お盆や年末年始に久しぶりに実家へ帰ったとき、ふと気づくことがあります。庭の草が伸び放題になっている、雨戸が閉まったまま何週間も開かれていない、近所の方から「最近お母さんを見ていないけれど大丈夫?」と声をかけられた――そんなタイミングで、「そろそろ実家をどうにかしなければ」と頭をよぎった方も多いのではないでしょうか。
加須市は埼玉県北東部の車社会型地方都市で、人口約112,000人のうち3.3人に1人が65歳以上、7.3人に1人が75歳以上という高齢化率31.5%の地域です。持ち家率が高く戸建て住宅が多い一方、1世帯あたり人員は2.3人と独居・老老世帯が増え続けています。つまり「親が亡くなった後、誰も住まなくなった実家をどうするか」という問題は、今や加須市に限らず、全国的にも急増している課題です。
難しいのは、その判断を兄弟姉妹で合意しながら進めなければならない点です。「売りたい」「手放したくない」「解体費用は誰が出すの?」――感情と利害が絡み合うと、話し合いがいつまでも前に進まず、空き家のまま年月だけが経ってしまうケースも少なくありません。
この記事では、そうした「兄弟間の意見の対立」を防ぎながら、実家売却をスムーズに進めるための3つのステップを、加須市の地域事情に即してお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 兄弟間で揉めやすいポイントと、その原因
- 実家売却をスムーズに進める3つのステップの具体的な内容
- 売却・建替え・解体それぞれの選択肢の考え方
- 介護から看取り後の不動産相談まで一括対応できる窓口の活用方法
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市の実家が空き家になっており、兄弟間で売却の話し合いが進んでいない方
- ✅ 親の介護・看取りを経験し、次に実家をどうするか悩んでいる方
- ✅ 売却・建替え・解体のどれが自分たちに合っているか判断できずにいる方
- ✅ 相続登記や不動産仲介をどこに頼めばいいか分からない方
- ✅ 信頼できる地元の業者に、まとめて相談したいと思っている方

なぜ兄弟間で揉めやすいのか ― 実家売却の「感情の地雷」
実家の売却話が難航する最大の理由は、「不動産の問題」であると同時に「家族の歴史の問題」だからです。
たとえば、長男・長女が地元に残って親の介護を担ってきたのに、都市部に住む兄弟が「実家の売却代金は平等に分けるべき」と主張するケース。あるいは、介護に直接関わらなかった兄弟が「親が大切にしていた家を売るなんて」と感情的に反対するケース。どちらも決して珍しくありません。
こうした対立の根底には、「介護の負担が可視化されていないこと」と「誰も正確な不動産の価値を知らないこと」という2つの情報格差があります。感情論に終始してしまう話し合いを整理するには、まず「事実」を共有することが第一歩になります。
「親御さんの介護中からずっと関わってきた私たちだからこそ、看取り後の実家のことも含めて、ご家族の状況を踏まえた上でご相談に乗れると思っています。新しい業者を探す気力がないときほど、顔なじみの窓口があることが大切だと感じています」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
STEP 1:相続登記と「現状確認」を先に済ませる
実家売却 STEP 1
相続登記の完了と、建物・土地の現状把握
2024年4月1日より、相続による不動産の所有権移転登記(相続登記)が法律上義務化されました(法務省民事局の施行による改正不動産登記法)。相続を知った日から3年以内に登記を行わないと、10万円以下の過料が科される可能性があります。まずここが「全員が動かざるを得ない」共通の出発点になります。
登記が完了したら、次に建物と土地の現状を全員で確認します。築年数・耐震基準(1981年以前の旧耐震か否か)・リフォーム履歴・固定資産税評価額――これらを「書面」として一覧化しておくことで、感情論ではなく数字ベースで話し合いができるようになります。
⚠️ 「とりあえず後でいいか」と登記を後回しにすると、売却のタイミングで急いで手続きが必要になり、余計な時間とコストがかかります。親が亡くなったタイミングで早めに司法書士に相談することをお勧めします。
実家売却 STEP 2
不動産査定で「売ったらいくらになるか」を全員で共有する
兄弟間の意見が割れる一番の理由は、「実家の価値」を誰も正確に知らないことです。「あの家、2,000万円にはなるんじゃない?」「いや、古いから500万円もしないよ」――根拠のない憶測が感情的な対立を生みます。
まず不動産会社に査定を依頼し、市場価格を「全員が共有できる数字」として揃えましょう。査定は複数社に依頼することが理想ですが、加須市内の地域事情(道路付け・接道・農地転用の有無・上下水道の状況等)に詳しい地元業者への相談が有効です。
⚠️ 大手ポータルサイトの一括査定は便利ですが、加須市の農地・郊外物件は地元相場と乖離が生じやすいため、地元に根ざした業者の意見を必ず加えることを推奨します。
実家売却 STEP 3
「売却・建替え・解体」の3択を基準に沿って合意する
数字が揃ったら、ようやく「どうするか」の選択肢を整理できます。大きく分けると以下の3つです。
- 売却:現状のまま、またはリフォーム後に売り出す。現金化が最も早く、兄弟間で分割しやすい。
- 建替え:子世代が新たに住む、あるいは賃貸物件として活用する場合に検討。
- 解体・更地売却:建物が老朽化して価値がない場合。解体費用(木造戸建てで概ね100〜200万円前後)を誰が負担するかを事前に合意しておくことが重要。
「親が大切にしていた家を壊すのは忍びない」という気持ちは十分理解できます。ただ、空き家を放置すると固定資産税の軽減措置が失われるリスク(特定空家等に指定された場合)や、近隣への迷惑、防犯上の問題も生じます。感情と現実の両方を見た上で、全員が納得できる結論を出すことが、結果的に「親への供養」にもなると私たちは考えています。
⚠️ 解体業者・不動産業者・司法書士をバラバラに探すと、連絡先が増えて家族全員の負担が大きくなります。ワンストップで相談できる窓口を早めに確保することが、話し合いをスムーズにする最大のポイントです。
✓ ここまでのポイント
- 2024年4月から相続登記が義務化。まず登記と現状確認を全員で共有することが出発点。
- 「実家がいくらになるか」という数字を先に揃えると、感情論から抜け出しやすくなる。
- 売却・建替え・解体の3択を、明確な基準に沿って合意することが揉めない鍵。
「介護中から関わってきた業者」に相談するメリット
実家売却の相談を誰に持ちかけるか、これが意外と難しいポイントです。相続が発生してから新しい不動産業者を探す気力が湧かない、という声はとても多く聞かれます。
株式会社ホープシードは、加須市を拠点に介護(デイサービス)・建設リフォーム・不動産(宅地建物取引業免許保有)を一体で運営しています。親御さんがリハスタジオ花咲やリハスタジオプラスを利用していた期間から関わってきた私たちは、その方の住まいの状況・ご家族の関係性・地域の事情を既に把握しています。
「介護が終わったら、今度は実家の話も相談できるかな」――そう思っていただける関係性を、私たちは大切にしています。建替えが必要なら新築・建替え工事として対応し、売却が最善なら不動産仲介として動き、解体が必要なら解体工事まで含めて一貫して担います。ケアマネ・市役所・業者と連絡先が散乱してしまうあの煩雑さを、できる限り一つの窓口でまとめる――それが私たちのあり方です。
🏠 一般的な不動産業者に頼む場合
- 介護・建物・相続の事情を一から説明する必要がある
- 建替え・解体は別の業者に依頼が必要で連絡先が分散する
- 地域の介護事情や住宅事情に詳しくない場合もある
⭐ ホープシードに相談する場合
- 介護中から関わってきた経緯があれば、改めて一から説明しなくてもよい
- 売却・建替え・解体まで同一グループでワンストップ対応
- 宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)・建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)を保有する地元業者として、安心してご相談いただけます
お客様の声と、私たちが大切にしていること
介護から看取り後の実家相談まで、同じ窓口でつながっていることで、ご家族の「ほっとした」という声を何度もいただいてきました。デイサービスのご利用者様からも、こんな声が届いています。
「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームが盛り沢山。一人暮らしの私にとっては憩いの場」
リハスタジオプラス ご利用者様
「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
「この施設に来るのが楽しい」と思っていただける日常があってこそ、ご家族が「老後のことは全部お任せできる」と安心してくださる。その連続が、介護から実家相談まで信頼してもらえる関係につながっていると感じています。
「孤独死を地域の力でなくしていきたい、というのが私の出発点です。親御さんが元気なうちから、住まいのこと・介護のこと・その後の実家のことまで、一つながりで考えられる場所でありたい。加須市でそういう存在でいられるよう、これからも続けていきます」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
まとめ ― 実家売却は「3つのステップ」と「一つの窓口」で
加須市の実家売却で兄弟間が揉めてしまう背景には、情報の格差・感情の対立・手続きの煩雑さという3つの壁があります。それを乗り越えるのが、今回ご紹介した3つのステップです。
- STEP 1:相続登記と現状確認を全員で共有する
- STEP 2:不動産査定で「実家の価値」を数字として揃える
- STEP 3:売却・建替え・解体の3択を基準に沿って合意する
そして何より大切なのは、「誰に相談するか」です。介護が終わった後の実家問題は、新しい業者を探す気力も時間もない中で動かなければならないことがほとんどです。だからこそ、介護中から関わってきた顔なじみの窓口があることが、ご家族全員の負担を大きく軽減します。
株式会社ホープシードは、埼玉県加須市を拠点に、介護・建設・不動産を一体で担う地元の事業者です。「実家をどうしたらいいか分からない」「兄弟間でまとまらない」という段階からでも、どうぞお気軽にご相談ください。一緒に整理していきましょう。
📞 お電話でのご相談:0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00/祝日 9:00〜18:00)
💬 メールでのお問い合わせ:お問合せ
些細なことでも構いません。「まだ何も決まっていない」という状況からのご相談も大歓迎です。加須市で長く暮らしてきた親御さんの住まいを、ご家族みなさんが納得できる形で次のステージへ。そのお手伝いを、私たちにさせてください。


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