしてきたのが、花咲施設長としての私の一番大切な経験です。

「一つの窓口」で相談できることの、本当の価値

緊急行動 STEP 5

介護・住宅改修・不動産を「同じ会社」に相談できる窓口を確保する

仕事をしながら遠距離介護をされているご家族にとって、最大の負担は「連絡先の多さ」です。ケアマネ、市役所、工務店、不動産会社、銀行――それぞれに電話し、説明を繰り返す。平日の昼間しか繋がらない窓口に、仕事の合間に電話をかけ続ける。これが積み重なると、本当に疲弊してしまいます。

株式会社ホープシードは、デイサービス(リハスタジオ花咲・プラス)、建設・リフォーム業(建設業許可取得済み)、不動産仲介(宅地建物取引業許可:埼玉県知事(1)第23447号)を一社で担っています。加須市内では、これだけの体制を持つ事業者はほとんどいません。

「今は親の退院準備。数年後には親の実家をどうするか」という長い時間軸を、ずっと同じ窓口で相談し続けられる。それが私たちの一番大きな強みだと、自負しています。

🏠 一般的な対応(複数業者に個別相談)

  • ケアマネ・工務店・不動産会社それぞれに別々に連絡が必要
  • 業者ごとに状況説明を繰り返す手間がかかる
  • 介護と住宅の連携が取れず、使いにくい改修になりやすい

⭐ ホープシードの場合(ワンストップ体制)

  • 介護・建設・不動産を一社に集約、説明は一度でOK
  • 介護現場を知るスタッフが住宅改修を提案するため、実際の生活動線に即した施工が可能
  • 退院後のデイサービス受け入れまでシームレスに繋げられる

まとめ ― 「あのとき知っていれば」と思わないために

「親が倒れた」という電話は、突然やってきます。でも、今この記事を読んでいるあなたはもう、最初の5つの行動を知っています。

  1. 搬送先・診療科・担当医を記録し、病院に折り返す
  2. 兄弟・親族に状況を共有し、役割分担を決める
  3. ケアマネ(またはMSW)に早めに連絡し、退院後の準備を開始する
  4. 住宅改修の手配を入院中から並行して動かす
  5. 介護・建設・不動産を一括相談できる窓口を確保する

加須市を中心に活動する私たちリハスタジオ花咲・株式会社ホープシードは、「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という想いを出発点に、介護と住まいの両方から在宅生活を支えています。退院準備の相談、介護保険住宅改修費の活用方法、デイサービスの体験利用――どんな小さな疑問でも、どうか一人で抱え込まずにご連絡ください。

「もう大丈夫ですよ」と言える存在でありたい。それが、私たちスタッフ全員の願いです。

まずはお電話でも、ウェブからでも、お気軽にどうぞ。あなたとご家族の状況を一緒に整理させてください。

📞 お電話はこちら:0480-53-7143(月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)

💬 お問合せ(24時間受付中)

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