「親の介護が一段落して実家に帰ったとき、誰も住まなくなった家を前に、どうすればいいか言葉が出なかった」——そんな経験をされたご家族からのご相談が、ここ数年で明らかに増えています。
加須市で工務店・介護事業を営む株式会社ホープシードの伊澤です。介護の現場で21年、地域の住まいと向き合ってきた立場から、「注文住宅を建てる費用はいくらか」という問いに、土地代込みの総額でお答えするとともに、実家の建替え・売却・解体という"その先の決断"についても具体的な数字と手順でお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 加須市で注文住宅を建てる場合の土地代込み総額の目安
- 建物本体・土地・諸費用それぞれの内訳と費用の考え方
- 実家の建替え・売却・解体を判断するための基準と手順
- 介護から相続後の不動産対応まで一貫して相談できる体制の活用法
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市内に親の実家があり、相続後の活用方法が決まっていない方
- ✅ 注文住宅・建替えの費用総額をざっくり把握したい方
- ✅ 兄弟間で実家の売却・解体・建替えの話し合いが進んでいない方
- ✅ 介護中からお世話になった業者に、相続後もそのまま相談したい方
- ✅ 土地を持っていて新築を検討しているが、諸費用の全体像が見えない方

加須市で注文住宅を建てる「土地代込み総額」の目安
注文住宅の費用を考えるとき、多くの方が「建物本体だけ」の価格で比較してしまいがちです。しかし実際に家計に影響するのは、土地・建物・諸費用を合わせた総額です。加須市の相場感を踏まえて整理すると、おおよそ次のような水準になります。
費用の目安(加須市・2024〜2025年度水準を参考)
① 土地代
加須市の公示地価(国土交通省「地価公示」2025年)によると、住宅地の平均は1㎡あたり約3〜5万円台が中心です。30坪(約99㎡)の土地であれば、300万〜500万円前後が目安となります。駅近・幹線道路沿いでは上振れすることもありますが、車社会型の加須市では駅距離よりも生活利便性(スーパー・病院へのアクセス)が価格に影響しやすい特徴があります。
② 建物本体工事費
注文住宅の建物本体は、仕様によって幅があります。延床面積30坪(約99㎡)の平屋〜2階建てで、ローコスト寄りの仕様なら1,800万〜2,200万円前後、長期優良住宅・耐震等級3対応の本格仕様では2,500万〜3,200万円前後が現実的な範囲です。ホープシードでは長期優良住宅・耐震等級3の設計図書に準じた施工を行っており、「安さだけを追う」のではなく、住んだあとのランニングコストまで含めた総コストで判断いただくことをお勧めしています。
③ 諸費用(設計・申請・外構・付帯工事など)
見落とされがちな費用がここです。登記費用・地盤調査・外構工事・引越し費用などを合算すると、建物本体の10〜15%程度が目安になります。たとえば建物2,500万円なら、諸費用だけで250万〜375万円になる計算です。太陽光発電・蓄電池の設置を希望される場合はさらに100万〜250万円前後が加算されます。
総額シミュレーション例
加須市内・土地あり(親の実家の建替え)で、延床30坪・長期優良住宅仕様の場合:
- 建物本体:約2,500万〜3,000万円
- 外構・解体・地盤改良(古家あり):約200万〜400万円
- 諸費用(設計・申請・登記等):約250万〜350万円
- 太陽光・蓄電池(任意):約150万〜250万円
- 合計:約3,100万〜4,000万円(土地代ゼロの場合)
土地を新たに購入する場合はここに土地代300万〜500万円以上が加わります。数字の幅が大きいのは「どんな家を建てるか」によって変わるためで、まずは概算でもよいので全体像を掴むことが大切です。
✓ ここまでのポイント
- 加須市の注文住宅総額は、土地なし・延床30坪なら3,100万〜4,000万円前後が現実的な目安
- 「建物本体価格」だけで比較すると、諸費用・外構・解体費が見えなくなる
- 親の実家の建替えなら、解体費と地盤改良費を事前に確認しておくことが不可欠
建替え・売却・解体のどれが自分たちに合うか、費用の数字を並べても判断しきれない——そこで止まっているご家族が多いのが実情です。ホープシードへのお問い合わせでは、実家の状況・兄弟間の合意状況・ご予算感を踏まえた上で、具体的な選択肢をお伝えしています。
実家の建替え・売却・解体——どれを選ぶかの判断基準
親の介護を看取ったあと、誰も住まなくなった加須の実家をどうするか——この問いに「正解」は一つではありません。ただ、判断が先送りになるほど固定資産税・管理費・老朽化リスクが積み重なるのも事実です。以下の3つの選択肢を、それぞれの費用感と向き・不向きで整理します。
🏠 選択肢①:売却(現状渡し・古家付き)
- 初期費用が最も少なく、早期に現金化できる
- 築年数が古い場合、建物の価値はほぼゼロ評価となることが多い
- 買主が解体・建替えを前提に購入するケースが多い
- 加須市の場合、宅地建物取引業免許を持つ業者に仲介を依頼することで適正価格での売却が可能
⭐ 選択肢②:解体して更地売却
- 更地にすることで買い手が付きやすくなる半面、解体費(木造平屋・約30坪で80万〜150万円前後)が先行投資になる
- 固定資産税の軽減特例(住宅用地特例)が外れるため、更地にすると税額が最大6倍になるケースがある(財務省・固定資産税制度の説明に準拠)
- 解体前に市への「空き家」届出・アスベスト事前調査が必要な場合もある
⭐ 選択肢③:建替えて活用(賃貸・子世代が移住)
- 子世代が加須市近辺に住む場合、相続した土地を活かして注文住宅・二世帯住宅を建てる選択
- 古家の解体費用を含めても、土地を新規購入するよりトータルコストを抑えられるケースが多い
- 長期優良住宅・耐震等級3仕様にすることで、補助金活用・住宅ローン減税の恩恵も受けやすい
「親御さんの介護中から関わってきた私たちだからこそ、その家の状態・ご家族の事情・土地の特性を把握した上でご提案できます。初めて会う業者に一から話すエネルギーは、この時期の方には正直しんどいと思うんです」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
介護が終わった後の「実家問題」——加須市で実際に多い相談パターン
ホープシードには、デイサービス「リハスタジオ花咲」「リハスタジオプラス」のご利用が終わった後、ご家族様から住まいの相談が入るケースが少なくありません。介護中からご縁が続いているからこそ生まれる、ある意味でとても自然な流れです。
花咲をご利用いただいていたある方のご家族から、こんな言葉をいただいたことがあります。
「クロスワードから体操・マシン運動など短い時間ですが、大満足。足湯のほっこりした時間が嬉しい」
花咲ご利用者様
デイサービスに通っていた頃は、ご本人が生き生きと過ごされていた。その介護生活が一段落した後、「実家の後始末」という現実が家族の前に立ちはだかります。「どこに相談すればいいか分からない」「兄弟に連絡するたびに気まずくなる」——そういう声をたくさん聞いてきました。
判断が止まってしまう理由は、大きく3つです。
- ①解体・売却・建替えのどれが得かが分からない(費用の比較ができない)
- ②信頼できる業者をゼロから探す気力がない(介護中に使い果たしている)
- ③相続・税金の知識がなく、失敗が怖い(専門家に相談するハードルが高い)
これらすべてに一括で答えられる体制を持つ事業者が、加須市内にはほとんどいません。ホープシードは建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)と宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)の両方を保有しており、解体・建替え・売却仲介まで一つの窓口で対応できる体制を整えています。
建替え・売却・解体の相談から動くまでの流れ
実家の活用相談 STEP 1
現地確認と建物状況の把握
まず実家に伺い、建物の築年数・傷み具合・地盤・接道状況を確認します。「売れる状態か」「解体が先か」「建替えが現実的か」の大まかな方向性は、この段階でお伝えできます。
⚠️ 現地を見ずに電話だけで「売れますよ」と言い切る業者には注意が必要です。接道・境界・埋設物の確認を省くと、後から費用が大幅に変わるケースがあります。
実家の活用相談 STEP 2
費用概算と選択肢の比較提示
売却・解体・建替えそれぞれの概算費用と、兄弟間で合意を取りやすい資料をご用意します。「一番得な選択」は家族の状況によって異なるため、数字を並べた上で一緒に考えます。
⚠️ 「建替えが一番お得」「売却がシンプル」と最初から誘導してくる業者は、自社が得意な方向に話を寄せている可能性があります。複数の選択肢を並べて比較してくれるかを確認してください。
実家の活用相談 STEP 3
兄弟間の合意形成サポートと手続き着手
相続登記(2024年4月から義務化)・測量・解体申請など、行政手続きが絡む部分は専門家と連携しながら進めます。ホープシードは施工実績12件以上(さいたま市・久喜市・春日部市・越谷市など埼玉県広域)を持ち、古家の建替えも本格的に対応しています。
⚠️ 相続登記を後回しにすると、売却・建替えの手続きが止まります。「相続が完了してから動けばいい」と考えていると、固定資産税の負担が長引くことになります。
加須市でデイサービスにかかる費用の全内訳(介護度別月額シミュレーション)でご紹介しているように、介護にかかる費用の全体像を早めに把握しておくことが、その後の住まい・相続の判断にも大きく影響します。介護が現役の段階から、建替えや売却の選択肢を頭に入れておくだけでも、準備のスタートが大きく変わります。
まとめ:加須市の注文住宅・実家の活用、まず数字で全体像を掴むことが先決
注文住宅の費用は「建物本体価格」だけでは見えない部分が多く、土地・解体・諸費用を含めた総額で考えることが出発点です。加須市・延床30坪の場合、土地なし建替えでも3,100万〜4,000万円前後が現実的な総額の目安になります。
一方で、親御さんの介護が終わった後の実家については、「建替えるか・売るか・解体するか」の判断を先送りにするほど費用と手間が積み上がっていきます。信頼できる業者をゼロから探す気力が残っていない時期だからこそ、介護中から関わってきた業者に一括して相談できる体制が力を発揮します。
ホープシードは、デイサービス2拠点の運営で培った「介護現場の目線」と、建設業・宅地建物取引業の両免許による「住まいの専門知識」を組み合わせ、加須市内では希少なワンストップ体制でご対応しています。
「うちの実家、どこから動けばいいか分からない」——そのひと言からで構いません。まずはお電話でご状況をお聞かせください。
📞 0480-53-7288(受付:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
また、加須市でデイサービスを初めて探す方向けの費用・手続き・選び方の解説も合わせてご覧いただくと、介護生活の全体像とその先の住まいの選択肢が、より具体的にイメージしやすくなります。
「信頼できる業者をゼロから探す気力がない」——この記事で何度も触れたその言葉が、今のあなたの状況そのものであれば、ホープシードへのお問い合わせが最初の一歩になります。介護中からの経緯をご存じの上でお話を聞けるため、一から説明し直す手間なく、実家の活用方針を一緒に整理できます。