「介護保険で住宅改修ができると聞いたけど、書類が多すぎて何から手をつければいいかわからない」
「ケアマネさんから書類を渡されたけど、どこに何を書けばいいのか…」
「工事は急ぎなのに、申請が通らなかったらどうしよう」
こういったお声を、私たち株式会社ホープシードにも本当によくいただきます。退院日が迫っているのに手すりがまだない、浴室の段差が怖くて入浴できていない——そんなギリギリの状況の中で、慣れない行政書類と格闘しているご家族の姿は、いつ見ても胸が痛くなります。
この記事では、加須市内で介護リフォームのご相談を数多くいただいてきた経験をもとに、住宅改修費の申請で「書類の壁」に躓かないためのポイントを丁寧にお伝えします。「どの申請方法を選ぶか」という比較も交えながら、実際の手順を順を追って解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
📋 この記事でわかること
- 介護保険住宅改修費(上限20万円)の仕組みと対象工事の種類
- 事前申請と事後申請、それぞれのメリット・デメリットと加須市での選び方
- 申請書類の各項目でよくある記入ミスと対処法
- スムーズに申請を通すためのケアマネ・業者との連携ポイント
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市在住の高齢のご両親の住宅改修を検討しているご家族
- ✅ 介護保険の住宅改修費申請が初めてで、書類の書き方に不安がある方
- ✅ 退院後の在宅復帰に向けて、急いで手すりや段差解消工事をしたい方
- ✅ ケアマネさんから「業者を先に決めてください」と言われて困っている方
- ✅ 20万円の枠をどこに使うか迷っている方

まず知っておきたい「住宅改修費20万円枠」の基本
介護保険の住宅改修費支給制度とは、要支援・要介護の認定を受けた方が自宅を改修する際に、上限20万円まで(工事費の1〜3割が自己負担)の補助が受けられる制度です。加須市の場合、申請窓口は市の介護保険課になります。
対象となる工事は、以下の6種類に限られています。
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 滑り防止・移動円滑化のための床材変更
- 引き戸などへの扉の取り替え
- 洋式便器などへのトイレの取り替え
- 上記工事に付帯して必要な工事
「20万円あれば何でもできる」と思われる方もいらっしゃいますが、浴室の全面リフォームや新しい設備の取り付けは対象外です。あくまでも「安全に自宅で暮らし続けるための最低限の改修」がこの制度の趣旨です。大掛かりなリフォームを検討されている場合は、別途ご相談をお勧めします。
「住宅改修費の申請でいちばん多いミスは、工事を始める前に申請していないことです。加須市では原則として事前申請が必要なので、業者に連絡する前に、まずケアマネさんに相談してほしいとお伝えしています」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
事前申請 vs 事後申請——どちらを選ぶべきか
住宅改修費の申請には「工事前に申請する方法」と「工事後にまとめて申請する方法」があります。加須市では原則として事前申請が求められていますが、状況によって流れが変わりますので、それぞれの特徴を整理しておきましょう。
🏠 事後申請のみで進めてしまった場合
- 工事代金の全額をいったん自己負担する必要がある(償還払い)
- 保険対象と認められない工事が含まれていた場合、全額自己負担になるリスクがある
- 急いで業者を選んだ結果、介護保険の基準を満たしていない工事内容になることがある
- 書類が事前・事後で二重になり、結果的に手間が増える
⭐ 事前申請(受領委任払い)を正しく進めた場合
- 自己負担分(1〜3割)だけを業者に支払えばよい(残りは保険から直接業者へ)
- 工事内容が保険適用かどうかを事前に確認できるため、トラブルが少ない
- ケアマネ・業者・市役所が連携して動くため、書類の不備を早期に発見・修正できる
- 退院前の申請でも「承認後に工事開始」という流れで対応可能
退院が迫っているケースでも、事前申請の承認を急いで取得し、そのまま工事・退院・デイサービス開始とつなげるルートが最もスムーズです。私たちホープシードでは、介護現場とリフォーム両方を自社で持っているため、ケアマネさんや病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)さんとの調整から申請書類のサポートまで一気通貫でお手伝いすることができます。
✓ ここまでのポイント
- 介護保険住宅改修費は上限20万円・対象工事6種類に限られる
- 加須市では原則「事前申請」が必要。工事を始める前にケアマネさんへ相談が大前提
- 事前申請(受領委任払い)を選ぶことで、自己負担が1〜3割に抑えられ書類ミスも減る
申請書類ごとの記入ポイントと、よくある躓きポイント
加須市に提出する住宅改修費の申請書類は、大きく分けると以下の5点です。それぞれの記入でよく詰まる箇所を見ていきましょう。
住宅改修申請 STEP 1
住宅改修が必要な理由書(ケアマネが作成)
担当ケアマネジャーが「なぜこの改修が必要か」を記載する書類です。申請者(ご家族)ではなくケアマネが記入・署名するものなので、まず最初に「住宅改修したい」とケアマネに相談することがスタートです。
⚠️ 「業者に先に見積もりを頼んだ」「工事を始めてしまった」という状況でこの書類を後から用意しようとすると、内容の辻褄が合わなくなることがあります。必ずケアマネへの相談を最初のステップにしてください。
住宅改修申請 STEP 2
工事費見積書・工事内容の仕様書
施工業者が作成する書類です。「どこに」「何を」「どのような仕様で」設置するかを具体的に記載します。手すりであれば設置箇所・長さ・素材・固定方法まで、段差解消であれば解消前後の高さも明記が必要です。
⚠️ 「玄関に手すり1本」という大雑把な記載では差し戻されるケースがあります。介護保険に精通した業者でないと、書類の粒度が不足しがちです。
住宅改修申請 STEP 3
改修箇所の写真(工事前・工事中・工事後)
申請段階では「工事前の写真」が必要です。写真には日付が入っていることが望ましく、改修箇所全体と、段差・手すり設置予定場所がわかるアングルで撮影します。
⚠️ スマートフォンで撮影した場合、日付設定がオフになっていることがあります。事前に日付表示のオン設定を確認してから撮影してください。工事後の写真は完了申請時に必要になります。
住宅改修申請 STEP 4
住宅改修費支給申請書(本人または家族が記入)
被保険者氏名・被保険者番号(介護保険証に記載)・住所・工事予定箇所などを記入する書類です。被保険者番号の転記ミスが最も多いパターンです。介護保険証の番号を必ず手元に置いて、一桁ずつ確認しながら記入してください。
⚠️ 「家族が代わりに記入した」際に、本人の署名欄と家族の署名欄を混同してしまうミスがよくあります。それぞれの欄の名義を確認してから記入してください。
住宅改修申請 STEP 5
完了申請(工事後)
工事が完了したら、工事後写真・領収書・内訳書を添付して完了申請を提出します。ここで初めて保険給付の支払いが確定します。受領委任払いの場合は、業者が代理で手続きを行うことが多いため、事前に業者と役割分担を確認しておきましょう。
⚠️ 領収書の宛名が被保険者本人になっていないと認められないケースがあります。工事代金の支払い前に、宛名を確認してから業者に領収書を依頼してください。
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業者選びで申請の成否が変わる——介護リフォームに強い業者の見分け方
「どの業者を選んでもやってくれるでしょ?」と思われることがありますが、住宅改修費申請に慣れていない業者が書類を作成すると、差し戻しや認定されないリスクが高まります。特に退院日が決まっているケースでは、差し戻しは致命的な時間ロスになります。
チェックポイント①:介護保険申請の実績・経験があるか
「手すり設置はできます」と言う業者でも、介護保険申請の書類作成まで対応できるかは別問題です。施工実績と申請実績を両方確認しましょう。
✅ 株式会社ホープシード:介護事業(デイサービス2拠点)を自社で運営しているため、介護保険の仕組みを実務レベルで理解した上でリフォーム提案・書類作成をしています。
チェックポイント②:ケアマネ・MSWと連携して動けるか
申請書類のうち「理由書」はケアマネが作成し、「仕様書・見積書」は業者が作成します。両者が連携しなければ書類の内容がズレてしまいます。業者がケアマネと直接やり取りできる体制を持っているか確認してください。
✅ 株式会社ホープシード:日常的にケアマネジャーや病院のMSWと連携した対応実績があります。退院前の調整から申請、完了まで一貫して対応します。
チェックポイント③:「使い手の身体状況」を理解した提案ができるか
介護リフォームは「安く手すりをつける」だけでは不十分です。ご利用者様の歩行状態・利き手・動線を理解した上で設置位置・高さ・形状を決めないと、せっかくの手すりが使いにくいものになってしまいます。
✅ 株式会社ホープシード:デイサービスで実際に利用者の動きを見ているスタッフが、リフォームの提案にも関わります。「現場を知る建設業」という点が、私たちの大きな強みです。
まとめ——加須市での住宅改修費申請、ひとりで抱え込まないでください
住宅改修費の申請は、慣れていないと書類の多さに圧倒されます。でも、一つひとつの書類には意味があり、正しく準備さえできれば、決して難しいものではありません。大切なのは「ケアマネへの相談→業者選び→事前申請→工事→完了申請」という順序を守ること。そして、書類のやり取りを任せられる信頼できる業者と一緒に動くことです。
私たち株式会社ホープシードは、加須市を拠点に介護×建設×不動産のハイブリッド型でご家族の住まいと介護をまるごと支える事業を展開しています。デイサービス「リハスタジオ花咲」「リハスタジオプラス」での介護現場の知識を活かした介護リフォームのご提案が、私たちの最も得意とするところです。
「申請のことが不安」「退院まで時間がない」「何から相談すればいいかわからない」——そんなときは、どうかひとりで抱え込まずにお声がけください。ご家族様の状況をしっかりお聞きした上で、次のステップを一緒に考えます。
📞 お電話でのご相談はこちら:0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
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