C3住宅改修・リノベーション

102. 手すりの設置費用はいくら?廊下・トイレ・浴室別の相場と補助金

「転倒による骨折入院」は、高齢者の在宅生活を突然終わらせる最大のきっかけです。実は、65歳以上の転倒事故のうち約6割が自宅内で発生しているというデータがあります。その多くが、廊下・トイレ・浴室での「ちょっとした段差」や「支えのない一瞬」で起こっています。お読みのあなたは今まさに、親御さんの退院日が迫る中で「手すりをどこに付ければいいのか」「費用はいくらかかるのか」を調べているのではないでしょうか。

📋 この記事でわかること

  1. 廊下・トイレ・浴室それぞれの手すり設置費用の相場
  2. 介護保険住宅改修費(20万円枠)の使い方と申請の流れ
  3. 退院2〜4週間前からでも間に合わせるための動き方
  4. 退院後の在宅生活をリハビリで支えるデイサービスとの連携方法

こんな方におすすめ

  • ✅ 親が脳梗塞・大腿骨骨折で入院中で、退院前に手すりを設置したい方
  • ✅ 介護保険の住宅改修費20万円枠の使い方がよくわからない方
  • ✅ 仕事をしながら遠距離介護をしていて、平日に動く時間がない方
  • ✅ ケアマネや業者との調整をまとめて任せたい方
  • ✅ 退院後の生活を、自宅でできるだけ長く続けさせてあげたい方
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手すりの設置費用の相場はいくら?

手すりの設置費用は、設置場所と工事の規模によって大きく変わります。一般的な目安として、以下をご参考ください。

廊下への手すり設置

廊下に連続した手すりを取り付ける場合、1mあたり約1万〜2万円が目安です。3〜4m分で3〜8万円前後になることが多く、壁の下地の有無によって費用が変わります。下地がない場合は補強材を入れる工事が必要になるため、費用が上乗せになります。

トイレへの手すり設置

トイレは「立ち上がり」と「方向転換」の2つをサポートするため、L字型や可動式の手すりが多く使われます。費用の目安は1〜3万円程度。スペースが狭いため、設置の向きや高さの調整がとくに重要です。

浴室への手すり設置

浴室は湿気と滑りのリスクが集中するため、工事の難易度がやや高くなります。縦・横・斜めの組み合わせで設置するケースが多く、2〜5万円前後が目安です。タイル貼りの浴室は下地への防水処理が必要になる場合があります。

これらに加えて、玄関の上がり框(段差部分)への手すり設置や、スロープの設置が必要になるケースも少なくありません。加須の介護リフォーム費用・相場と内訳の詳細もあわせてご覧ください。

介護保険の住宅改修費20万円枠はどう使えばいい?

介護保険の住宅改修費とは、要支援1〜要介護5の認定を受けた方が、一定の工事を行う際に最大20万円を上限に費用の一部が給付される制度です。自己負担は介護度に応じて1〜3割のため、実質17〜19万円分がカバーされる計算になります。

対象となる主な工事は次の通りです。

  • 手すりの取り付け
  • 段差の解消
  • 滑り止めの床材変更
  • 引き戸への扉の変更
  • 洋式便器への取り替え

ただし、この制度には大事な前提が2つあります。①工事前に申請する必要があること、②ケアマネジャーの意見書が必要なことです。「退院後に業者を探して見積もりをとって…」という流れでは、申請が間に合わないケースがあります。

「介護保険の申請は、工事が始まる前に書類を揃えて市区町村に提出しなければなりません。退院日が決まってから動き始めると、正直ギリギリになることも多い。だからこそ、病院のソーシャルワーカーさんやケアマネさんと私たちが直接連絡をとって、申請と工事を並行して動かす体制が必要なんです。」

伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)

加須市の介護リフォーム、補助金・助成金を組み合わせた自己負担の目安も参考にしてみてください。

✓ ここまでのポイント

  • 手すり設置の費用は場所によって1〜5万円が目安。廊下・トイレ・浴室で設置方法が異なる
  • 介護保険の住宅改修費は最大20万円が上限で、自己負担は1〜3割。ただし工事前申請とケアマネ意見書が必須

申請書類の準備・ケアマネとの調整・工事の着工を、退院日までに全部並行して動かさなければならない状況、整理しきれていませんか。工事前申請の締め切りや、ケアマネ意見書の入手タイミングなど、この記事では書ききれなかった個別の段取りをご相談いただけます。お電話一本で、今の状況から何を先に動かすべきかをお伝えします。

退院前リフォームの段取りをホープシードに相談する

退院まで2〜4週間しかない。どう動けばいい?

「入院の知らせを受けて、病院に行って、退院日を告げられて……気づいたら2週間しかない」。そういうご相談が、私たちのもとにも毎年複数件届きます。仕事をしながら遠距離介護をしている50〜60代の子世代の方にとって、「平日に業者と打ち合わせして、市役所に書類を出して、ケアマネと連絡をとって」という作業はほぼ不可能です。

退院支援 STEP 1

病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)に連絡する

退院日が決まったら、まず病院のMSWに「自宅に手すりを付けたい」と伝えましょう。MSWはケアマネや業者との橋渡し役です。まだケアマネが決まっていない場合は、地域包括支援センターに相談すると紹介してもらえます。

⚠️ 「退院してから探せばいい」と後回しにすると、改修が間に合わないまま退院を迎えることになります。自宅での転倒リスクが高まるため、入院中から動き始めることが大切です。

退院支援 STEP 2

介護現場を知るリフォーム業者に現地調査を依頼する

ケアマネの意見書が揃い次第、リフォーム業者が現地調査を行います。このとき重要なのは、介護の現場を知っている業者かどうかです。設置場所の高さ・角度・素材の選択は、実際に体を動かす場面を想像できる業者でないと、「付けたはいいが使いにくい」状態になりかねません。

⚠️ 大手ホームセンターや量販店の工事部門は、施工は早くても「介護度に合わせた細かい調整」が苦手なケースがあります。スピードだけでなく、介護の動線を理解した提案ができる業者かを確認しましょう。

退院支援 STEP 3

申請書類を市区町村に提出し、工事着工

ケアマネの意見書・業者の見積書・工事前の写真を揃えて、加須市の担当窓口に申請します。承認後に工事着工となりますが、退院日が迫る場合は事前申請のタイミングを業者と綿密に調整する必要があります。

⚠️ 申請前に工事を始めてしまうと、給付の対象外になる場合があります。必ず「申請→承認→着工」の順を守ることが前提です。

退院支援 STEP 4

退院後のリハビリ先を同時に確保する

住宅改修が整っても、自宅での生活再建はそれだけでは十分ではありません。退院後の体力・バランス機能の回復には、継続的なリハビリが欠かせません。私たちホープシードでは、工事が終わったその足でデイサービス「リハスタジオ花咲」または「リハスタジオプラス」への利用につなぐことができます。

⚠️ 業者探し・申請・退院後のリハビリ先が別々のルートになると、親御さんの状態を誰も一貫して把握できない状況が生まれます。窓口をひとつにまとめることで、情報の抜け漏れを防ぐことができます。

リフォームだけで終わらせない。退院後のリハビリはどう続ける?

手すりを付けて、段差を解消して、それで「安全な自宅」が完成した……とはなかなかいきません。とくに大腿骨骨折後の方は、筋力やバランス機能が大きく低下しています。自宅が整っても、体がそこに追いついていない状態では、再転倒のリスクは下がりません。

リハスタジオプラスでは、1日型デイサービスとして要支援1〜要介護5の幅広い方を受け入れています。ICカードで個別管理されたリハビリマシン、レッドコードやヨガ要素を取り入れたストレッチ、トランポリンなど、「楽しく続けられる」機能訓練を組み合わせています。

「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」

リハスタジオプラス ご利用者様

天然ミネラル岩塩入りの入浴サービスは、自宅のお風呂では味わえないリラクゼーション効果があります。「通うのが楽しい」と感じていただける場所であることが、継続的なリハビリの何より大きな原動力になっています。

施設長・渡邊隆浩は、「ご利用者様が身体を動かす喜び、お話ができる喜びを感じてくれている姿を見ると、この仕事をしていてよかったと心から思う」と話しています。介護リフォームで安全な住まいを整え、デイサービスで体を整え直す。この両輪が揃って初めて、「自宅でいつまでも暮らし続ける」が現実になります。

業者を選ぶとき、何を確認すればいい?

チェックポイント1:介護保険申請の代行・サポートができるか

見積もりを出すだけでなく、ケアマネとの連絡調整や申請書類の準備をサポートしてくれる業者かを確認しましょう。退院前の短期間に多くの手続きが集中するため、「自分で全部やる」という前提では回りません。

✅ 株式会社ホープシード:ケアマネ・MSWとの直接連絡、申請書類の準備サポートに対応。建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)保有。

チェックポイント2:介護の動線を理解した提案ができるか

「手すりを付ける」という作業は同じでも、取り付け位置・高さ・角度の1〜2cmが使いやすさを大きく左右します。実際に介護サービスを運営している業者は、利用者の体の動きを現場で見ているため、机上の設計では出てこない提案ができます。

✅ 株式会社ホープシード:2拠点のデイサービスを自社運営。介護現場の動線をそのままリフォーム提案に活かす業界経験21年の体制。

チェックポイント3:退院後の生活まで見据えたつながりがあるか

住宅改修が終わったあと、どこでリハビリを続けるか。ケアマネは誰に相談するか。リフォーム業者が「工事だけして終わり」では、退院後に新たな連絡先を探す手間が生まれます。

✅ 株式会社ホープシード:工事完了後、リハスタジオ花咲(半日型・要支援1〜要介護3)またはリハスタジオプラス(1日型・要支援1〜要介護5)へのワンストップ移行が可能。

まとめ:退院日が迫っていても、正しい順番で動けば間に合う

手すりの設置費用は、廊下・トイレ・浴室それぞれで1〜5万円前後が目安です。介護保険の住宅改修費(最大20万円枠)を使えば、自己負担は大幅に抑えられます。ただし、この制度を使うには「工事前申請」と「ケアマネの意見書」が必要で、退院日が決まってから動き出すと時間との戦いになります。

大切なのは、「業者探し→申請→工事→退院→リハビリ先確保」を別々に進めないこと。介護の現場を知り、申請サポートができ、退院後のリハビリまでつなげられる業者に、早めに一本連絡することが、最もスムーズな退院支援の道です。

埼玉県の補助金・助成金で介護費用をさらに抑える方法(2026年度版)もご参考にどうぞ。

加須市・久喜市・羽生市・行田市エリアで、退院前の手すり設置・介護リフォームを急ぎお考えの方は、まずはお電話でご状況をお聞かせください。ケアマネや病院との調整も含めて、できることから一緒に考えます。

📞 0480-53-7288(受付:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)

「退院日まで2〜3週間しかない」という状況でも、動き出す順番さえ間違えなければ間に合います。住宅改修の申請サポートから、退院後のデイサービス利用まで、窓口をひとつにまとめてご対応します。まずは現在の状況をお問い合わせフォームからお伝えください。

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