「うちの親、まだ元気だから…」と思いながら、気づいたら転倒事故や急な入院、という話は本当に多いんです。
こんにちは。リハスタジオプラス施設長の渡邊 隆浩です。毎日、ご利用者様と一緒に体を動かし、お話しながら過ごしていると、「あと半年早く来てくれていたら…」という場面に、何度も立ち会ってきました。
決して責めているわけじゃないんです。ただ、現場にいるからこそ強く感じるのは―「準備は、元気なうちにしかできない」ということ。転んでから手すりをつける、入院してから施設を探す。それでも遅くはないけれど、余裕があるとないとでは、選択肢の幅がまったく違います。
この記事では、施設長として日々感じていることを出発点に、加須市やその周辺にお住まいの親御さん・ご家族様に向けて、「70代・80代になったら元気なうちに整えておきたい5つのこと」をお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 介護現場の施設長が実際に感じる「備えの遅れ」が引き起こすリスク
- 加須市周辺の環境(住まい・地域スポット)を活かした元気な暮らし方
- 住まいの安全対策と介護保険の住宅改修費の賢い使い方
- デイサービスや相談窓口を「元気なうちに」知っておくメリット
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市・久喜市・羽生市などで暮らす70〜80代の親を持つ方
- ✅ 「まだ元気だけど、そろそろ何か考えないと」と感じている方
- ✅ 老後の住まいの安全対策や介護保険の使い方を知りたい方
- ✅ 離れて暮らしながら親の将来が心配な50〜60代の子世代の方
- ✅ デイサービスや介護リフォームについて、まだ具体的に動いていない方

施設長・渡邊が感じる「もう少し早ければ…」という場面
リハスタジオプラスには、要支援1から要介護5まで、幅広い状態のご利用者様が来てくださっています。そのなかで毎回思うのが、「この方が、もう少し早く来てくれていたら、もっと違う展開があったかもしれない」という場面です。
たとえば、「足腰が弱ってきたな」と感じながらも、ご家族もご本人も「まだ大丈夫」と様子を見ているうちに、ある日転倒。入院をきっかけに一気に歩行能力が落ちてしまう、というケースは珍しくありません。
また、自宅のお風呂やトイレに手すりがなくて「怖いな」と思いながら我慢している方もいらっしゃいます。「大げさかな」と思って誰にも言わないまま、ヒヤリハットを繰り返している。それが毎日のことだと想像したら、どれだけ不安な思いをされているか。
だから私は、利用者様やそのご家族様に、機会があるたびに伝えています。「元気なうちが、一番よい準備のタイミングです」と。
① 地元のお気に入りスポットを「運動の理由」にする
加須市やその周辺には、実はシニアの方々が楽しめる場所がたくさんあります。私が施設でのお出かけレクリエーション「チャレンジクラス」を通じて感じるのは、「外に出る目的」があると、自然と体が動くということ。
たとえば、久喜市の菖蒲グリーンセンター。季節の花々を眺めながら歩くだけで、立派なリハビリになります。埼玉が誇る大宮盆栽美術館は、ゆっくりと鑑賞しながら歩くのにちょうどよい距離感で、「また来たい」という気持ちが芽生えやすい場所です。春のミモザまつりやいちご狩りなど、季節ごとのイベントも加須周辺には豊富にあります。
「運動のために歩く」だと続かなくても、「あの花が咲く時期にまた行きたい」という目標があると話が変わります。地元の好きな場所を持つこと、季節のたびに出かける習慣を持つこと―これが、70代・80代の元気の源になります。
「公園の季節の花を見に行くことができ、日課だった散歩ができるのは嬉しい」
リハスタジオプラス・ご利用者様
この声を聞いたとき、私はとても嬉しくなりました。「歩く」という行為に、生きがいとつながる意味が生まれている。それが一番大切なことだと思っています。
② 自宅の「ちょっと怖い場所」を書き出してみる
「お風呂の浴槽をまたぐときに手をついてる」「玄関の段差が最近きつくなってきた」「夜中にトイレへ行くとき、暗くて怖い」…。こういった日常のちょっとした不安を、ご本人もご家族も「まだ大丈夫」と流してしまいがちです。
ところが介護の現場では、転倒事故の多くが「自宅内」で起きています。特に浴室・トイレ・廊下・玄関まわりは要注意。元気なうちに一度、家の中を歩きながら「ここ、ちょっと怖いな」という場所をメモしておくだけで、いざというときの備えが大きく変わります。
株式会社ホープシードでは、介護保険の住宅改修費(最大20万円枠)を活用した手すり設置・段差解消・引戸化などの工事に対応しています。介護現場を本業として持つ工務店だからこそ、「実際に体が不自由になったときどこが困るか」を知った上でのリフォーム提案ができるのが強みです。
✓ ここまでのポイント
- 「元気なうちに準備する」ことで、いざというときの選択肢が広がる
- 地元の好きな場所・季節の外出が体を動かす最大のモチベーションになる
- 自宅内の「ヒヤリハット」は早めに記録しておくことで転倒リスクを減らせる
③ デイサービスを「体験」だけでいいから使ってみる
「デイサービスはまだ早い」「施設なんて行きたくない」と思っている方は多いです。でも正直に言うと、いざ必要になってから初めて探すのは、ご本人にとっても家族にとっても、かなりしんどい作業になります。
リハスタジオ花咲(半日型・リハビリ特化)は、要支援1からご利用いただける施設です。「ちょっとだけ試してみたい」という体験利用も歓迎しています。機能訓練はもちろん、足湯やクロスワード、そして月2回のチャレンジクラス(外出レクリエーション)など、「楽しみに来る場所」として感じていただける工夫をたくさんしています。
「クロスワードから体操・マシン運動など短い時間ですが、大満足。足湯のほっこりした時間が嬉しい」
リハスタジオ花咲・ご利用者様
「施設に行く」という構えではなく、「週に何回か、楽しみに出かける場所がある」という感覚で関わっていただけたら、施設長としてこれ以上うれしいことはありません。
「元気なうちに一度来てみてください、と私はいつも言っています。施設のスタッフや雰囲気を知っておくと、いざ必要になったときに全然違う。何より、本人が『あそこなら行ってもいいな』と思えるかどうか、それが一番大事なんです。」
渡邊 隆浩(リハスタジオプラス 施設長)
④ 「誰に相談するか」を決めておく
介護が始まると、ケアマネージャー、市役所、地域包括支援センター、リフォーム業者、不動産業者…と、複数の窓口に連絡を取ることになります。仕事を持ちながら加須市に通う50〜60代のご家族にとって、これが本当に大変な負担になります。
株式会社ホープシードは、デイサービス(介護)・住宅改修(建設業)・不動産仲介(宅地建物取引業)を一社で対応できるグループ体制をとっています。「親のデイサービスの相談をしながら、玄関の手すりもお願いして、将来の実家の相続についても聞いてみた」―そんな使い方が実際にできる窓口です。
元気なうちから「ここに相談すればいい」という場所を知っておくこと。それだけで、いざというときの気持ちの余裕がまったく変わります。
⑤ 家族で「将来の話」を一度しておく
最後にお伝えしたいのは、少し難しいかもしれませんが、一番大切なことです。「ゆくゆく自宅に住み続けたいのか」「子どもたちに迷惑はかけたくない」「お風呂だけは自分で入りたい」―こういった本人の気持ちを、元気なうちに家族で共有しておくかどうかで、いざというときの選択が大きく変わります。
介護が始まってから「お父さんはどうしたかったんだろう」と悩むご家族を、私はたくさん見てきました。本人がまだ自分の言葉で話せるうちに、一度でいいから「将来どう過ごしたいか」を聞いておいてほしいと思います。
株式会社ホープシードは、「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という想いを出発点に生まれた会社です。介護・住まい・不動産を一体で支えることで、ご本人もご家族も、住み慣れた加須の地で安心して暮らし続けられる未来をつくりたい。それが私たちの願いです。
まとめ:元気なうちの「5つの整え」が、未来の暮らしを守る
改めて5つをまとめると―
- 地元の好きな場所を持ち、外に出る習慣をつくる
- 自宅の「ちょっと怖い場所」を書き出して、早めに対策する
- デイサービスを、元気なうちに体験しておく
- 「何かあったときの相談先」を決めておく
- 家族で将来の希望を話し合っておく
どれも、「今すぐ大がかりなことをする」ではありません。一つひとつは小さなことです。でも、その積み重ねが、数年後の暮らしの質を大きく左右します。
加須市・久喜市・羽生市など、埼玉県北東部にお住まいの方で、「まずは話だけ聞いてみたい」という方もお気軽にご連絡ください。デイサービスのこと、自宅の改修のこと、将来の住まいのことまで、同じ窓口でご相談いただけます。
電話でのご相談はこちら:0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00)
メールでのお問い合わせはこちら:お問合せ
ご利用者様の「喜びがあふれる姿」を見ることが、私たちスタッフ一同の何よりのやりがいです。どうぞ、一人で抱え込まずにご相談ください。お待ちしております。


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