加須で太陽光と蓄電池 ― 災害時も介護電源を止めない備え

C3住宅改修・リノベーション

先日、加須市内にお住まいの50代の娘様からこんなご相談をいただきました。「父が在宅酸素療法を使っていて、昨年の大雨のとき停電が数時間続いたんです。あのときは本当に怖くて。太陽光と蓄電池を入れたいんですが、介護のことをわかってくれる工務店に相談したくて……」。

そのひと言が、とても刺さりました。太陽光・蓄電池の相談は電気屋さんや量販店でもできる時代です。でも「在宅介護中の停電リスク」という視点で一緒に考えてくれる業者は、なかなかいない。だから私たちホープシードが、この話をちゃんと書いておかなければと思いました。

📋 この記事でわかること

  1. 在宅介護中に停電が起きると、具体的に何が危険になるか
  2. 太陽光発電+蓄電池の「自立運転機能」が介護現場でどう役立つか
  3. 施工前後でご家族の不安がどう変わったか(ビフォーアフター)
  4. 加須市で補助金・介護保険と組み合わせる方法と相談窓口

こんな方におすすめ

  • ✅ 在宅酸素・吸引器・電動ベッドなど医療・介護機器を使っているご家族がいる方
  • ✅ 加須市や埼玉北部エリアで太陽光発電・蓄電池の設置を検討している方
  • ✅ 停電時の介護電源をどう確保すればよいか知りたい方
  • ✅ バリアフリー改修と合わせてまとめてリフォームを考えている方
  • ✅ 介護のことを理解している工務店に相談したい方
加須で太陽光と蓄電池 ― 災害時も介護電源を止めない備え | 株式会社ホープシード

停電が起きたとき、介護の現場で何が止まるか

加須市は東北自動車道や国道125号が走る平野部の街ですが、近年の気象変動で「数時間単位の停電」が決して珍しくなくなっています。そして在宅介護の現場では、停電は単なる「不便」ではありません。

たとえば――

  • 在宅酸素濃縮器:電源が切れると酸素供給が止まり、呼吸困難につながる恐れがある
  • 電動ベッド・介護用リフト:動かせなくなり、体位交換や移乗ができない
  • 吸引器・ネブライザー:痰の吸引ができず、誤嚥性肺炎のリスクが高まる
  • 夜間の照明:転倒リスクが跳ね上がる(高齢者の夜間転倒は骨折の主要原因)
  • 真夏の冷房停止:熱中症。特に要介護の方は体温調節が難しい

「数時間なら大丈夫でしょう」――そう思いたい気持ちはよくわかります。でも実際に停電を経験したご家族から聞く言葉は決まってこうです。「あの数時間が、一番怖かった」。

「介護の現場を毎日見ているからこそ、停電リスクへの感覚が違うんです。機器が動き続けることが、そのまま命綱になっている方がいる。だから私たちは太陽光と蓄電池を、ただの省エネ設備としてではなく『在宅介護のライフライン』として提案しています」

伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)

ビフォー:「あのときの恐怖が忘れられない」── 施工前の状態

冒頭でご紹介した娘様のご家庭。施工前の状況を少し詳しくお伝えします。

お父様(当時81歳)はCOPD(慢性閉塞性肺疾患)で在宅酸素療法を使用。要介護2で、リハスタジオプラスに週3回通いながら、自宅での生活を続けていました。夜間は電動ベッドを使い、奥様(77歳)が中心になってケアをされていた典型的な老老介護の状況です。

停電が起きたのは昨年の夏。雷雨による瞬間的な停電でしたが、復旧まで約4時間かかりました。酸素濃縮器のバッテリーバックアップは2時間程度しかなく、その後は携帯用の小型ボンベで対応。娘様が駆けつけたときには、奥様がパニック状態になっていたといいます。

「電気が止まるたびに、次は本当に大丈夫かって思うんです。業者さんに太陽光の見積もりをもらったことはあるけど、介護のことを全然わかってくれなくて……」

そんなご相談から、私たちとのお付き合いが始まりました。

✓ ここまでのポイント

  • 在宅介護中の停電は「不便」ではなく「命に関わるリスク」になりえる
  • 酸素濃縮器・電動ベッド・吸引器など、電源依存の機器は思いのほか多い
  • 停電を経験したご家族ほど、早期の備えを後悔している

提案:介護現場を知る工務店だから考えられた「電源設計」

私たちが最初にしたのは、お父様が使っている機器リストと消費電力の確認でした。太陽光・蓄電池の営業では「何kWhの蓄電池が必要ですか?」という話になりがちですが、私たちが知りたいのは「停電中、最低限動かし続けなければいけない機器は何か」です。

在宅酸素濃縮器(約150W)、電動ベッド(約200W)、照明・冷暖房の最低限分を合わせると、夜間8時間で概算2〜3kWh前後が必要になります。これを踏まえて、以下の構成を提案しました。

電源設計 STEP 1

現状の消費電力・機器リストの整理

医療・介護機器の使用ワット数を一覧化。ケアマネジャーさんと連携して、夜間に絶対に止めてはいけない機器を特定します。

⚠️ ここを省略すると「せっかく蓄電池を入れたのに容量が足りなかった」という事態が起きます。スペックだけで選ぶのは危険です。

電源設計 STEP 2

太陽光パネルの容量と設置位置の確認

加須市の戸建ては南向き切妻屋根が多く、太陽光の発電条件は比較的恵まれています。自家消費優先の設計で、余剰電力を蓄電池に充電するシステムを構成します。

⚠️ 屋根の形状・築年数・耐荷重によっては補強工事が必要なケースがあります。事前の現地確認は必須です。

電源設計 STEP 3

蓄電池の「自立運転コンセント」の配置設計

停電時に蓄電池から電力を供給できる「自立運転専用コンセント」を、酸素濃縮器・電動ベッド近くに設置。夜間停電でも自動で切り替わる仕組みにします。

⚠️ 分電盤からの配線工事が必要になる場合が多く、後付けで「コンセントが届かない」という事態を防ぐために事前の配線計画が重要です。

電源設計 STEP 4

バリアフリー改修との同時施工で工事コストを最小化

太陽光・蓄電池の設置工事とあわせて、廊下の手すり設置や浴室の段差解消(介護保険住宅改修費20万円枠が使えます)を同時施工することで、足場費用や職人の往来コストを削減できます。

⚠️ 介護保険の住宅改修費を使う場合は、事前にケアマネジャーへの報告と申請書類の準備が必要です。着工前の手続きを忘れると保険が使えなくなります。

アフター:「夜に安心して眠れるようになった」── 施工後の変化

施工から約3ヶ月後、娘様からメッセージをいただきました。

「先週また雷雨があって、近所が停電したらしいんです。でも我が家は全然気づかなかったって母が言ってて(笑)。自動で切り替わっていたみたいで。父も母も、本当に安心したと言っています。これをもっと早くやっておけばよかったと思ってます」

施工後に変わったことを、具体的に並べてみます。

🏠 施工前

  • 停電のたびにご家族がパニック状態に
  • 携帯用酸素ボンベの在庫管理・交換が常に不安
  • 夜間の停電は特に対応が取れない
  • 娘様が遠方から駆けつける必要があった

施工後(太陽光+蓄電池+自立運転設計)

  • 停電時も自動切替で酸素濃縮器・電動ベッドが稼働継続
  • 日中の電気代が大幅に削減(発電量の約60〜70%を自家消費)
  • 奥様が「夜に安心して眠れる」と話してくださった
  • 手すり・廊下段差解消も同時施工で、お父様の移動も安全に

「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」

リハスタジオプラス ご利用者様

プラスで週3回通われているお父様は、施設でのリハビリと入浴を楽しみながら、自宅ではより安全で安心できる環境で過ごされています。デイサービスでの日中と、自宅での夜間。その両方をトータルで支えることが、私たちホープシードの目指す姿です。

加須市で太陽光・蓄電池を選ぶときに確認したい3つのこと

チェックポイント①:「自立運転機能」付きの蓄電池か確認する

蓄電池には「停電時に自立運転できるもの」と「連系運転専用で停電時に使えないもの」があります。介護目的で導入するなら、必ず自立運転機能付きを選んでください。

✅ ホープシード:ご利用者様の介護機器リストを確認した上で、自立運転コンセントの配置まで含めた電源設計を行います。

チェックポイント②:介護保険住宅改修費との同時申請を検討する

太陽光・蓄電池自体は介護保険の対象外ですが、同時に行う手すり設置・段差解消・引き戸化などは介護保険住宅改修費20万円枠(自己負担1〜3割)の対象です。一度の工事でまとめることで、足場費用の節約にもなります。

✅ ホープシード:建設業(埼玉県知事許可 第71135号)と介護事業の両方を持つため、ケアマネジャーとの連携から保険申請のサポートまで一括対応できます。

チェックポイント③:屋根の状態・耐荷重を事前に確認する

加須市の住宅は築30〜50年の戸建てが多く、屋根の状態によっては補強が必要な場合があります。太陽光パネルの設置前には必ず現地調査を受けてください。

✅ ホープシード:新築から建替え・フルリフォームまで手がける自社施工の工務店として、屋根の状態を正確に診断した上でご提案します。

まとめ:「電気が止まらない家」が、在宅介護を続ける土台になる

太陽光発電と蓄電池は「電気代を安くするもの」というイメージが強いですが、在宅介護の現場では「命をつなぐインフラ」になりえます。介護事業と建設事業の両方を持つホープシードだからこそ、医療・介護機器の電源設計とバリアフリー改修をセットで考えられる。そこが私たちの強みです。

「うちの親は今はまだ大丈夫」と思っているうちに備えることが、一番大切です。停電を経験してからでは遅い。そしてその準備は、今すぐ相談するだけで始められます。

加須市・久喜市・羽生市・行田市など埼玉北部エリアで、太陽光・蓄電池の導入やバリアフリー改修をお考えのご家族様、まずはお気軽にお声がけください。デイサービスの体験利用についても、同時にご相談いただけます。

📞 お電話でのご相談:0480-53-7143(受付:月〜土 8:30〜18:00)

💻 メールでのお問合せ:お問合せ

施工実績は埼玉県内(加須市・さいたま市・久喜市・春日部市ほか)を中心に12件以上を公開中。太陽光・蓄電池の設置から介護リフォーム、デイサービスの体験利用まで、ホープシードが「介護×建設×不動産」のワンストップでご家族を支えます。

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