C3住宅改修・リノベーション

149. 収納を増やすリフォームのアイデア|デッドスペース活用と造り付け収納

「夫のお風呂、もう一人では限界で…」「浴室の段差が怖くて、入浴の回数がどんどん減っています」「転んだらどうしようと思うと、夜も眠れない」

加須市内でご高齢のご主人を在宅で介護されているご家族から、こういったご相談をいただくことが増えています。脳梗塞の後遺症による歩行困難、浴室の段差、そして奥様お一人では支えきれない入浴介助——。この三つが重なったとき、日常の入浴は「危険と隣り合わせの時間」になってしまいます。

この記事では、株式会社ホープシード代表の伊澤幸子が、ある一日の業務の流れを追いながら、この悩みにどう向き合い、どんな解決策をご提案しているのかをお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 自宅浴室の段差・滑りやすさが引き起こす転倒リスクの実態
  2. 1日型デイサービスと自宅バリアフリー改修を「二段構え」で進める具体的な手順
  3. 介護保険の住宅改修費20万円枠の活用方法と工事の注意点
  4. 加須市で介護×建設をワンストップで対応できる理由

こんな方におすすめ

  • ✅ 脳梗塞や骨折などで歩行が不安定なご主人・奥様を在宅で介護されている方
  • ✅ 自宅の浴室が古く、段差や滑りやすさが心配な方
  • ✅ 介護保険の住宅改修費(20万円枠)の使い方がよくわからない方
  • ✅ デイサービスとリフォームを一緒に相談できる窓口を探している方
  • ✅ 加須市内または近隣にお住まいで、親の在宅介護に直面している50〜60代の方
149. 収納を増やすリフォームのアイデア|デッドスペース活用と造り付け収納 | 株式会社ホープシード

朝8時30分、一日が始まる前に「今日のご相談」を確認する

毎朝、伊澤が出社して最初にすることは、その日に入っているご相談の内容を確認することです。この日の午前中には、加須市内にお住まいの70代の奥様からのお問い合わせがありました。内容はこうでした。

「84歳の夫が脳梗塞の後遺症で歩行が難しくなり、お風呂に一人で入れなくなりました。私が支えようとするのですが、夫の体重を受け止めきれず、先日も浴槽のふちで滑りかけて…。最近は週に一度しか入浴できていません」

伊澤はこの相談書を読みながら、すぐに二つのことを考えます。一つは「今の浴室のどこが危ないか」、もう一つは「この奥様の体力が、介助をあと何年続けられるか」です。

「入浴の回数が減っているというのは、単なる不便の話ではないんです。身体を清潔に保てないことで皮膚トラブルが起きたり、血行不良が進んだり、何より『気持ちよく過ごせる時間』が失われていく。介護の現場を日々見てきた私には、その重さが痛いほどわかります」

伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)

業界経験21年、介護と建設の両方を手がけてきた伊澤だからこそ、この問いに「家の改修」と「デイサービスの活用」の両面から答えることができます。

午前中の現地調査——「浴室の危険」は現場を見て初めてわかる

午前10時、伊澤はスタッフと一緒に奥様のお宅へ向かいます。加須市内は車社会型の地域で、現地調査も車での移動が中心です。

玄関から浴室まで案内してもらうと、すぐにいくつかの危険ポイントが目に入ります。

浴室バリアフリー化 STEP 1

現状の危険箇所を「動線」で確認する

脱衣室から浴室への段差(この日は約15cm)、タイル床の滑りやすさ、浴槽のまたぎ高さ(約55cm)、手すりが一本もない壁面——これらを、実際にご主人が移動する動線に沿って一つひとつ確認します。介護現場を持つ工務店ならではの視点で、「この段差では歩行器が引っかかる」「ここに縦手すりがないと立ち上がりの補助ができない」といった具体的な問題が見えてきます。

⚠️ 図面や写真だけで判断すると、実際の使いやすさと大きくズレることがあります。必ず利用者本人の動きを見ながら確認することが重要です。

浴室バリアフリー化 STEP 2

介護保険の住宅改修費(20万円枠)で何ができるかを整理する

住宅改修費は、要介護・要支援認定を受けた方が対象で、上限20万円(自己負担1〜3割)の補助が受けられます。対象となる工事は、手すりの取り付け・段差解消・滑り防止の床材変更・引き戸への変更などです。この日の現場では、浴室入口の段差解消、すのこ状の滑り止め床材への変更、縦横2本の手すり設置が優先事項として挙がりました。

⚠️ 工事前にケアマネジャーを通じて市区町村への事前申請が必要です。工事を先に始めてしまうと、補助の対象外になることがありますので注意が必要です。

浴室バリアフリー化 STEP 3

自己負担で上乗せする「安心の追加工事」を検討する

20万円枠に収まりきらない部分——たとえば浴槽の交換や、脱衣室の暖房設備(ヒートショック対策)——は、自費での追加リフォームとして提案します。ホープシードは老後の暮らしを見越した間取り変更リフォームや和室から洋室への変更工事なども手がけており、浴室周辺だけでなく家全体の動線を見直す提案も可能です。

⚠️ 大型の浴槽交換を伴う場合は、給排水の配管状況や床の下地の確認が必要になります。解体してみて初めてわかることもあるため、ある程度の余裕を見た予算設定が大切です。

✓ ここまでのポイント

  • 浴室の危険箇所は「動線」で確認する。段差・床の滑り・手すりの有無が三大ポイント。
  • 介護保険の住宅改修費(上限20万円・自己負担1〜3割)は、工事前の事前申請が必須。
  • 20万円枠に収まらない部分は、自費リフォームで補完するという発想が現実的。

浴室の段差と奥様の体力限界、どちらか一方だけ解決しても「転倒リスク」は残ったままです。施設での入浴確保と自宅改修をどう同時に進めるか、お住まいの状況や介護度によって最適な順番が変わります。お問い合わせフォームから現状をお伝えいただければ、介護と建設の両面から具体的な進め方をご提案します。

浴室改修とデイサービス活用について相談する

午後——「施設での入浴」と「家での入浴」の二段構えを提案する

現地調査を終えてホープシードに戻った伊澤は、午後の相談の席でこう切り出します。

「自宅の浴室を安全にする工事は必ず進めましょう。ただ、工事が完成するまでの間も、そして完成した後も、奥様お一人で毎回の入浴を支えようとすることには無理があります。だから、施設でのしっかりとした入浴を並行して確保することを、ぜひ一緒に考えさせてください」

ここで登場するのが、ホープシードが運営する1日型デイサービス「リハスタジオプラス」です。要支援1から要介護5まで幅広い介護度に対応しており、天然ミネラル岩塩入りの浴槽でのゆったりとした入浴が利用者の方々に好評です。

「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」

リハスタジオプラス ご利用者様

週3回以上の利用で施設での入浴を定期的に確保しながら、自宅の浴室改修が完成した後は「状態の良い日は自宅で、重い日は施設で」という使い分けができるようになります。これが、伊澤が提案する「二段構え」の考え方です。

「プラス」での一日は、入浴だけではありません。

「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームが盛り沢山。一人暮らしの私にとっては憩いの場」

リハスタジオプラス ご利用者様

脳梗塞の後遺症で身体に不自由を抱えながらも、頭を使う活動を楽しみ、「今日も来て良かった」と感じていただける場所を目指しています。ご主人がデイサービスで過ごしている間、奥様が少し休める時間が生まれることも、老老介護の現場では欠かせない視点です。

夕方——相談が積み重なって「ワンストップ」の意味がわかる

この日の夕方、別の家族からの電話相談が入りました。「ケアマネ、市役所、リフォーム業者、デイサービス…それぞれに連絡するのが大変で、何から手をつければいいかわからなくなっています」という内容でした。

加須市内でこのご相談が多い理由は、介護と住宅改修を別々の窓口で対応しなければならないケースがほとんどだからです。

🏠 一般的な工務店やデイサービスの場合

  • リフォーム業者は介護保険の手続きに不慣れで、ケアマネに確認しながら進める必要がある
  • デイサービスは住宅改修の知識がなく、「工事はどこかに頼んでください」で終わる
  • 家族が複数の窓口を行き来しながら調整しなければならず、特に遠距離介護中の方には大きな負担になる

⭐ ホープシードの場合

  • 介護保険の住宅改修費申請から自費リフォームまで、建設業許可(埼玉県知事 般-29 第71135号)のもとで一貫対応
  • 2つのデイサービス(花咲・プラス)を自社で運営しているため、身体状況に合った介護サービスと住宅改修を同じ視点で提案できる
  • 不動産の相談(将来の実家の処分など)も宅地建物取引業許可(埼玉県知事 第23447号)のもとで対応可能

伊澤は電話の相談者にこう伝えました。「窓口は一つで構いません。まず私たちに全部話してください。どこに何を頼むべきかは、こちらで整理します」

収納や狭い空間を広く使う間取りの工夫が求められるリフォームと同様に、介護リフォームも「何をどの順番でやるか」の整理が、仕上がりの安心感を大きく左右します。

まとめ——「家にいたい」という気持ちに、具体的な手を差し伸べる

自宅の浴室の段差、滑りやすい床、一人では限界の入浴介助——これらは、放置すれば転倒事故という深刻な結果につながります。しかし同時に、「施設に入れるしかない」という結論でもありません。

ホープシードが提案するのは、

  1. 介護保険の住宅改修費(20万円枠)を使った浴室バリアフリー改修
  2. 1日型デイサービス「リハスタジオプラス」での週3回以上の入浴サービス確保
  3. この二つを同時並行で進める「二段構え」の在宅継続支援

という、介護の現場を知る工務店だからこそ提案できる組み合わせです。

「加須市でいつまでも自宅で暮らし続けたい」というご利用者様の気持ちと、「家族を守りたい」というご家族様の思いに、私たちは正面から向き合い続けます。

ご相談はお電話でも承っております。まずはお気軽にお声がけください。
📞 0480-53-7288(受付:月〜土 8:30〜18:00/祝日 9:00〜18:00)

「岩塩入りのお風呂が一番の楽しみ」とおっしゃるご利用者様がいるように、施設での入浴は単なる介助の代替ではなく、ご本人の「生活の質」を支える時間になります。自宅の浴室改修と合わせて、今の状況をそのままお問い合わせフォームに書いて送ってください。加須市内の現地確認から介護保険の申請サポートまで、次のステップをご案内します。

自宅バリアフリー改修+デイサービスの利用について問い合わせる

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