結論から言うと、介護リフォームは「ケアマネージャーへの相談→業者への現地確認依頼→市区町村への事前申請→施工→完了報告」という順番で進めないと、介護保険の住宅改修費(最大20万円枠)が使えなくなる可能性があります。この順番を知らずに先に工事を始めてしまい、保険が適用されなかったというケースは決して珍しくありません。
親御さんの退院が近づいて「早く手すりをつけなきゃ」と焦る気持ちはよくわかります。ただ、焦って動いた結果、数万円の損をしてしまうのは避けたいところです。この記事では、株式会社ホープシードが加須市内外で実際に対応してきた経験をもとに、正しい手順を一つひとつ丁寧にご説明します。
📋 この記事でわかること
- 介護保険の住宅改修費(20万円枠)を確実に使うための手続きの順番
- ケアマネ・業者・市役所それぞれの役割と連絡タイミング
- 退院まで2〜4週間しかない「急ぎの改修」でも間に合わせるコツ
- 加須市で相談できる介護リフォームのワンストップ窓口
こんな方におすすめ
- ✅ 親が入院中で、退院前に自宅の手すり・段差解消を急いでいる方
- ✅ 介護保険の住宅改修費20万円枠の使い方がよくわからない方
- ✅ ケアマネ・業者・市役所の連絡を誰かに一括でまとめてほしい方
- ✅ 加須市内または近隣で、介護現場を知る業者に頼みたい方
- ✅ 老老介護で自宅の浴室・トイレの安全対策を検討している方

介護リフォームの全体像をまず把握する
介護リフォームと一般的な住宅リフォームの最大の違いは、「介護保険制度」が絡んでいる点です。介護保険の住宅改修費は、要介護・要支援の認定を受けた方が自宅をバリアフリー改修する際に使える給付金で、上限20万円(自己負担は所得に応じて1〜3割)が設定されています。
この給付を受けるためには、工事を始める前に市区町村の担当窓口に「事前申請」を済ませておく必要があります。「工事が終わってから申請すればいい」というのは誤解で、事後申請は認められません。この点が、一般リフォームとの手順上の決定的な違いです。
対象となる工事の主な種類は以下の通りです。
- 手すりの取り付け(廊下・浴室・トイレ・玄関など)
- 段差の解消(玄関・浴室の入口・室内の敷居など)
- 床の滑り止め・素材の変更
- 引き戸への扉の取り替え
- 洋式便器への取り替え
- スロープの設置
これらを組み合わせて20万円の枠内で計画するのが一般的です。枠は一生涯で20万円(原則)ですが、要介護度が3段階以上重くなった場合や転居した場合はリセットされます。
ステップごとに確認する ― ケアマネ→業者→申請の正しい順番
では、具体的な手順を見ていきましょう。
介護リフォーム STEP 1
ケアマネージャーへの相談(起点はここ)
まず最初に動くのは業者ではなく、担当のケアマネージャー(介護支援専門員)です。「手すりをつけたい」「段差が危ない」という相談をケアマネに伝えると、利用者の身体状況・生活動線を踏まえた上で「どこに何が必要か」のアドバイスをもらえます。ケアマネは住宅改修費の申請に必要な「理由書(意見書)」を作成する役割も担っており、この書類がないと申請が前に進みません。
⚠️ ケアマネへの連絡を後回しにしたまま業者に「とりあえず見積もり」を依頼するケースがあります。業者との話が進んだ後でケアマネに話すと、「この改修は身体状況に合っていない」と差し戻しになることも。必ず最初の一手はケアマネへの相談にしてください。
介護リフォーム STEP 2
業者による現地確認と見積もり
ケアマネからの情報を共有した上で、業者に現地調査を依頼します。ここで重要なのは、「介護現場を知っている業者」に依頼することです。一般的なリフォーム業者は「手すりをどこにつけるか」を寸法だけで判断しますが、介護の動線を理解している業者は「この方の利き手はどちらか」「浴槽をまたぐ動作でどこに体重がかかるか」を考慮した提案ができます。
見積書には「工事費の内訳・材料の種類・設置箇所の詳細」が明記されている必要があります。これが後の申請書類に使われるからです。
⚠️ 「とにかく安ければいい」と価格だけで業者を選ぶと、施工後に「使いにくい」「かえって危険」という事態になりかねません。介護リフォームは生活の安全に直結する工事です。実際の利用者の声や施工実績を確認した上で選んでください。
介護リフォーム STEP 3
市区町村への事前申請(着工前に必須)
ケアマネが作成した「住宅改修が必要な理由書」と業者が作成した「工事費の見積書・平面図・改修箇所の写真」をセットにして、市区町村の介護保険担当窓口に事前申請を提出します。加須市の場合は加須市役所の介護保険課が窓口となります。申請が受理された後、初めて着工できます。
⚠️ 急いでいるからといって、事前申請が下りる前に工事を始めてはいけません。受理前に着工した場合は保険給付の対象外になります。書類に不備があると差し戻しになり、さらに時間がかかるため、書類準備は業者とケアマネが連携して進めることが大切です。
介護リフォーム STEP 4
施工
事前申請が通れば、いよいよ工事です。手すりの設置や段差解消といった小規模な工事であれば、通常1〜3日で完了することがほとんどです。施工中は利用者の方の安全を最優先に、生活動線を極力妨げない工程管理が求められます。
⚠️ 見積もりと異なる工事内容・材料が使われていないか、完了時に必ず確認してください。申請書類と実際の工事内容が一致していることが、完了報告の審査条件になります。
介護リフォーム STEP 5
完了報告と給付金の受け取り
工事完了後、「完成写真・領収書・工事費の内訳書」を市区町村に提出して完了報告を行います。審査が通ると、自己負担分を超えた金額(1〜3割を除いた分)が後日振り込まれます(償還払い方式)。一部の業者では「受領委任払い」の仕組みを利用して利用者の自己負担分のみで工事できる場合もあります。
⚠️ 完了写真の撮影忘れは意外と多いミスです。業者が撮影するのが通常ですが、念のため家族側でも控えを撮っておくと安心です。
✓ ここまでのポイント
- 介護リフォームは「ケアマネ相談→業者見積もり→事前申請→施工→完了報告」の順番が鉄則。着工前の事前申請を飛ばすと給付が受けられない
- 業者選びは価格だけでなく「介護動線を理解しているか」が重要。ケアマネと連携できる業者かどうかも確認ポイント
- 書類作成(理由書・見積書・図面・写真)はケアマネと業者が協力して進めるのが理想的な形
退院まで2〜4週間しかない「急ぎ改修」の対処法
「父が来週退院する予定なのに、まだ何も手がついていない」――こうした切迫したご相談は、実際に多く寄せられます。病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)からケアマネへの情報連携が遅れ、家族が知ったときには退院まで2週間しかない、というケースも珍しくありません。
このような場合、通常のステップを一つひとつ丁寧に踏んでいる時間的余裕はありません。ではどうするか。答えは、「書類準備・現地確認・申請の並走」を業者主導で行うことです。
株式会社ホープシードでは、ケアマネやMSWとの連絡調整、理由書の内容確認、図面・写真の準備まで業者側が積極的に関与することで、通常より大幅に短縮したスケジュールでの対応が可能です。介護事業(デイサービス)も運営しているため、「病院→自宅改修→退院後のデイサービス利用」という流れを一つの会社でつなげられることが、急ぎの退院支援ルートで強みを発揮しています。
「退院日が決まってから相談に来られるケースが本当に多いんです。焦る気持ちはよくわかります。だからこそ私たちは、ケアマネ先生と直接連絡を取りながら書類と現地確認を同時並行で進める体制を作っています。間に合わせることが最優先、でも安全だけは絶対に妥協しない。そこだけは変えないと決めています」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
介護現場を知る業者に頼むことの意味
一般的なリフォーム業者と、介護事業も運営している業者では、現場での「見え方」が根本的に違います。
🏠 一般的なリフォーム業者の場合
- 手すりの高さや位置は「標準寸法」に基づいて設置する
- 利用者の身体の動かし方・重心移動まで把握するのは難しい
- ケアマネとの連携は家族が仲介役になるケースが多い
- 工事後に「使いにくい」と感じても、フォローが薄い
⭐ 株式会社ホープシード(介護×建設)の場合
- デイサービス利用者の身体状況・歩き方・利き手まで把握した上で現地を見る
- 浴室・トイレ・玄関など「実際の介助場面」を想定した動線設計ができる
- ケアマネとの連絡は業者側が主体的に担い、家族の負担を減らす
- 工事後にデイサービスでの様子から「改修の効果」を継続的に確認できる
建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)を取得し、自社施工で手がけてきた介護リフォームの実績は、さいたま市・久喜市・春日部市・蓮田市など埼玉県内の広いエリアに及んでいます。自社で全工程を管理するため、品質と工期の両面で一貫した責任を持てるのが強みです。
「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」
リハスタジオプラス ご利用者様
デイサービスでの入浴と、自宅のバリアフリー化を組み合わせることで、「施設のお風呂が楽しみ」「自宅のお風呂も安心して入れるようになった」という二つの安心を同時に届けています。
「窓口がバラバラ」をなくす ― ホープシードのワンストップ対応
介護リフォームを進める中で、多くのご家族から「誰に何を相談していいかわからなくなった」という声を聞きます。ケアマネ・市役所・工事業者・病院のMSW・デイサービス……それぞれと個別に連絡を取り続けるのは、仕事を持つ50〜60代の子世代にとって相当な負担です。
株式会社ホープシードは、介護(デイサービス2拠点)・建設・不動産を一つの会社でカバーしているため、「ここに連絡すれば何とかなる」という安心感をご提供できます。
- 親御さんの体の状態 → リハスタジオ(花咲・プラス)での日々の様子から把握
- 自宅の改修 → 建設業として介護現場を知った視点で設計・施工
- 介護保険の申請手続き → ケアマネ連携のもとで書類準備をサポート
- 将来の実家の処遇(売却・建替え) → 宅地建物取引業免許(埼玉県知事(1)第23447号)を活かして不動産相談も対応
「もう大丈夫ですよ」と言える存在でありたい。それが私たちホープシードの根っこにある姿勢です。介護保険制度の複雑さも、退院前の慌ただしさも、できる限り私たちが受け止めます。
まとめ ― 正しい順番で、大切な家族の「家に帰る」を叶える
介護リフォームの正しいステップは、①ケアマネへの相談 → ②業者の現地確認・見積もり → ③市区町村への事前申請 → ④施工 → ⑤完了報告です。この順番を守ることが、介護保険住宅改修費の給付を確実に受けるための絶対条件です。
焦りから手順を飛ばすのではなく、「急いでいるからこそ、段取りのわかる業者と動く」という選択が結果的に一番早く、一番安心できる道です。加須市とその周辺で介護リフォームをご検討中のご家族は、まずはお気軽にご相談ください。退院前の急ぎの案件にも、できる限り対応いたします。
電話でのご相談は 0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)まで。メールでのご相談はお問合せフォームからどうぞ。


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