加須の自立支援デイ ― 「やってもらう」から「自分でやる」へ

C1介護の基礎知識

「デイサービスに行かせたら、なんだか親が何もしなくなってしまった気がする」

そんな言葉を、ご家族様からお聞きすることがあります。入浴も食事も移動も、スタッフが全部やってくれる。それ自体は悪いことではないのですが、ずっとそれが続くと――人間は、「やってもらうこと」に慣れていきます。体は少しずつ動かなくなる。「自分にはもう無理だ」という気持ちも、静かに育っていく。

私は加須市にある半日型デイサービス「リハスタジオ花咲」で施設長を務めております。ご利用者様と毎日顔を合わせ、「この方に、もう一度自分の力で立ってほしい」「自宅のトイレに一人で行ける日を取り戻してほしい」と、心から願いながら仕事をしています。

今日は、私たちが大切にしている「自立支援」という考え方と、加須という街で実際にどう暮らしのサポートをしているかをお伝えしたいと思います。

📋 この記事でわかること

  1. 「やってもらう介護」と「自分でやる自立支援」の違いとその重要性
  2. リハスタジオ花咲が取り組む機能訓練・生きがい活動の具体的な内容
  3. 加須市内の地域資源を活かした外出レクリエーションの魅力
  4. 介護×建設のワンストップ体制で「在宅生活の継続」をどう支えるか

こんな方におすすめ

  • ✅ 親のデイサービス利用を検討しているが、「合う施設」が見つかっていない方
  • ✅ 高齢の家族が「もう歳だから無理」と諦めがちで心配な方
  • ✅ リハビリに特化した加須市のデイサービスを探している方
  • ✅ 自宅での生活をできるだけ長く続けさせてあげたいと思っているご家族様
  • ✅ デイサービスと住宅改修をまとめて相談できる窓口を探している方
加須の自立支援デイ ― 「やってもらう」から「自分でやる」へ | 株式会社ホープシード

「できなくなること」より「できることを増やす」に目を向ける

介護の世界では、「残存機能を活かす」という言葉がよく使われます。難しい言葉に聞こえますが、要するに「今、まだできることを大切にする」ということです。

たとえば、歩行が少し不安定になってきたご利用者様。「転倒が怖いから」と車椅子に乗せてしまえば確かに安全です。でも、その方が歩く機会を失い、数ヶ月後には本当に歩けなくなってしまうことがある。これは、「安全のための配慮」が、結果として「自立の機会」を奪ってしまうケースです。

私たちリハスタジオ花咲が大切にしているのは、その逆の発想です。「今ちょっと不安でも、訓練で取り戻せる力がある」と信じ、ご利用者様一人ひとりの「できること」に光を当てること。ICカードで個別管理するマシン訓練は、その方の体力・筋力に合わせて負荷が自動設定されます。レッドコードを使った体幹トレーニングや、ヨガ要素を取り入れたストレッチも、「きつくてイヤ」ではなく「気持ちいい、続けられる」を意識した内容にしています。

「しんどかったけど終わったあとスッキリする」「先週より少し楽に歩けた気がする」――そういった言葉をいただくたびに、この仕事をやっていてよかったと感じます。

「『自分でやる』喜びを取り戻した瞬間、ご利用者様の表情が変わるんです。それが見たくて、私はこの仕事をしています。」

花咲施設長(リハスタジオ花咲)

加須の街を舞台に「外に出る力」も取り戻す ― チャレンジクラスの話

機能訓練は、施設の中だけで完結するものではありません。体が動くようになっても、「外に出る機会」がなければ、その力は日常生活に結びつきません。

リハスタジオ花咲では月2回、「チャレンジクラス」と呼ぶ外出レクリエーションを実施しています。これが、多くのご利用者様にとって「施設に来る一番の楽しみ」になっています。

行き先は、加須市内にとどまりません。たとえば――

  • 久喜市の菖蒲グリーンセンターで季節の花を観賞
  • 大宮盆栽美術館で本物の盆栽芸術にふれる
  • 秩父34観音霊場へのちょっとした参拝の旅
  • 神代植物公園(深大寺)で春の植物を楽しむ
  • 地元・加須近郊のいちご狩り農園での収穫体験
  • 学校給食歴史館で昔懐かしい給食の記憶を呼び覚ます

「現役のころ、仕事や子育てで忙しくて行けなかった場所に、今になってやっと行けた」とおっしゃる方がいらっしゃいます。その言葉が、私にはとても刺さります。人生の後半戦に、新しい「はじめて」を経験できる場所でありたい――チャレンジクラスには、そんな思いを込めています。

10人規模のスタッフが同行しますので、体力に不安のある方も安心してご参加いただけます。「外に出ること」自体がリハビリになるし、見慣れない景色の中で誰かと言葉を交わすことが、心と頭を動かすきっかけになる。室内の機能訓練とは違う「生きている実感」を持ち帰っていただける時間です。

「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」

リハスタジオ花咲 ご利用者様

「公園の季節の花を見に行く事ができ、日課だった散歩ができるのは嬉しい」

リハスタジオプラス ご利用者様

✓ ここまでのポイント

  • 「してもらう」ではなく「自分でする」を引き出す機能訓練が、在宅生活の継続年数を左右する
  • リハスタジオ花咲のチャレンジクラスは、加須周辺の地域資源を活かした月2回の外出レクで「外に出る力」を維持する独自プログラム
  • 施設内の訓練と地域への外出の両輪が、ご利用者様の「生きがい」と「自立」を同時に支えている

「半日型だから気軽に始められる」 ― はじめの一歩を下げる工夫

デイサービスに対して、「一日中知らない人の中にいるのは疲れる」と抵抗感を持つ方は少なくありません。特に、まだ元気で「介護を受けている」という実感が薄い方ほど、その気持ちは強い。

リハスタジオ花咲は半日型のデイサービスです。午前中だけ、あるいは午後だけ。「ちょっと行ってくる」感覚で利用できる時間設定になっています。

要支援1の方から要介護3の方まで、幅広い介護度の方に対応しています。「まだそこまで介護が必要なわけじゃないけど、一人でいるのが不安」という段階から、気軽に体験利用していただけます。

午前中の機能訓練を終えてから自宅に戻り、午後は自分のペースで過ごす。その「自分の時間」を守れることが、「施設に行くことへの抵抗感」を下げる一番の方法だと思っています。

また、クロスワードや体操、マシン運動、そして足湯――「楽しい」と感じる時間が一つでもあれば、「また来てもいいかな」という気持ちになっていただける。入口はそれで十分です。

「クロスワードから体操・マシン運動など短い時間ですが、大満足。足湯のほっこりした時間が嬉しい」

リハスタジオ花咲 ご利用者様

介護リフォームとセットで考える「自立した在宅生活」

どれだけ機能訓練を頑張っても、自宅の環境が整っていなければ「自分でやる」は難しくなります。手すりがなければ廊下の移動が怖い。段差があれば玄関での転倒リスクが高まる。浴室の滑りやすい床は、入浴への意欲そのものを奪います。

株式会社ホープシードは、デイサービスを運営しながら、同時に建設業・リフォーム業も手がけています。これは加須市内ではとても珍しい体制です。

介護現場で毎日ご利用者様の動きを見ているからこそ、「この方には玄関にこの高さの手すりが必要」「トイレの扉を引き戸に変えるだけで自立度が上がる」といった判断が、現場感覚でできます。大手リフォーム会社のように「カタログから選んでください」ではなく、その方の体の動き方・生活動線を理解した上での提案ができる。それが私たちの一番の強みだと思っています。

介護保険の住宅改修費(1人あたり20万円の枠、自己負担1〜3割)を活用すれば、手すりの設置や段差解消、滑り止め、引き戸化といった工事を少ない自己負担で行うことが可能です。申請手続きも、ケアマネジャーとの連携も、私たちがまとめてお手伝いします。

「デイで体を動かせるようになったのに、家に帰ると怖くて動けない」――そんな状況をなくしたい。デイサービスと住宅改修を同じ会社で考えられるのは、ご利用者様にとって大きな安心につながります。

「いつまでも自宅で」を、加須の地で実現するために

加須市は、高齢化率が31.5%と全国平均を上回る地域です。3.3人に1人が65歳以上という現実の中で、「施設に入る」選択肢しかない状況は、誰も幸せにしません。住み慣れた加須の家で、自分らしく暮らし続けることができる――その選択肢を守ることが、私たちの仕事の根っこにあります。

代表の伊澤が「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という思いからこの事業を立ち上げたように、私たちはデイサービスという場を「預かり場所」ではなく「自立への踏み台」として位置づけています。

「デイサービスがゴールではなく、ご自宅での生活が長く続くための手段。その意識を持ってご利用者様と向き合い続けたいと思っています。」

伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)

「機能訓練で元気になりました!運動による大切さを知れた」とおっしゃったご利用者様の笑顔は、私たちスタッフ全員の原動力です。その笑顔をもっと加須の街に増やしていきたい――それが、リハスタジオ花咲の変わらない目標です。

まとめ ― 「自分でやる」を取り戻す場所が、加須にあります

「やってもらう」介護から「自分でやる」自立支援へ。この考え方は、決して高齢者に厳しくするということではありません。その方の力を信じ、その力が発揮できる環境と機会を整えること。それが私たちリハスタジオ花咲のスタンスです。

加須市内で親の介護にお悩みの方、「合うデイサービスが見つからない」とお感じのご家族様、退院後の在宅復帰に向けてお急ぎの方――まずはお気軽にお問い合わせください。体験利用も受け付けておりますので、「一度見てみたい」という段階からでもぜひご連絡ください。

デイサービスのことも、自宅の手すりや段差解消のことも、同じ窓口でご相談いただけます。バラバラに問い合わせをする手間なく、「家族ごと」まとめてお話を聞かせていただきます。

📞 お電話はこちら:0480-53-7143(受付:月〜土 8:30〜18:00)

💬 お問合せフォームからも、いつでもお気軽にどうぞ。加須市で「いつまでも自宅で暮らし続けたい」を一緒に叶えましょう。

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