C1介護の基礎知識

76. 介護保険外サービスとは?デイサービスで利用できる自費メニュー

先日、加須市内にお住まいの50代の息子さんからこんなご相談をいただきました。「父がデイサービスに通い始めたのですが、ケアマネさんから『介護保険外のサービスも使えますよ』と言われて…。正直、何がどこまで保険で賄えて、何が自費になるのかまったく分からないんです」。

介護保険は本当にありがたい制度ですが、「カバーできる範囲」と「カバーできない範囲」の境目が分かりにくい。しかもその境目こそが、親の生活の質を大きく左右することがあります。今回は、デイサービスで利用できる介護保険外サービス(自費メニュー)について、現場の実例を交えながら丁寧にお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 介護保険外サービス(自費メニュー)とは何か、保険サービスとの違い
  2. デイサービスで実際に提供されている自費メニューの具体例
  3. 自費サービスを上手に活用して「在宅生活を長く続ける」ための考え方
  4. 介護・住まい・不動産を一つの窓口でまとめて相談できる体制の活かし方

こんな方におすすめ

  • ✅ デイサービスの「介護保険外サービス」と言われても何のことか分からない方
  • ✅ 親に「もう少し充実した時間を過ごしてほしい」と思っている子世代の方
  • ✅ 介護保険の20万円住宅改修枠と自費サービスをどう組み合わせるか知りたい方
  • ✅ ケアマネ・業者・市役所への連絡が散らばって疲れている50〜60代の方
  • ✅ 加須市内のデイサービスで、保険外でも利用できるサービスを探している方
76. 介護保険外サービスとは?デイサービスで利用できる自費メニュー | 株式会社ホープシード

介護保険外サービスとは何か?

介護保険外サービスとは、介護保険が適用されないサービスのことです。デイサービスの基本的なサービス(機能訓練・入浴介助・食事提供など)は介護保険の給付対象ですが、それ以外の「上乗せ・横出し」のサービスは全額自費となります。

たとえば、通常の機能訓練の時間外に行う個別の趣味活動のサポート、外出レクリエーション費用の実費部分、保険適用外の入浴剤や特別な入浴プランなどが代表例です。「保険外だから質が低い」ということは全くなく、むしろ利用者様の個性や希望に合わせて柔軟に提供できる分、生活の満足度に直結することが多い領域です。

厚生労働省の通知でも、利用者の選択に基づき保険外サービスと保険サービスを組み合わせて提供することは認められています。ただし、利用者様やご家族様に対して内容・費用を明確に説明し、同意を得ることが必須です。

デイサービスで利用できる自費メニューにはどんなものがある?

実際にどのような自費メニューが提供されているか、リハスタジオプラス(加須市)の取り組みを例に見てみましょう。

外出レクリエーション「チャレンジクラス」の実費部分

リハスタジオプラスでは、月2回の外出レクリエーション「チャレンジクラス」を実施しています。大宮盆栽美術館・秩父34観音巡り・いちご狩り・深大寺・菖蒲グリーンセンター・ミモザまつり・学校給食歴史館など、バリエーション豊かな外出先が特徴です。交通費や施設入場料などの実費部分は自費負担となりますが、「今だからできる新しいチャレンジ」として、多くのご利用者様に喜ばれています。

「公園の季節の花を見に行く事ができ、日課だった散歩ができるのは嬉しい」

リハスタジオプラス ご利用者様

自宅では一人で外出しづらくなったご高齢の方にとって、スタッフと一緒に「いつもの散歩」を取り戻せる時間はとても大きな意味を持ちます。これはまさに、介護保険の給付だけでは生まれない「生活の豊かさ」の部分です。

天然ミネラル岩塩入り入浴の特別プラン

入浴介助そのものは介護保険の給付対象ですが、リハスタジオプラスで提供している天然ミネラル岩塩入りの入浴は、「自宅では味わえない温泉気分」として人気のサービスです。特別な入浴剤・岩塩の使用に伴う実費は自費部分となりますが、「この施設でのお風呂が一番の楽しみ」と話してくださるご利用者様もいらっしゃいます。デイサービスの入浴介助サービスの内容と保険との関係については、別の記事でも詳しく解説していますのでご参考ください。

個別の趣味・生きがい活動のサポート

クロスワード・麻雀・書道・園芸など、集団で行うレクリエーション以外の「個別の趣味活動」を施設内でサポートする場合も、スタッフの個別対応が必要な部分は自費となることがあります。「一人暮らしの私にとっては憩いの場」とおっしゃるご利用者様もおり、こうした個別サポートこそが通い続けるモチベーションになっています。

✓ ここまでのポイント

  • 介護保険外サービスとは、保険給付の範囲を超えた「上乗せ・横出し」サービスで、内容・費用の明示と同意のもと利用できる
  • 外出レクリエーション・特別入浴・個別趣味サポートなど、生活の質に直結する内容が多い
  • 自費サービスを活用することで、保険サービスだけでは叶えられない「その人らしい毎日」が生まれる

自費サービスの内容は分かってきたけれど、「うちの親の場合、保険と自費をどう組み合わせればいいのか」という具体的な答えは、記事だけでは出せません。デイサービスの自費メニューと介護保険住宅改修費20万円枠の使い方を、介護と建設の両面から同時に整理するご相談をお受けしています。お問い合わせフォームからご状況をお知らせいただくだけで構いません。

保険と自費の組み合わせをまとめて相談する

自費サービスを活用するとき、費用の目安はどう考えればいい?

「自費と聞くと費用が心配」というご家族様のお声はよくいただきます。実際のところ、外出レクリエーションの実費は施設ごと・行き先ごとに異なりますが、日帰りの外出であれば数百円〜数千円程度の範囲が多いです。特別入浴の加算なども月単位で見ると数百円規模のものが多く、「高額になる」というイメージとは少し異なります。

一方で、住宅改修費については介護保険の住宅改修費として1人あたり20万円(自己負担1〜3割)の枠があります。手すりの設置・段差解消・引き戸への変更・スロープ設置などがこの枠で対応可能です。この枠と自費サービスを上手に組み合わせることで、在宅生活を長く支えることができます。

「介護保険の20万円枠の使い方も、デイサービスのことも、建物のことも、全部バラバラに相談先を探す必要はありません。私たちは介護の現場を21年間経験してきたからこそ、体の動きと家の動線を同時に見ながらご提案できます。」

伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)

「窓口がバラバラで疲れた」というご家族様へ ― 自費サービスの相談はどこにすればいい?

デイサービスの自費メニューについて「ケアマネに聞いていいのか、施設に聞いていいのか」と迷われるご家族様は少なくありません。ケアマネ・市役所・施設・工務店・不動産会社…それぞれに連絡先があって、どこに何を聞けばいいか分からない。特に加須市から離れて暮らす50代・60代の子世代の方にとって、平日昼間に複数の窓口をたらい回しにされる時間的・精神的コストは相当なものです。

「もう大丈夫ですよ」と言ってくれる相手が欲しい ― これは、親の介護に直面したご家族様の、飾らない本音だと思います。

株式会社ホープシードは、

  • 半日型デイサービス「リハスタジオ花咲」(リハビリ特化型・要支援1〜要介護3)
  • 1日型デイサービス「リハスタジオプラス」(リラクゼーション型・要支援1〜要介護5)
  • 介護バリアフリー工事・住宅リフォーム・新築
  • 宅地建物取引業(空き家・実家の売却・仲介)

これらを一つの会社で対応できる体制を整えています。デイサービスの自費メニューの相談から、介護保険住宅改修費の申請サポート、将来の実家売却まで、ライフサイクル全体を同じ顔でご相談いただける構造です。

たとえば「父がデイサービスに通いながら、自宅の浴室に手すりをつけたい。将来は実家をどうするかも考えないといけない」というご相談は、私たちにとってひとつの流れで受け止められる内容です。加須市内の介護サービス相談窓口の一覧と受付時間もご参考に、まずどこに相談すればいいかを整理してみてください。

自費サービスと保険サービスを賢く使い分けるには?

保険サービスと自費サービスを上手に組み合わせるポイントは、「何のために使うか」を明確にすることです。

自費サービスを活用する STEP 1

現状の保険サービスの内容を把握する

まずケアマネジャーにケアプランの内容を確認し、今どのサービスが保険で賄われているかを整理しましょう。

⚠️ 保険サービスと自費サービスが混在する場合、費用の内訳が不明瞭になりがちです。施設から明細書をもらい、保険分・自費分を分けて把握することが大切です。

自費サービスを活用する STEP 2

「生活の質」で足りていない部分を洗い出す

外出の機会が減っていないか、入浴が億劫になっていないか、一人の時間が孤独になっていないか ― こうした「保険では数値化されにくい部分」に自費サービスは有効です。

⚠️ 「費用がかかるから」と全て我慢させると、生活意欲の低下や閉じこもりにつながることがあります。月に数百〜数千円の自費で本人の笑顔が増えるなら、家族にとっても価値ある選択です。

自費サービスを活用する STEP 3

住まいの安全対策と組み合わせて「在宅継続」を設計する

デイサービスでどれだけ元気になっても、自宅の段差や浴室の危険が残っていては在宅生活は安心できません。デイサービス選びで後悔しないための3つの落とし穴でも触れていますが、「施設選び」と「住まいの安全」は一体で考えるべきです。介護保険の住宅改修費20万円枠を活用した手すり・段差解消工事と、自費の外出レクリエーション・特別入浴を組み合わせることで、在宅生活の継続を多角的に支えられます。

⚠️ 住宅改修費の申請はケアマネジャーを通じた事前申請が必要です。工事後の申請では給付を受けられない場合があるため、必ず事前に確認しましょう。

まとめ ― 「何でも相談できる一つの窓口」が、家族の安心をつくる

介護保険外サービスは、「お金がかかるもの」というより「保険の枠を超えて、その人らしい生活を守るもの」と捉えていただけると、使い方のイメージが変わると思います。外出レクリエーション・特別入浴・個別の趣味サポート ― こうした自費メニューが、デイサービスへの「通い続けるモチベーション」を生み出し、結果として在宅生活を長く支えます。

そして何より大切なのは、「自費サービスの相談をどこにすればいいか分からない」という状況をなくすことだと、私たちは考えています。ホープシードは業界経験21年の代表・伊澤を中心に、介護(デイサービス2拠点)・建設(バリアフリー改修・新築)・不動産(宅地建物取引業)を一体で運営しています。「今日はデイサービスの自費メニューについて聞きたい」「来月は浴室の手すりを相談したい」「いつか実家をどうするか話したい」 ― そのすべてを、同じ顔と声でお話しいただける存在でありたいと思っています。

まずはお電話でのご相談も承っています。
📞 0480-53-7288(営業時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)

「ケアマネ・業者・市役所と連絡先が散らばっていて、もうどこに何を聞けばいいか分からない」という状態が、この記事を読んでくださったご家族様の本音に近いのではないでしょうか。デイサービスの自費メニュー・住宅改修・将来の実家のことまで、一つの窓口でまとめてご相談いただけます。

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