結論から言うと、耐震等級3を目指すリフォームは「診断なし」ではじめると失敗します。補強工事より先に「今の家がどのくらい揺れに耐えられるか」を数値で把握することが、すべての出発点です。その理由と、現状診断から工事完了までの具体的な流れを、この記事でまるごとお伝えします。
加須市は埼玉県北東部の車社会型の地方都市です。持ち家比率が高く、築30年・40年を超えた戸建て住宅が多く残っています。「親が高齢になって耐震のことが急に気になりだした」「退院後に自宅へ戻る前に、家の安全をもう一度確かめたい」——そんな声を、私たちホープシードは日ごろから多く聞きます。介護の現場を同時に運営しているからこそ、住まいの安全が「いつまでも自宅で暮らし続けること」に直結しているのを肌で知っています。
📋 この記事でわかること
- わが家の耐震性を自分でチェックできる「診断前チェックリスト」
- 現状診断→補強設計→工事完了までの4ステップの全体像
- 耐震リフォームと介護バリアフリー改修を同時に進めるメリット
- 補助金・介護保険の住宅改修費との組み合わせ方の考え方
こんな方におすすめ
- ✅ 築25年以上の戸建てに住んでいて、耐震性が心配な方
- ✅ 親の家のバリアフリー改修と耐震補強を一緒に検討したい子世代の方
- ✅ 退院後に自宅へ戻る前に、家の安全を整えておきたいご家族の方
- ✅ 「耐震等級3」という言葉は知っているが、何をすればいいか分からない方
- ✅ 加須市・久喜市・羽生市など埼玉県北東部で耐震リフォームを考えている方

まず「わが家は大丈夫?」を確認するチェックリスト
耐震診断を依頼する前に、ご自身でできる「危険度の目安」があります。以下の項目を確認してみてください。3つ以上当てはまる場合は、専門家による現状診断を強くおすすめします。
- □ 1981年(昭和56年)以前に建てられた家である
- □ 大きな地震のあと、ドアや窓の開閉がスムーズでなくなった
- □ 基礎にひび割れが入っており、年々広がっている気がする
- □ 屋根が重い瓦葺きで、2階建て以上の構造である
- □ 壁が少なく、柱と柱の間が広い部屋(吹き抜けや大開口)が多い
- □ 床下や天井裏を点検した記録が一度もない
- □ リフォームを繰り返しているが、耐震補強工事はやったことがない
1981年以前の旧耐震基準で建てられた住宅は、現行基準(新耐震)と比べて必要壁量が少ない設計になっています。国土交通省の資料では、1995年の阪神・淡路大震災で倒壊した木造住宅の多くが旧耐震基準の建物だったことが記録されています。加須市内にも築40年を超える戸建てが多く残っており、「古いのは知っているけど、どこから手をつければいいか」という相談が後を絶ちません。
また、耐震リフォームを考えはじめると同時に気になるのが、和室を洋室に変えるリフォームの費用と注意点や、子どもが独立した後の間取り変更で老後の暮らしを見越した設計といった内装や間取りの見直しです。耐震工事は壁を開口するタイミングでもあるため、こうした改修と同時に進めると工期・費用の両面で合理的です。
現状診断から補強工事完了までの4ステップ
「耐震等級3」という目標を掲げると、何となく大がかりに聞こえるかもしれません。でも工程を4つに分解すると、どこで何が決まるかが見えてきます。
耐震リフォーム STEP 1
現状の耐震診断(一般診断法または精密診断法)
最初に行うのは「今の家がどのくらいの地震力に耐えられるか」を数値(上部構造評点)で出すことです。評点1.0以上が新耐震基準の合格ライン、1.5以上が耐震等級3に相当します。診断には建物の図面(なければ現地実測)、壁の位置・種類、基礎の形状、屋根の重さなどの情報が必要です。ホープシードでは自社施工体制のため、診断から設計・工事まで社内で情報が一貫して引き継がれます。
⚠️ 「図面がないから診断できない」と断る業者もいますが、現地実測による診断は可能です。図面の有無で諦めないでください。
耐震リフォーム STEP 2
補強計画の設計(耐震補強設計)
診断結果をもとに、どこにどの種類の耐力壁を追加するか、金物補強はどこに必要かを設計します。ホープシードでは長期優良住宅・耐震等級3の設計図書に準じた施工実績があり、目標等級に合わせた補強計画を立案します。このとき、バリアフリー改修(手すり・段差解消・トイレ・浴室改修)の計画も同時に組み込むことで、壁の開口・解体作業を1回で済ませることができます。
⚠️ 補強位置は「目立たない場所だけ」という要望に応えようとすると、必要な壁量が確保できず等級3に届かないケースがあります。設計段階での優先順位の整理が重要です。
耐震リフォーム STEP 3
工事着工・中間確認
壁を開口し、筋交いの追加・構造用合板の張り付け・接合金物の取り付けを行います。ホープシードはすべて自社施工のため、工事中の変更や追加確認が現場でスムーズに行えます。床下・天井裏の状態は開口してはじめて分かることも多く、腐朽や蟻害が見つかった場合は補修を並行して進めます。
⚠️ 基礎の状態が想定より悪い場合(無筋コンクリート基礎など)は、基礎補強の追加工事が必要になることがあります。見積もり段階で基礎の確認も依頼しておくと安心です。
耐震リフォーム STEP 4
完了検査・書類整備
工事完了後は、補強後の上部構造評点を再計算し、目標の評点(等級3相当は1.5以上)に達しているかを確認します。補助金申請を行う場合は、この完了検査の書類が必要になることがほとんどです。長期優良住宅の認定を同時に取得する場合は、行政への申請手続きも発生します。
⚠️ 「工事が終わったから補助金の申請もしておいて」と事後に依頼されるケースがありますが、補助金の多くは着工前の申請が必須です。リフォームを思い立ったら、まず申請スケジュールの確認から動いてください。
✓ ここまでのポイント
- 築25年以上・旧耐震基準の家は、現状診断で数値を出すことが耐震リフォームの絶対的な出発点
- 診断→設計→工事→完了検査の4ステップを自社施工で一貫して進めると、情報の引き継ぎミスが起きにくい
- バリアフリー改修との同時施工は、壁の開口タイミングが重なるため工期・費用の両面で合理的
「補強設計はできても、介護保険の申請タイミングまで一緒に整理してくれる業者がいない」——その詰まりを感じている方に届けたい情報があります。ホープシードへのお問合せでは、耐震補強の計画と介護保険の住宅改修費の使い方を同じ窓口でご確認いただけます。電話・フォームどちらからでも受け付けています。
介護リフォームと耐震補強を「同時に」進める理由
ホープシードが他の工務店と大きく異なるのは、介護の現場を日常的に運営しながら建設業を行っているという点です。デイサービス「リハスタジオプラス」「リハスタジオ花咲」の利用者様のご自宅を訪問すると、段差・手すり不足・重い引き戸など、転倒リスクの高い環境が今も多く残っています。
耐震補強で壁を開口するタイミングは、同時に手すりの下地を仕込んだり、トイレのドアを引き戸に替えたりする絶好の機会です。別々に工事すると、壁を2回開けることになり、コストも期間も余分にかかります。「親の退院が決まったが、自宅の改修が間に合わない」という声をよく聞きますが、耐震+バリアフリーを同時設計することで工期を圧縮できるケースも少なくありません。
「介護の現場を持っているからこそ、『この場所に手すりがあれば』『この段差がなければ』という感覚が工事の設計に自然と入ってきます。耐震補強は家の骨格を強くする工事ですが、骨格を開く機会にご利用者様の動線を一緒に整えることが、私たちらしい仕事の仕方だと思っています。」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
また、収納を増やすリフォームのデッドスペース活用と造り付け収納の工事も、耐震補強で壁構成が変わるタイミングに合わせると設計の自由度が広がります。「どうせ壁を開けるなら、老後の暮らしに合わせて間取りごと見直したい」という場合は、早めに相談いただくと選択肢が増えます。
介護保険の住宅改修費との組み合わせ方
耐震リフォームそのものは介護保険の給付対象外ですが、同時に行うバリアフリー改修の一部は介護保険の住宅改修費(1人あたり上限20万円・自己負担1〜3割)の対象になります。具体的には、手すりの取り付け・段差の解消・滑りにくい床材への変更・引き戸への取り替え・洋式便器への取り替えなどが対象です。
耐震補強工事は長期優良住宅関連の補助金制度と組み合わせられる場合があります。ただし補助金の種類・要件・申請期間は年度によって変わるため、工事の計画を立てる段階で最新情報を確認することが必須です。ホープシードでは、建設業・宅地建物取引業・介護事業を一体で運営しているため、「介護保険側でどこまで使えるか」「建設側の補助金とどう組み合わせるか」を同じ窓口で整理するお手伝いができます。
「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」
リハスタジオプラス ご利用者様
このような声をいただけるのも、ご自宅では叶えにくい環境をデイサービスで提供できているからこそです。そして、「自宅のお風呂が怖くて使えない」という方のために浴室バリアフリー改修を行い、自宅でも安心して入浴できる環境を整える——この両輪を回せるのが、ホープシードのワンストップ体制の強みです。
加須市で耐震リフォームを依頼するときの確認ポイント
チェックポイント1:診断と工事を同じ会社が行うか
診断会社と施工会社が別々だと、診断結果の読み解き方や補強箇所の判断が施工側に十分伝わらないことがあります。また、責任の所在が曖昧になるリスクもあります。
✅ ホープシード:診断・設計・施工をすべて自社施工体制で一貫対応。情報の断絶が起きません。
チェックポイント2:バリアフリー改修の提案も同時にできるか
耐震補強と介護リフォームを別々の業者に発注すると、壁の開口が2回必要になり、コストと仮住まい期間が増えます。高齢の親が在宅のまま工事を受ける場合、工期の短縮は身体的な負担軽減にも直結します。
✅ ホープシード:介護現場の動線を理解した設計スタッフが、耐震補強とバリアフリー改修を同時にプランニング。
チェックポイント3:介護保険の申請手続きをサポートしてくれるか
住宅改修費の申請は、工事前にケアマネジャーを通じた事前申請が必要です。「工事が終わってから申請しようとしたら給付が受けられなかった」という事例が実際にあります。
✅ ホープシード:デイサービスも運営しているため、ケアマネジャーとの連携ルートが日常的に整っています。申請のタイミングも含めて事前にご案内します。
チェックポイント4:施工エリアに対応しているか
加須市を中心に、久喜市・羽生市・行田市・春日部市など埼玉県北東部に広く対応しています。これまでの施工実績は12件以上、対応エリアはさいたま市・越谷市・蓮田市から群馬県玉村町・栃木県小山市にまで及びます。
✅ ホープシード:加須市を拠点に広域対応。まずはお住まいのエリアをお知らせください。
まとめ:「診断なし」の耐震リフォームは存在しない
耐震等級3を目指すリフォームは、「とりあえず壁を増やす」では実現しません。現状の診断値を把握し、補強設計で等級3相当(上部構造評点1.5以上)に届く計画を立て、自社施工で完了検査まで責任をもって完結させる——この流れが正道です。
ホープシードは建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)のもと、加須市を中心に耐震リフォームと介護バリアフリー改修のワンストップ対応を行っています。代表の伊澤が介護と建設の両分野で21年の経験を積み重ねてきたからこそ、「家を強くする工事」と「暮らしやすくする工事」を同時に設計できます。
「わが家のチェックリストを見て、3つ以上当てはまってしまった」「親の退院前に家の状態を確かめたい」という場合は、まずお電話で状況をお聞かせください。0480-53-7288(受付時間:平日・土曜 8:30〜18:00、祝日 9:00〜18:00)
チェックリストで3つ以上当てはまった、あるいは「診断から始めたいが何を用意すればいいか分からない」という状況のまま次の一手が踏み出せていないなら、まず現状を話すだけで構いません。建設・介護・不動産を一体で運営するホープシードに、今の家の状況と親の介護の状況をまとめてお伝えいただくことで、優先順位の整理からお手伝いできます。