結論から言うと、玄関のバリアフリー化で最初に手をつけるべき箇所は「段差」「手すり」「スロープ」の三点セットです。ただし、この三点をどの順番で・どの仕様で整えるかは、親御さんの身体の状態と自宅の構造によって大きく変わります。そして実は、工事の中身よりも「誰に相談するか」を間違えると、費用も時間も二度手間になりやすい——今日はその実情を含めて、丁寧にお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 玄関バリアフリーの「危険サイン」チェックリスト(当てはまったら要注意)
- 段差解消・スロープ・手すりそれぞれの工事ポイントと費用感
- 介護保険住宅改修費20万円枠の正しい使い方
- 「工事だけ」で終わらない、介護×住まい×不動産のワンストップ相談とは何か
こんな方におすすめ
- ✅ 親が退院後に自宅へ戻るが、玄関の段差が心配な方
- ✅ 介護保険の住宅改修費20万円枠をどう使えばいいか分からない方
- ✅ ケアマネ・業者・市役所への連絡が分散して疲弊している50〜60代の方
- ✅ 加須市・久喜市・羽生市など埼玉県北東部で信頼できる工務店を探している方
- ✅ 工事後の介護サービスも含めて「ひとつの窓口」で相談したい方

玄関の「危険サイン」チェックリスト|今すぐ確認してみてください
まず、ご実家の玄関を思い浮かべながら、以下の項目を確認してみてください。一つでも当てはまれば、転倒リスクが高まっているサインです。
- ☐ 玄関の上がり框(かまち)の高さが15cm以上ある
- ☐ 玄関ドアの外に2段以上の段差(外階段)がある
- ☐ 靴を履き替えるときに、つかまる場所がない
- ☐ 玄関ホール〜廊下の床材が滑りやすい(タイル・フローリング等)
- ☐ 親が「玄関で一度立ち止まって休む」様子が見られる
- ☐ 雨の日に外出を嫌がるようになった
- ☐ 手すりがないため、壁やドア枠に手をついて移動している
いくつ当てはまりましたか?2つ以上当てはまる場合は、転倒・転落事故が起きる前に専門家へ相談することをお勧めします。加須市の高齢化率は31.5%(2025年時点)と全国平均を上回っており、3.3人に1人が65歳以上という現実の中で、「玄関での転倒」は決して他人事ではありません。
なお、段差の解消方法には可搬式のスロープから工事によるコンクリート打設まで幅広い選択肢があります。詳しい種類と費用については段差解消スロープの種類と選び方・設置工事の費用と介護保険の適用条件もあわせてご覧ください。
段差解消・スロープ・手すり、それぞれの工事ポイント
玄関バリアフリーの三点セットは、それぞれ目的と施工のポイントが異なります。工事を発注する前に、違いを把握しておきましょう。
① 上がり框の段差解消
和風住宅に多い「上がり框が高い」問題は、框を低くする工事か、踏み台(中間ステップ)の設置で対応します。理想は框の高さを180mm以下に抑えること。それ以上ある場合、杖歩行やリハビリ中の方にとって大きな壁になります。踏み台は既製品でも対応できますが、床材との段差や固定方法を誤ると逆に危険なため、現場を見た上で判断することが重要です。
② 外部スロープの設置
玄関ドア外の外階段は、スロープ設置が有効です。ただし、スロープの勾配は1/12以下(水平距離12に対して高さ1)が車いす利用の目安。敷地に余裕がない場合、折り返し型スロープや手すり付き段差解消機が選択肢になります。コンクリート打設か、既製品の組み合わせかは、敷地の形状・排水の向き・冬場の凍結リスクを考慮して決定します。
③ 縦型・横型の手すり設置
手すりは「縦型」と「横型」を組み合わせるのが基本です。玄関ドアを開けてから靴を履き替える動作では、「立ち上がりを助ける縦型」+「歩行を補助する横型」の両方が必要になります。手すりの高さは床面から750〜850mmが標準ですが、ご利用者様の身長・握力・利き手によって調整が必要です。既製品のセットを取り付けるだけでは、かえって使いにくいケースも少なくありません。
「介護現場でご利用者様の動きを毎日見ているからこそ、どの高さに手すりをつければ実際に使ってもらえるか、体でわかります。図面の数字だけで決めてしまう業者とは、やっぱり違うと思っています。」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
ホープシードは介護事業(リハスタジオ花咲・リハスタジオプラス)を同時に運営しているため、ご利用者様の実際の動線・身体機能を把握した上でリフォーム提案ができます。これは「図面だけ見る業者」との決定的な違いです。
✓ ここまでのポイント
- 玄関バリアフリーの危険サインは「段差の高さ」「つかまり場所のなさ」「外階段の存在」の3点から判断できる
- 段差解消・スロープ・手すりはそれぞれ目的が異なり、ご利用者様の身体状況に合わせた仕様選びが必要
- 介護現場を持つ工務店なら、実際の使われ方を知った上でのリフォーム提案が可能
「20万円枠はわかった、でも申請の段取りと業者選びを同時に進める余裕がない」——仕事を持ちながら遠方から動いているご家族の正直なところではないでしょうか。ホープシードへのお問合せフォームでは、工事内容・介護保険申請・ケアマネとの連携をまとめて相談できます。
介護保険住宅改修費20万円枠の正しい使い方
「玄関のバリアフリー工事に、介護保険が使えると聞いたけれど、何から手をつければいいかわからない」——加須市のご家族からよく寄せられる声です。
介護保険の住宅改修費は、要介護・要支援認定を受けている方1人につき上限20万円(自己負担1〜3割)が支給されます。対象工事は以下の通りです。
- 手すりの取り付け
- 段差の解消
- 滑り止めのための床材変更
- 引き戸等への扉の取り替え
- 洋式便器等への便器の取り替え
- 上記に付帯する工事
玄関の手すり・段差解消・スロープは、いずれもこの対象に含まれます。ただし、工事前にケアマネジャーへの相談・市区町村への事前申請が必要です。「退院が決まってから急いで動いたら申請が間に合わなかった」という事例は加須市でも起きています。
また、20万円枠は「一度使い切ったら終わり」ではなく、転居や介護度が3段階以上重くなった場合には再度支給を受けられる場合があります。この点を知らずに枠を使い切ってしまうケースも多いため、事前に確認が必要です。
トイレのバリアフリー化も同じ枠で対応できます。トイレのバリアフリー化で変わること|手すり・引き戸の効果も参考にしてみてください。
「機能訓練で元気になりました!運動による大切さを知れた」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
業者選びのチェックポイント|工事だけに飛びつかないために
バリアフリー工事の業者は数多くありますが、「安くやります」という一言で決めてしまうと後悔することがあります。以下のポイントを確認してから依頼先を選んでください。
チェックポイント1:介護保険申請のサポートをしてくれるか
ケアマネジャーとの連携、市区町村への事前申請書類の作成支援など、工事前後の手続きをサポートしてくれる業者かどうか確認しましょう。工事だけして「申請は自分でどうぞ」という業者では、保険給付のタイミングが遅れることもあります。
✅ 株式会社ホープシード:介護事業を同時運営しているため、ケアマネジャーとの連絡・介護保険住宅改修費の申請サポートを含めてご相談いただけます。
チェックポイント2:現場を見て仕様を決めてくれるか
カタログやネットの写真だけで「この製品で大丈夫です」と言う業者には注意が必要です。実際の玄関の寸法・床材・排水の向き・利用者の歩き方を見た上で提案できる業者を選んでください。
✅ 株式会社ホープシード:すべて自社施工。現場調査を行った上で、ご利用者様の身体状況に合わせた仕様を提案します。建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)取得済みです。
チェックポイント3:工事後の生活変化に対応できるか
バリアフリー工事は「一度やって終わり」ではありません。身体の状態が変われば、追加の手すりや床材変更が必要になることもあります。また、デイサービスへの通所が始まれば玄関の使い方も変わります。工事後も継続して相談できる関係性を持てる業者かどうかが重要です。
✅ 株式会社ホープシード:介護(デイサービス2拠点)→ 住まい(バリアフリー改修)→ 看取り後(実家の建替え・売却)まで、ライフサイクル全体を同じ窓口でご相談いただけます。ケアマネ・市役所・銀行への連絡が分散して疲弊しているご家族の「一本化された頼り先」を目指しています。
「もう大丈夫ですよ」と言える窓口が、加須市にあります
50代・60代で親の介護に直面したとき、本当に疲弊するのは「工事の内容がわからない」ことよりも、「誰に何を聞けばいいかわからない」という状態です。ケアマネジャーへの相談、業者への見積もり依頼、市役所への申請、必要なら銀行との相談……それぞれ別々に動かなければならない状況は、仕事を持ちながら遠方から介護している方にとって本当に重荷です。
私たちホープシードが大切にしているのは、「家族ごと」丸ごと引き受けるという姿勢です。代表の伊澤が21年の業界経験の中で感じてきたのは、「介護と住まいと不動産は、本来切り離せない」という事実でした。
「少子高齢化と孤独死をなくしたい、という思いが私たちの出発点です。バリアフリー工事は手段の一つ。本当にやりたいのは、ご家族がその後の人生を安心して歩めるよう、伴走し続けることです。」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
デイサービス「リハスタジオ花咲」のご利用者様からは、こんな声もいただいています。
「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
「通所が怖い」「家から出たくない」と言っていた親御さんが、スタッフと一緒に季節の花を見に出かけることを楽しみにしている——そんな変化が、バリアフリー工事で安全に玄関を出られるようになった先に待っています。認知症傾向があってもデイサービスに通えるか、施設選びのポイントについても参考にしていただければ幸いです。
玄関のバリアフリー工事について、「うちの場合はどうすればいいか」を一緒に考えるところから始めませんか。加須市を中心に埼玉県北東部・群馬県・栃木県エリアで対応しています。
まとめ|玄関バリアフリーは「誰に頼むか」が9割
玄関のバリアフリー化は、段差解消・スロープ設置・手すり工事の三点が基本ですが、何より大切なのは「ご利用者様の身体状況を理解した上で提案してくれる業者を選ぶこと」と「介護保険の申請手続きも含めてサポートしてもらえること」です。
今日ご紹介したチェックリストで心当たりのある方、「親の玄関が心配だけれど、どこから動けばいいかわからない」という方は、まずお電話でご相談ください。介護リフォームの進め方から、デイサービスとの組み合わせ方まで、一緒に考えます。
📞 0480-53-7288(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
また、加須の実家をバリアフリーに ― 親が亡くなった後も活きる投資という視点で、リフォームを長期的な資産形成として考える記事もご覧いただけます。
「チェックリストで2つ以上当てはまった」「退院日が近いのに玄関の段差がそのまま」——この状況なら、今日中に動き始めることが転倒予防への一番の近道です。お問合せフォームから、工事・介護サービス・申請手続きをまとめてご相談ください。