結論から申し上げます。加須市で介護が必要になったとき、「どこに連絡すればいいか分からない」という状態のまま時間だけが過ぎてしまうのが、最も避けなければならないことです。特に他の市区町村から引っ越してきた新住民の方にとっては、土地勘がない分だけ情報の取っかかりがつかみにくい。でも、制度の仕組みさえ押さえておけば、加須市でもスムーズに動けます。この記事では、ホープシードの代表・伊澤幸子が21年の現場経験をもとに、新住民の方が直面しやすいポイントを具体的な順番でお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 加須市で介護が必要になったときの最初の相談窓口と手順
- 介護保険の住宅改修費20万円枠の正しい使い方
- 親が亡くなった後、誰も住まなくなった実家をどう扱うべきか
- 介護×建設×不動産をまとめて相談できる加須市の窓口
こんな方におすすめ
- ✅ 加須市に引っ越してきたばかりで、介護保険の申請先が分からない方
- ✅ 自宅のお風呂・トイレの段差が気になり始めた高齢のご本人・ご家族様
- ✅ 退院が近づいているのに自宅の改修が間に合っていない方
- ✅ 親の介護が一段落した後、実家(空き家)の扱いに困っている方
- ✅ 介護・リフォーム・不動産をバラバラに相談せず一本化したい方

加須市に来たらまず「地域包括支援センター」へ
私・伊澤がよく耳にするのが、「前の市ではケアマネさんが全部やってくれていたのに、引っ越したらゼロからやり直しになった」という声です。介護保険は引っ越し先の市区町村に引き継がれますが、ケアマネジャーとの関係は原則として一度リセットになります。新しいケアマネを探す窓口が、加須市内の地域包括支援センターです。
まずは電話一本で構いません。要介護認定を持って転入された方は、認定の引き継ぎ手続きも窓口で案内してもらえます。まだ認定を受けていない場合は、同じ窓口で新規申請ができます。加須市の介護サービス相談窓口の電話番号・場所・受付時間をまとめた記事もありますので、あわせてご覧いただくと動きやすくなります。
加須市は人口約112,018人のうち高齢化率31.5%、3.3人に1人が65歳以上という地域です。そのため地域包括の相談件数も年々増えており、「混んでいて電話がつながりにくい」という声もあります。午前中の早い時間帯に連絡するのが現実的なコツです。
住宅改修費20万円枠——新住民が見落としがちな申請タイミング
引っ越し後に介護が必要になったご家族様から、一番多く受けるご相談が「工事を先にやってしまった」というケースです。介護保険の住宅改修費は1人20万円まで(自己負担1〜3割)の補助が受けられますが、これは「事前申請が原則」です。工事を済ませた後では補助の対象外になることがある。これは加須市に限らず、全国共通の落とし穴です。
手順としては次の流れになります。
住宅改修費申請 STEP 1
ケアマネジャーに相談・意見書の取得
改修内容がご利用者様の身体状況に合っているかを確認してもらい、ケアマネに理由書を作成してもらいます。
⚠️ ケアマネが未定の場合はまず地域包括へ。ケアマネなしで動き始めると申請書類が揃わず、工事後に補助を受けられないリスクがあります。
住宅改修費申請 STEP 2
加須市役所(介護保険担当)に事前申請
ケアマネの理由書・見積書・工事図面等を揃えて提出し、市の承認を得てから着工します。
⚠️ 承認前に着工した場合は支給対象外になる場合があります。「退院が近いから急ぎたい」という状況では、申請を急ぐと同時に業者にも段取りを早めてもらうことが重要です。
住宅改修費申請 STEP 3
工事完了・市へ完了報告→支給
工事写真・領収書を添付して完了報告を提出します。その後、費用の7〜9割が介護保険から支給されます(自己負担割合によって異なります)。
⚠️ 補助の対象となる工事は「手すりの取り付け」「段差の解消」「引き戸化」「洋式便器への交換」など限定的です。工事内容が対象かどうかは事前に業者・ケアマネと確認することを強くおすすめします。
ホープシードでは加須市の介護リフォームで補助金・助成金を組み合わせた場合の自己負担額についても詳しく解説していますので、予算感を確認したい方は参考にしてみてください。
✓ ここまでのポイント
- 加須市に転入後はまず地域包括支援センターへ連絡し、ケアマネジャーを確保する
- 介護保険の住宅改修費は「事前申請→承認→着工」の順番が絶対条件
- 補助対象の工事種別は限定的なので、業者とケアマネが連携して確認することが重要
「事前申請が必要と分かったけれど、ケアマネもまだ決まっていないし、どこから動けばいいか整理できていない」——そういう状態で止まっている方は少なくありません。介護保険の住宅改修費の使い方から、ケアマネ探しの段取りまで、個別の状況に合わせた相談に対応しています。
「いつまでも自宅で暮らしたい」を支えるデイサービスという選択
住宅の安全対策が整っても、日中一人で過ごす時間をどう支えるかという問題は残ります。ホープシードが運営する「リハスタジオ花咲」と「リハスタジオプラス」は、どちらも加須市内の地域密着型通所介護として、加須市民の方を対象にサービスを提供しています。
要支援1〜要介護3程度の比較的軽度の方にはリハビリ特化型の「花咲」を、要支援1〜要介護5の幅広い介護度の方には1日型の「プラス」をご紹介しています。ケアマネジャーがご利用者様の状態に応じて使い分けられるよう、2施設で役割を明確に分けているのが私たちの特徴です。
プラスをご利用されているある方から、こんな言葉をいただきました。
「公園の季節の花を見に行く事ができ、日課だった散歩ができるのは嬉しい」
リハスタジオプラス ご利用者様
引っ越す前に毎日続けていた散歩が、体の状態が変わって難しくなった。そのときにデイサービスで外出レクリエーションに参加できたことで、またその喜びを取り戻せた——そういう声を聞くたびに、私はこの仕事を続けてきてよかったと感じます。「今だからできる新しいチャレンジ」を、一緒に探していきたいと思っています。
「少子高齢化と孤独死をなくしたい、という思いがこの事業の原点です。デイサービスでつながることも、住まいを安全に整えることも、すべて『その人が地域でひとりにならない』ための手段だと考えています」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
親が亡くなった後の実家——兄弟で話し合えないまま時間が過ぎていませんか
加須市に引っ越してきた方の中には、「もとは親の介護のために近くに来た」というケースも少なくありません。そして親御さんを看取った後、誰も住まなくなった実家の扱いを巡って、兄弟間の話し合いが止まってしまうご家族様が非常に多いのが現実です。
「売るのか、直して貸すのか、解体するのか、建て替えるのか」——判断するための情報がなく、信頼できる業者を一から探す気力もない。相続や税金の知識もない。そういう状態でズルズルと空き家になっていく家を、私はこれまで何軒も見てきました。
ホープシードが介護事業と建設・不動産事業を一体で運営している理由の一つが、まさにここにあります。親御さんの介護中からご家族様に関わってきた私たちが、介護が終わった後の実家についても一貫して相談窓口になれる体制を整えています。
チェックポイント1:売却・解体・建替えの判断基準を持っているか
建物の築年数・耐震性・立地・相続人の意向・市場価格などを総合的に見て、どの選択肢が現実的かを整理する必要があります。「とりあえず更地にしてしまおう」という判断が、固定資産税の優遇措置を失うことにつながるケースもあります。
✅ ホープシード:建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)と宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)の両方を保有しており、売却仲介・解体・建替えを一つの窓口で相談できます。
チェックポイント2:介護の文脈を知らない業者に頼まないこと
一般の不動産業者は「売る・買う」の視点は持っていますが、「介護リフォームの履歴」や「在宅介護中の生活動線」を理解した上で建物を評価することは苦手です。介護を見届けた業者に相談することで、建物の状態や改修履歴をそのまま次の判断材料に活かせます。
✅ ホープシード:介護現場を持つ建設業として、住まいの使われ方を理解した上でリフォーム・売却・建替えの提案が可能です。
加須市の実家を売るか直すか、介護が終わった後の家の選択肢についてより詳しく解説した記事もご覧ください。また、親の家を「介護を見届けた業者」に相談する安心感についても参考になさってください。
まとめ|加須市での新生活と介護、全部まとめて相談できる場所があります
加須市に引っ越してきて介護が必要になったとき、動き出すべき順番はシンプルです。①地域包括支援センターでケアマネジャーを確保する、②住宅改修の必要があれば事前申請から動く、③デイサービスで日中の生活を整える、④親の介護が終わった後の実家は、介護を知っている業者に相談する。この4ステップを、一つの事業者がまとめて対応できるのがホープシードの役割だと考えています。
介護保険の申請から住宅改修、デイサービスの見学、そして実家の売却・建替え相談まで、「また別の業者を探さなければ」という負担を減らしたい。そのために私たちは21年この地域で事業を続けてきました。
まずはお電話でのご相談も承っております。
📞 0480-53-7288(受付:月〜土 8:30〜18:00、祝日 9:00〜18:00)
誰も住まなくなった実家の扱いを、兄弟でまだ話し合えていないまま時間だけが過ぎている——その状況に心当たりがある方は、売却・解体・建替えの判断材料を揃える前に、介護の文脈を知っている窓口に一度状況を話してみることが最初の一歩になります。