C4家族・介護する人の悩み

70. 認知症の親が「デイサービスに行ったことを忘れる」のは問題?

「今日デイサービスどうだった?」と聞いたら、「え?行ったっけ?」と返ってきた——そんな経験をして、胸がぎゅっとなったことはありませんか?

「せっかく通わせているのに意味がないのかな」「本人が何も覚えていないなら、かわいそうなだけでは」と心配するご家族様は、決して少なくありません。でも、結論から言わせてください。認知症の方がデイサービスに行ったことを忘れるのは、"異常"でも"失敗"でもありません。

📋 この記事でわかること

  1. 「行ったことを忘れる」のが認知症の記憶の仕組みとどう関係しているか
  2. 記憶に残らなくても、デイサービスに通う意味がある理由
  3. 「行きたくない」と嫌がるときの対処と、家族が相談できる窓口の選び方
  4. 介護・住まい・その後の暮らしをまとめて任せられる体制とは何か

こんな方におすすめ

  • ✅ 親がデイサービスに行ったことを毎回忘れてしまうことが不安な方
  • ✅ 「通わせる意味があるのか」と迷っているご家族様
  • ✅ 認知症の親の在宅生活をできるだけ長く続けさせたい方
  • ✅ ケアマネ・業者・市役所への連絡で疲れ果てている50〜60代の方
  • ✅ 加須市やその周辺で、介護の相談をまとめて任せられる場所を探している方
70. 認知症の親が「デイサービスに行ったことを忘れる」のは問題? | 株式会社ホープシード

「行ったことを忘れる」のは、認知症の記憶の仕組みが原因では?

認知症、とくにアルツハイマー型の場合、「最近の出来事の記憶(エピソード記憶)」が損なわれやすいという特徴があります。昨日の出来事、今日の昼食、午前中に行った場所——こういった「いつ・どこで・何をした」という情報が脳に定着しにくくなるのです。

ところが、「気持ちよかった」「楽しかった」「なんだか安心した」という感情の記憶(情動記憶)は比較的保たれやすいことが知られています。デイサービスで笑ったこと、スタッフに声をかけてもらったこと——そのできごとの「名前」は思い出せなくても、その日の穏やかな気持ちは、その方の中にちゃんと残っているのです。

「行ったことを忘れる=デイサービスが無意味だった」という式は、記憶の仕組みから見ると成り立ちません。ご家族様がこの点を知っておくだけで、毎回の「忘れた」という言葉への受け取り方がずいぶん変わってきます。

記憶に残らなくても、デイサービスに通う意味はある?

「頭では分かった。でも本当に通わせ続けていいのか、自信が持てない」——その迷いはとても自然なことだと思います。ここで、少し具体的なお話をさせてください。

リハスタジオ花咲をご利用いただいているある方は、こんな言葉を残してくださいました。

「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」

リハスタジオ花咲 ご利用者様

この方が翌日、「昨日どこに行ったか」を正確に語れるかどうかは、じつはそれほど重要ではありません。「また行きたい」「あそこは安心できる」という感覚が積み重なること——それこそが、在宅生活を長く続けるための土台になるからです。

デイサービスには、記憶とは別の次元で意味があります。

「覚えていないから意味がない」ではなく、「覚えていなくても積み上がっているものがある」——その視点の転換が、在宅介護を続けるうえでの大きな支えになります。

✓ ここまでのポイント

  • 認知症では「いつ・どこへ行ったか」は忘れやすいが、「気持ちよかった・楽しかった」という感情の記憶は比較的残りやすい
  • デイサービスは記憶定着だけが目的ではなく、身体機能・生活リズム・介護者の負担軽減など複合的な意味がある
  • 「忘れた」という言葉に一喜一憂するより、その日の本人の表情や様子に目を向けることが大切

「行ったことを忘れる」の仕組みは分かった。でも、デイサービスの心配と自宅の安全対策と、将来の実家の話を、それぞれ別の窓口に持ち込む余力がもう残っていない——そのままにしている方に届けたいのが、介護から住まい・不動産まで一つの窓口でまとめてお受けするホープシードの体制です。まずはお問合せフォームから状況をお知らせいただければ、担当者が整理してお返事します。

介護・リフォーム・実家の相談をまとめて問い合わせる

「行きたくない」と嫌がるとき、どう対応すればいい?

記憶が残らないことと関連して、もう一つよくある悩みが「毎朝行くのを嫌がる」というケースです。前回行って楽しかったことを覚えていないため、「また知らない場所に連れて行かれる」という不安が毎回新鮮に湧いてしまうのです。

このとき、「この前も楽しかったでしょ」と正論を言っても逆効果になりやすい。覚えていないのですから、その言葉は響きません。むしろ「今日は温かいお風呂があるよ」「好きな体操ができるよ」など、そのときの感覚に訴える声かけのほうが、スムーズに気持ちを向けてもらえることが多いです。

「認知症の方が施設を嫌がるとき、その理由のほとんどは『怖い・不安』という感情から来ています。まず安心の場所だと感じてもらうこと、それが私たちスタッフの最初の仕事です。同じ目線で接することを大切に、毎日積み重ねています。」

伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)

それでも「どうしても行きたがらない」という状況が続くときは、認知症の方の帰宅願望や拒否への対応について現場スタッフが実践する工夫も参考にしてみてください。施設選びの段階から「重度認知症でも受け入れてもらえるか」を確認しておくことも重要です(重度認知症でもデイサービスに通えるかどうかの施設選びのポイントもまとめています)。

加須市にある私たちのリハスタジオ(花咲・プラス)では、要支援1から要介護5まで、幅広い介護度の方をお迎えしています。「うちの親は受け入れてもらえるのか」という心配は、まず一度ご相談ください。

「ケアマネに相談しても、つながる先がバラバラ」な問題をどう解決する?

ここまで読んでくださったご家族様の中には、こんなことも感じていらっしゃるかもしれません。

「デイサービスの心配だけじゃない。自宅のお風呂の段差も危ないし、手すりも付けたい。でもそれはリフォーム業者に聞けと言われて、また一から探すのか……」

介護の相談はケアマネへ、家の改修はリフォーム業者へ、不動産の話は別の会社へ——連絡先がバラバラになって、何度も同じ説明を繰り返す。50代・60代で親の介護に直面したとき、「誰か一人に全部まとめて相談できたら」と感じるのは、本当に当たり前の気持ちだと思います。

株式会社ホープシードは、介護(デイサービス2拠点)× 建設(リフォーム・新築)× 不動産(宅地建物取引業)を一つの会社でお引き受けできる、加須市内でも希少な体制をとっています。

具体的には、こういった流れで一気通貫でお力になれます。

在宅支援 STEP 1

デイサービスで、親の今の状態を把握する

リハスタジオ花咲(リハビリ特化型・要支援1〜要介護3)またはリハスタジオプラス(リラクゼーション型・要支援1〜要介護5)で、ご本人の身体機能・生活の様子を毎日見守ります。ICカード管理のマシン訓練や機能訓練を通じて、「どこが弱くなっているか」「自宅でどんな動作が危ないか」が見えてきます。

⚠️ デイサービスの見立てなしに「なんとなくリフォーム」を先に進めると、実際の動線と合わない改修になりがちです。介護現場を持つ私たちだからこそ、本当に必要な箇所を見極められます。

在宅支援 STEP 2

自宅の危険箇所を介護リフォームで整える

デイサービスで把握した身体状況をもとに、手すりの設置場所・段差の解消・引き戸への変更・浴室やトイレの安全対策を提案します。介護保険の住宅改修費(1人あたり20万円枠、自己負担1〜3割)の申請もサポートします。「20万円の使い方が分からない」という方も、ゼロから一緒に整理します。

⚠️ 介護保険住宅改修は、工事前にケアマネへの事前申請が必要です。「退院日が決まったが改修が間に合わない」というギリギリのご相談も受け付けていますので、まずご連絡ください。

在宅支援 STEP 3

看取り後の実家も、同じ窓口で

親が旅立った後、残された実家をどうするか。空き家のままにするリスク、兄弟間の話し合い、建替えか売却か——こうした相談も、宅地建物取引業の許可を持つ私たちがお受けできます。別の会社に一から説明し直す必要はありません。

⚠️ 相続や不動産の話は、早めに動いたほうが選択肢が広がります。「まだ早い」と後回しにしているうちに、空き家の管理コストや兄弟間の摩擦が大きくなるケースも少なくありません。

「もう大丈夫ですよ」と言える窓口を、加須市に作りたい

代表の伊澤が事業を始めた出発点は、「少子高齢化と孤独死をなくしたい」という一つの思いでした。業界経験21年のなかで見てきたのは、「介護の相談は介護の人へ、家の相談は建設の人へ」と分断されているために、その狭間で悩んでいるご家族様の姿でした。

「『もう大丈夫ですよ』と言える存在でありたい、とずっと思ってきました。デイサービスで親御さんの様子を見て、自宅の改修を一緒に考えて、将来の住まいの話まで同じ顔で向き合える——そういう会社が地域にあることで、ご家族様の肩の荷が少し軽くなるなら、それが私たちの存在意義だと信じています。」

伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)

加須市は人口約112,018人のうち、3.3人に1人が65歳以上という高齢化先進地域です。車社会のこの街で、持ち家の高齢者が「住み慣れた家でいつまでも暮らし続ける」ための支えを、私たちは本業として続けています。

まとめ:「忘れる」を責めず、続けることに意味がある

認知症の親が「デイサービスに行ったことを忘れる」のは、記憶の仕組みから見ると避けられないことです。でも、その日感じた安心感・温かさ・楽しさは、確かにその方の中に積み重なっています。「覚えているかどうか」ではなく、「その場でどんな表情をしているか」「帰ってきたときに穏やかかどうか」を、ぜひ見てあげてください。

そして、デイサービスの心配だけでなく、自宅の安全対策、将来の住まいのことまで、まとめて相談できる場所があることを知っておいてください。ホープシードは、加須市でその一つの窓口でありたいと思っています。

ご相談は電話でも受け付けています。平日・土曜日の8:30〜18:00(祝日9:00〜18:00)、まずは一本かけてみてください。

📞 0480-53-7288(株式会社ホープシード)

「もう大丈夫ですよ」と言える窓口を探していたなら、ここから動いてみてください。デイサービスの見学予約、介護リフォームの現地確認、将来の実家相談——どの段階からでも、ホープシードへのお問合せ一本で話を始められます。

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