「お父さん、デイサービスに行ってみない?」と声をかけたとき、「そんな老人扱いされる場所には行かない」と、きっぱり断られてしまった――。そんな経験をお持ちのご家族様は、決して少なくないと思います。
仕事を抱えながら親の介護を続け、それでも「自宅でいたい」という本人の希望を尊重しようとしていると、いつか限界が来る。そのギリギリのラインで踏みとどまっているご家族様に、今日は埼玉県加須市の「リハスタジオ花咲」での1日をお伝えしたいと思います。
機能訓練ももちろん大切です。でも花咲には、それだけではない「もう一つの顔」があります。月2回の外出イベント「チャレンジクラス」が、頑なに扉を閉じていたご本人の気持ちを、少しずつ、でも確実に変えていくのです。
📋 この記事でわかること
- 「施設に行きたくない」という拒否感がなぜ生まれるのか、その背景
- リハスタジオ花咲の「チャレンジクラス」が具体的にどんな体験を提供しているか
- 花咲の1日の流れと、半日型ならではの「気軽に始めやすい」設計のポイント
- お子様世代が「遠距離介護」や「仕事との両立」で感じる不安をどう解消できるか
こんな方におすすめ
- ✅ 親に「デイサービスは嫌だ」と拒否されて困っている方
- ✅ 仕事と介護の両立で限界を感じているお子様世代の方
- ✅ 加須市内で介護保険サービスの利用先を探しているご家族様
- ✅ 「機能訓練だけじゃなく、楽しみも作ってほしい」と思っているケアマネージャー様
- ✅ 要支援・軽度の介護度で、まず体験利用から考えたい方

「施設=老人扱い」という壁を、正面から崩す必要はない
「お義父さんはプライドが高くて、デイサービスという言葉を出した瞬間に話が終わってしまう」――花咲のご利用者様のご家族からよくお聞きする言葉です。
この拒否感の根っこにあるのは、ほとんどの場合、「老人扱いされることへの抵抗」と「目的を失う不安」の二つです。現役時代に仕事や子育てに真剣に向き合ってきた方ほど、「通わされる場所」「時間を潰す場所」というイメージに強い抵抗を感じます。それは、決して変わり者なのではなく、むしろ自分らしく生きてきた証拠でもあります。
だから私たちは、「デイサービスに行きましょう」という誘い方ではなく、「来月、盆栽美術館に行くんですが、一緒に来ませんか」という声かけから始めることがあります。目的地があれば、「通う理由」になる。それだけで、扉がほんの少し開くことがあるのです。
「介護を必要とする方を『支援される側』として見るのではなく、まだまだ人生を楽しみたい一人の人間として接することが出発点です。チャレンジクラスは、その気持ちを形にしたプログラムなんです。」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
チャレンジクラスとは ― 月2回、「今だからできる」体験の場
リハスタジオ花咲では、通常の機能訓練プログラムに加えて、月2回の外出レクリエーション「チャレンジクラス」を実施しています。
行き先は、大宮盆栽美術館、秩父34観音霊場、いちご狩り農園、神代植物公園(深大寺)、菖蒲グリーンセンター(久喜市)、ミモザまつりなど。埼玉県内にとどまらず、少し足を伸ばした先の景色や体験が待っています。
「現役時代は忙しくて行けなかった」「子どもたちを育てることに精一杯だった」――そんな思いを持つ70代・80代の方が、今こそ新しい場所を訪れ、誰かと笑顔を共有できる。それがチャレンジクラスの本質的な意味です。
そして、このプログラムを体験されたご利用者様から、こんな声をいただいています。
「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
「10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」という言葉に、すべてが詰まっています。知らない場所への不安、身体への心配、何かあったときに誰もいないかもしれないという恐怖感――チャレンジクラスでは、それらをスタッフが一緒に受け止めながら歩きます。「外出が楽しみ」になった瞬間、花咲は「通わされる場所」から「また行きたい場所」に変わります。
✓ ここまでのポイント
- 「施設嫌い」の背景には「老人扱いへの抵抗」と「目的喪失感」があり、正面突破より「楽しみ」からの導入が有効
- チャレンジクラスは月2回の外出レクで、県内外の新しい体験を10人規模のスタッフと一緒に体験できる
- 「また行きたい」という気持ちが、デイサービスへの拒否感を自然に溶かしていく
花咲の1日 ― 半日型だから、「試してみよう」と思える
チャレンジクラスの話をすると、「でも、毎日通うのは嫌だと言いそう」という声も返ってきます。そこで大切なのが、花咲が「半日型」であるという点です。
午前か午後、数時間のプログラムで完結するので、「1日中施設に預けられる」という感覚がありません。「ちょっと行って帰ってくる」そのくらいの感覚で始められることが、初めの一歩を軽くします。
花咲の1日は、だいたいこのような流れで進みます。
ご来所 STEP 1
スタッフによるお出迎え・体調確認
送迎車でご来所後、スタッフが体調を確認します。「今日はどうですか?」という一言から始まる会話が、その日の調子を整える最初のきっかけになります。
⚠️ 「機械的なチェック」にならないよう、スタッフは必ず顔を見て声をかけることを大切にしています。
機能訓練 STEP 2
ICカード管理の個別マシン訓練・レッドコード・ストレッチ
一人ひとりのICカードで負荷が自動設定されるマシン訓練、レッドコードやヨガ要素を取り入れたストレッチ、トランポリンなど、楽しく続けられる内容が揃っています。
⚠️ 同じプログラムを全員に押し付けるのではなく、その方の身体の状態に合わせた個別対応が基本です。
足湯・休憩 STEP 3
「ほっこり」の時間
足湯は、ご利用者様からも「これが楽しみ」という声が多い時間です。ゆったりと身体を温めながら、隣の方との会話が生まれます。
⚠️ デイサービスでの「会話」は、認知機能の維持にとっても大切な刺激です。孤立を防ぐ時間として、スタッフも積極的に輪に加わります。
クロスワード・頭を使う時間 STEP 4
認知活動プログラム
クロスワードパズルや体操など、身体と頭の両方を使うプログラムが含まれます。「短い時間ですが大満足」というご利用者様の言葉通り、密度の高い内容です。
⚠️ 「やらされている感」が出ないよう、スタッフは一緒に楽しむ姿勢で関わります。
遠距離介護中のご家族様に知っておいてほしいこと
東京や川越から加須の親御さんの様子を心配しながら、仕事の合間にスマートフォンを確認する。平日の昼間に動けない、でも何かあったときに間に合わないかもしれない――そういう不安を抱えているお子様世代の方に、花咲はご家族へのレポートをお届けしています。
「今日はマシン訓練を頑張っていました」「チャレンジクラスで笑顔が増えました」という具体的な様子が届くと、「今日も大丈夫だった」という安心に変わります。
また、株式会社ホープシードは介護事業だけでなく、建設・リフォーム・不動産まで一体で対応できる体制を持っています。「デイサービスに通いながら、自宅の手すりも相談したい」「将来的に実家の建替えも考えている」――そういった複合的なご相談を、窓口を分けることなく一つの場所でお聞きできるのが、私たちならではの強みです。業界経験21年、加須市を中心に広域で対応してきた実績がその裏付けになっています。
「デイサービスの送迎中に『お宅の段差、少し気になりますね』と気づける。介護現場を知っているからこそ、住まいの危険が見えるんです。」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
まとめ ― 「楽しみ」が、在宅生活を長く続ける力になる
「介護施設には行きたくない」というご本人の言葉を、否定する必要はありません。その気持ちはとても自然なことです。ただ、チャレンジクラスのように「次の外出が楽しみ」という感情が生まれると、気づけば花咲が「自分の居場所」になっている――そういう変化が、実際に起きています。
加須市は高齢化率が31.5%と全国平均を上回る地域です。「住み慣れた家でいつまでも暮らし続けたい」という思いを持つ方がたくさんいらっしゃいます。その願いを叶えるために、リハスタジオ花咲とホープシードは、毎日関わり続けています。
まずは体験利用から、気軽にお声がけください。「どんな雰囲気か見てみたい」だけでも大歓迎です。ケアマネージャー様からのご相談も、いつでもお待ちしております。
お電話でのお問合せは 0480-53-7288(受付:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)、またはWebからも承っております。
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