「親が転んで骨折した。とにかく早く申請しなきゃ」
「ケアマネさんに勧められたから、よくわからないまま書類を出した」
「認定結果が思ったより軽くて、使えるサービスが限られてしまった……」
こういったご相談、私たちのところには本当に多く届きます。要介護認定の申請は、介護サービスを使うための「入り口」です。でも、その入り口に向かう前の準備が不十分だと、後から「あのとき知っていれば」という後悔につながることが少なくありません。
私、株式会社ホープシードの伊澤雄馬は、デイサービスの運営と並行して、介護リフォーム・不動産のご相談を日々お受けしています。そのなかで気づいたことがあります。要介護認定で「失敗」したと感じるご家族には、申請前の段階に共通したパターンがある、ということです。
今回は、その「申請前にやってはいけない3つのこと」を、私たちが実際に見聞きしてきたエピソードも交えながらお伝えします。加須市やその周辺で親御さんの介護に直面しているご家族に、少しでも役立てれば幸いです。
📋 この記事でわかること
- 要介護認定の申請前に避けるべき3つの落とし穴
- 認定調査で「実態より軽く判定される」原因と対策
- 住宅改修・デイサービスと認定結果を上手に連動させる方法
- 加須市で介護×建設をワンストップで相談できる窓口
こんな方におすすめ
- ✅ 親の要介護認定を初めて申請しようとしている方
- ✅ 認定調査の当日、何を気をつければいいか知りたい方
- ✅ 認定結果が実態に合っていないと感じている方
- ✅ 退院前に自宅の住宅改修と介護サービスをまとめて整えたい方
- ✅ 加須市・久喜市・羽生市など北埼玉エリアで介護の相談先を探している方
NG①「とりあえず申請」で状態像を伝えないまま調査に臨む
ある日、加須市内にお住まいの70代の奥様から相談を受けました。「夫が脳梗塞で入院して、退院が来週に迫っている。要介護認定を急いで申請したけれど、調査員が来たとき夫が頑張って普通に歩こうとしてしまって……結果が要支援1になってしまった」というお話でした。
これは、介護の現場でよく聞く「よい日の自分を見せてしまう問題」です。ご本人は調査員の前でつい気を張って、普段よりしっかり動いてしまう。結果として実態より軽い認定が出てしまい、使えるサービスの上限額が大きく制限されることになります。
やってはいけないのは、「状態の悪い日」「できないこと」を事前に整理せずに調査当日を迎えることです。
認定調査は、「今日の状態」だけでなく「日常的にどうか」を評価するものです。ですから、事前に以下のことを書き出しておくことをお勧めしています。
- 夜中にトイレに起きる回数、転びそうになる頻度
- 入浴・着替え・食事でどれだけ手助けが必要か
- 認知症の症状(繰り返す質問、火の消し忘れなど)があれば具体的なエピソード
- 「今日は調子が良い」と言いがちな本人の口ぐせ
これをメモにまとめて調査員に手渡すだけで、認定結果が変わることがあります。私たちのデイサービス「リハスタジオ花咲」「リハスタジオプラス」でも、ご利用検討の段階でこうした情報整理をご家族と一緒に行うことがあります。「何を伝えればいいか分からない」という方は、ぜひご相談ください。
NG②「住宅改修は認定が出てからでいい」と後回しにする
退院日が決まってから私たちにご連絡いただくケースは、実は全体の半数近くを占めます。「退院まで2週間しかないのに、手すりがない。段差もある。どうすれば……」という状況です。
介護保険の住宅改修費(上限20万円)を使うには、工事前に「事前申請」が必要です。認定が出る前でも「申請中」の状態で申請できますが、それを知らずに工事を先に終わらせてしまうと、補助が受けられなくなることがあります。
やってはいけないのは、「認定結果が出てから住宅のことを考えよう」と先送りにすることです。
現実には、認定の申請から結果が出るまで約1ヶ月かかります。退院から1ヶ月間、手すりも段差解消もない自宅で過ごすことのリスクは計り知れません。転倒→再骨折→再入院というケースも、実際に私たちの周りで起きています。
「介護のことを知っている工務店だからこそ、『退院の何週間前に動けばよいか』を逆算してご提案できます。申請手続きとリフォーム工事を同時並行で進めることは、私たちにとって日常業務のひとつです。焦る前に、まず電話一本ください。」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
株式会社ホープシードは建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)を持つ工務店でもあります。デイサービスと介護リフォームを同じ会社で担うからこそ、「身体の状態に合わせたリフォーム提案」ができるのが私たちの強みです。たとえば、脳梗塞後遺症で右半身に麻痺がある方の場合、手すりをどちらの壁に設置するかで使いやすさがまったく変わります。こうした細かな判断は、介護現場を知っているからこそできることです。
NG③「区分変更はいつでもできる」と思い、認定結果を放置する
「要介護1が出たけど、実際はもっと重いと思う……でも更新まで待てばいいかな」
こうした声も、残念ながらよく耳にします。確かに認定には有効期間があり、期間内に状態が大きく変わった場合は「区分変更申請」ができます。ただ、変更申請をしないままの期間、サービス利用の限度額は低い認定のままです。その間に使えたはずのサービスが使えず、ご家族の負担が増し続けるという現実があります。
やってはいけないのは、「実態に合わない認定結果」をそのまま放置してしまうことです。
区分変更申請は、状態が悪化したと判断できる根拠があればいつでも申請できます。ケアマネジャーに相談するのが一番ですが、ケアマネが決まる前の段階でも、地域包括支援センターや私たちのような事業者に相談する方法があります。
✓ ここまでのポイント
- 認定調査前に「できないことのリスト」を書き出し、調査員に渡す準備をしておく
- 住宅改修の事前申請は「認定申請中」の段階から動ける。退院日から逆算して早めに動くことが大切
- 認定結果が実態より軽い場合は放置せず、区分変更申請を検討する
申請前に「介護×住まい」を一緒に考える、という選択肢
要介護認定の申請は、いわばスタートラインです。でも、そのスタートラインに立つ前の「準備」が、その後の介護生活の質を大きく左右します。
私たちが大切にしているのは、介護サービスと住まいの改修を「別々の話」として考えるのではなく、ご本人とご家族の暮らし全体を一緒に考えるということです。「デイサービスに週3回通いながら、自宅のお風呂だけ手を加える」という組み合わせだけで、在宅生活がずっと長続きするケースも多くあります。
「利用者の方が笑顔で過ごされる姿を見るとき、本当にやりがいを感じます。身体を動かす喜び、お話できる喜び、そういった小さな喜びが積み重なって、自宅での生活が続けられていく。私たちはその橋渡し役でありたいと思っています。」
渡邊 隆浩(リハスタジオプラス 施設長)
実際に通っていただいているご利用者様からも、こんな声をいただいています。
「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」
リハスタジオプラス ご利用者様
「機能訓練で元気になりました!運動による大切さを知れた」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
自宅のお風呂に入るのが怖くなってきた方が、デイサービスでの入浴で「温泉みたい」と喜んでくださる。そして並行して自宅浴室をバリアフリー化することで、「家でのお風呂」への不安も少しずつ解消されていく。こういった流れが、加須市での私たちの日常です。
要介護認定の申請、何から始めればいいか迷ったら
申請の手続きそのものは、加須市役所の介護保険課か、地域包括支援センターへの連絡からスタートします。ただ、「申請と同時に住宅改修の準備もしたい」「退院日が近くて時間がない」「ケアマネがまだ決まっていない」という方は、私たちへのご相談から始めていただいても構いません。
株式会社ホープシードは、地域密着型の介護事業者(リハスタジオ花咲・リハスタジオプラス)と建設業・宅地建物取引業(埼玉県知事(1)第23447号)を一体的に運営しています。介護保険の住宅改修申請からリフォーム工事、退院後のデイサービス受け入れまで、ひとつの窓口でまるごとご対応できる体制を整えています。
「加須市で親の介護のことを相談できる場所がない」と感じていらっしゃる方へ。バラバラに動く必要はありません。「もう大丈夫ですよ」とお伝えできる存在でいたいと思っています。
まとめ:「申請前の3つのNG」を知るだけで、介護の出発点が変わる
改めて整理すると、要介護認定の申請前にやってはいけない3つのことは次のとおりです。
- ✅ NG①:状態の実態を整理せずに調査当日を迎える
→ 「できないこと」リストを事前に用意して調査員に伝えましょう - ✅ NG②:住宅改修を認定後に先送りにする
→ 申請中でも事前申請できる。退院日から逆算して早めに動くことが肝心 - ✅ NG③:実態と合わない認定結果を放置する
→ 状態が変わったと思ったら、区分変更申請を遠慮なく
どのNG一つとっても、「知らなかった」だけで起きてしまうことです。だからこそ、こうした情報を地域の皆さんにお届けしたいと思い、この記事を書きました。
加須市を中心に、久喜市・羽生市・行田市など北埼玉エリアの皆さん、介護と住まいのことは私たちに何でもご相談ください。電話一本で、今の状況を整理するところからお手伝いします。
📞 お電話はこちら:0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
💬 お問合せフォームからも、いつでもお気軽にどうぞ。文章でうまく伝えられなくても大丈夫です。「何から話せばいいか分からない」というところからでも、一緒に考えます。
株式会社ホープシードは、「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という思いを出発点に、この加須の地で介護・建設・不動産をひとつにつないで歩んできました。この街で、いつまでも心地良い暮らしを続けていただくために。これからも、皆さんの傍にいます。


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