
「週に一度のお風呂」で過ごしている高齢者が、加須市にも少なくありません
少し驚く数字をご存じでしょうか。要介護状態の高齢者のうち、自宅での入浴が「週1回以下」になっている割合は約3割にのぼるというデータがあります(厚生労働省・国民生活基礎調査より)。加須市は高齢化率が31.5%と全国平均を上回る地域。単純計算でも、市内のかなりの数の高齢者が「本当は毎日でも入りたいけど、叶わない」という現実を抱えているということになります。
自宅浴室の段差、滑りやすい床、体を支えきれない配偶者の腕力……。「危ないから今日はやめておこう」が積み重なって、いつしか入浴が週一回、ときにはそれ以下になっていく。そんな状況が、実は「認知機能の低下」「皮膚トラブル」「気力の喪失」につながることは、介護の現場では広く知られた事実です。
この記事では、加須市のデイサービス「リハスタジオプラス」が提供する週3回以上の入浴支援について、その仕組みと地域でどのように活用されているかをご紹介します。
📋 この記事でわかること
- なぜ自宅での週3回入浴が難しいのか、その具体的な理由
- 加須市のデイサービスで「週3回以上の入浴」を実現する仕組み
- 天然ミネラル岩塩入り浴槽が生み出す、施設ならではの入浴体験
- 自宅バリアフリー改修と組み合わせた「二段構えの入浴支援」の考え方
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市内で親の入浴介助に限界を感じているご家族の方
- ✅ 脳梗塞・骨折後の退院を控え、入浴支援の手段を探している方
- ✅ 老老介護で配偶者の体力的な負担が大きくなっている方
- ✅ デイサービスでの入浴がどのような形で行われるか知りたい方
- ✅ 介護保険を使った自宅の浴室改修との組み合わせを検討中の方
自宅で「週3回の入浴」が叶わない、3つの現実
加須市は持ち家率が高く、昭和40〜50年代に建てられた戸建て住宅が今も現役で使われています。そのほとんどは、「高齢者が一人で入浴する」ことを想定して設計されていません。
①浴室の構造問題
昭和築の在来工法浴室は、またぎ段差が30〜40cmあることも珍しくありません。脳梗塞後遺症で片麻痺がある方、大腿骨骨折の術後の方にとって、この段差は「毎回命がけ」に近いリスクです。滑りやすいタイル床、低い位置の水栓、掴まれる場所のなさ——構造そのものが入浴を阻んでいます。
②介助者の体力問題
加須市の1世帯あたり人員は2.3人。夫婦二人暮らしで、70代の妻が80代の夫を毎回介助するという「老老介護」のご家庭が多く見られます。湯船への移乗介助は腰への負担が非常に大きく、週に何度もこなすことは現実的に難しい。「昨日やったから今日はシャワーだけ」「今日は体調が悪いから諦めよう」という判断が繰り返されていきます。
③心理的なあきらめ
「もう年だから週1回でも十分」「大変な思いをしてまで入らなくていい」という言葉を、ご利用者様本人やご家族様からよく聞きます。でも、それは本音でしょうか。入浴は単なる衛生行為ではなく、温かい湯に身を委ねる時間そのものが、人の気力と生きる喜びに直結している——私たちはその現場を毎日見ています。
リハスタジオプラスが実現する「週3回以上の入浴」の仕組み
加須市南町にある1日型デイサービス「リハスタジオプラス」は、要支援1〜要介護5まで幅広い介護度の方が利用できる通所介護施設です。大きな特徴の一つが、毎回の利用時に入浴介助を受けられるという点。週3回ご利用であれば、それだけで週3回の入浴が確保できます。
しかも、プラスの浴槽は普通のお風呂ではありません。
天然ミネラル岩塩入りの浴槽——と聞いて、「なんだか贅沢な」と思われる方もいるかもしれません。でも、これは単なる演出ではなく、温浴効果を高めて体を芯から温め、入浴後の気分の高揚感をしっかり生み出すための工夫です。施設に通うことそのものが「楽しみ」になれば、継続率も自然と上がります。
「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」
リハスタジオプラス ご利用者様
入浴介助はプロのスタッフが担当します。麻痺や骨折後の方の体の動かし方、安全な移乗の方法、皮膚状態の観察——これらを日々の現場で積み重ねてきた経験が、一回一回の入浴を「ただ体を洗う時間」ではなく「安心して委ねられる時間」に変えています。
「介護の現場を実際に持っているからこそ、住宅改修でも『ここに手すりがあればスタッフも楽になる』『この段差をなくせばご家族の負担がこれだけ減る』という提案ができます。介護と建設、両方の目線を持つことが私たちの一番の強みだと思っています。」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
✓ ここまでのポイント
- 加須市の昭和築戸建て住宅の多くは、高齢者が安全に自力入浴できる構造になっていない
- リハスタジオプラスは週の利用回数ぶんだけ入浴が確保でき、週3回利用で週3回の入浴が現実になる
- 天然ミネラル岩塩入りの浴槽で、「来るのが楽しみ」と感じる入浴体験を提供している
デイの入浴だけで終わらせない ― 自宅浴室との「二段構え」という考え方
デイサービスで週3回の入浴を確保しながら、同時に自宅の浴室もバリアフリー化する。この「二段構え」の発想が、在宅生活をより長く、より安全に続けるための基本形です。
株式会社ホープシードは、介護事業と建設業を同じ会社で手がけています。これは加須市内では非常に珍しい体制です。実際にご利用者様の体の状態を把握しているスタッフが、リフォームの現場にも関わることで、「本当に必要な改修」をピンポイントで提案できます。
自宅浴室バリアフリー改修 STEP 1
現状確認とケアマネジャーへの相談
介護保険の住宅改修費(上限20万円、自己負担1〜3割)を利用するには、ケアマネジャーの意見書が必要です。まず担当ケアマネに「浴室を改修したい」と相談し、方向性を確認します。
⚠️ ケアマネへの相談なしに工事を先行させてしまうと、保険が適用されなくなるケースがあります。必ず事前申請の流れを守ってください。
自宅浴室バリアフリー改修 STEP 2
施工業者による現地調査・プラン作成
実際にご自宅へ伺い、浴室の段差・床材・手すり設置位置・出入り口の幅などを確認します。介護現場を知る当社スタッフが「どんな動作で転倒リスクが高いか」を踏まえた上でプランを作成します。
⚠️ 見た目だけでプランを作る業者では、「使ってみたら余計に動きにくかった」というミスマッチが起きがちです。実際の介助動線を理解しているかどうかが業者選びの大きな分岐点です。
自宅浴室バリアフリー改修 STEP 3
保険申請・着工・完成
ケアマネジャーと連携しながら市への申請手続きをサポートし、承認後に着工。退院日が決まっている場合はスピード施工に対応します。完成後は施設でのリハビリと組み合わせて、在宅での入浴再開を目指します。
⚠️ 退院前に工事が完了しないと在宅復帰のタイミングを逃すことがあります。退院日の2〜4週間前には動き出すことをおすすめします。
加須市ならではの「在宅入浴」へのこだわり ― 地域の声から生まれたサービス
加須市は「うどん」と「鯉のぼり」で知られる、のどかな田園都市です。駅から離れた地域が多く、車社会の中で暮らしを営んでいる高齢者のご家庭が大半を占めます。「近くにスーパーがない」「病院まで車で20分」という環境で、家族の送迎がなければ外に出られない方も少なくありません。
だからこそ、「施設に通う」こと自体を外出の機会・社会参加の場として捉えてほしいと思っています。リハスタジオプラスでは入浴だけでなく、手作りの昼食、クロスワードや麻雀などの頭を使うゲーム、ICカード管理のマシン訓練、レッドコードを使ったストレッチなど、一日を通して「心と体が動く時間」を設けています。
「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームが盛り沢山。一人暮らしの私にとっては憩いの場」
リハスタジオプラス ご利用者様
施設長・渡邊隆浩は「ご利用者様がいつまでも自宅で生活を続けられ、ご家族と楽しく過ごせる日常をサポートしたい」という思いを常に持っています。「アットホームな日々」という言葉は、プラスのスタッフが毎朝確認する合言葉のようなものです。大規模チェーンのデイサービスでは生まれにくい、名前と顔が一致するスタッフとの関係性を大切にしています。
加須市の豊かな自然——季節ごとに顔を変える田園風景、近隣の花のオアシスや菖蒲グリーンセンターの緑——そういった地域の魅力も、リハスタジオ花咲のチャレンジクラスを通じて外出レクリエーションに取り込んでいます。「公園の季節の花を見に行けた」という小さな喜びが、生きる意欲に直結することを、私たちは現場で何度も目の当たりにしてきました。
まとめ ― 入浴の頻度が、在宅生活の質を決める
週3回の入浴は、高齢者の体と心を支える大切なリズムです。自宅だけではなかなか叶わないその頻度を、加須市のデイサービス「リハスタジオプラス」は日常の中に組み込める形で提供しています。天然ミネラル岩塩入りの浴槽で「温泉みたい」と笑顔になれる時間、プロスタッフによる安心の入浴介助、そして自宅浴室の改修と組み合わせることで生まれる「二段構えの安心」——これが、加須市でいつまでも家での暮らしを続けるための現実的な選択肢です。
「デイサービスのことをもっと詳しく聞きたい」「自宅の浴室をどう改修すればいいか分からない」「介護保険の使い方が分からない」——どんな小さなことでも、まずはお気軽にお声がけください。介護・建設・不動産をワンストップで担う私たちが、ご家族様の状況に合わせて一緒に考えます。
電話でのご相談は 0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)まで。
Webからのお問い合わせは お問合せ フォームをご利用ください。
加須市南町6-15、株式会社ホープシードがお待ちしております。


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