梅雨が明けると、加須市内はじわりと蒸し暑くなります。この時期、浴室やトイレでの転倒事故が増えるというのは、介護の現場にいるとひしひしと感じることです。床が汗で湿り、足元がふらつく。それだけで高齢者の方にとっては大きなリスクになります。
「お父さんが退院するまで、あと2週間しかない」「お母さんが転んでから、お風呂に入れていない」――そんな切迫した声が、私たちのもとには日々届きます。住み慣れた自宅で、できる限り長く暮らし続けてほしい。でも、今の家のままでは不安が拭えない。
この記事では、加須市で介護住宅改修を初めて検討する方に向けて、「何から手をつければいいか」「介護保険はどう使えるか」「どんな業者に頼むべきか」を、できるだけわかりやすくお伝えします。
📋 この記事でわかること
- 介護住宅改修の基本(どんな工事が対象か)
- 介護保険の住宅改修費20万円枠の正しい使い方
- 加須市で信頼できる業者を選ぶ際のチェックポイント
- デイサービスと住宅改修を組み合わせた「在宅継続」の考え方
こんな方におすすめ
- ✅ 親が退院するまでに自宅の安全対策を急ぎたい方
- ✅ 介護保険の住宅改修費の使い方がよくわからない方
- ✅ 手すりや段差解消など、どこから手をつければいいか迷っている方
- ✅ 加須市内で介護リフォームに対応できる業者を探している方
- ✅ 在宅介護とデイサービスを組み合わせて、自宅生活を続けさせたい方

介護住宅改修って、具体的に何をするの?
「バリアフリー工事」「介護リフォーム」という言葉はよく耳にしても、実際にどんな工事が含まれるのか、ピンとこない方も多いのではないでしょうか。
介護住宅改修とは、一言でいえば「高齢者や身体に不自由を抱える方が、自宅で安全に生活を続けられるように住環境を整える工事」のことです。厚生労働省が定める介護保険の住宅改修制度では、以下の6種類が対象工事として認められています。
- ① 手すりの取り付け(廊下・浴室・トイレ・玄関・階段など)
- ② 段差の解消(床段差・玄関の上がりかまち・浴室の出入り口など)
- ③ 滑りの防止および移動の円滑化のための床・通路面の材料変更
- ④ 引き戸等への扉の取り替え(重い開き戸を軽い引き戸に)
- ⑤ 洋式便器等への便器の取り替え
- ⑥ ①〜⑤の改修に付帯して必要な工事
中でも加須市内のご家庭でご相談が多いのは、浴室の手すりと段差解消、トイレの引き戸化と手すり設置、玄関スロープの設置です。築30〜50年の木造戸建てが多いエリア柄、玄関の上がりかまちが高かったり、廊下と部屋の境目に細かな段差があったりするケースが非常に多く見られます。
「介護の現場で実際に利用者様の動きを見てきているから、どこに手すりがあれば動きやすいか、どの段差が一番危険かというのが肌感覚でわかります。図面だけ見て提案する業者とは、そこが根本的に違うと思っています」
伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)
介護保険の住宅改修費20万円枠 ― 正しく使えていますか?
介護保険には、住宅改修に使える上限20万円の給付枠があります(要支援1以上が対象)。自己負担は介護度によって1〜3割ですので、多くの方が実質17万〜19万8千円分の工事を自己負担少なく行える計算になります。
ただし、この制度を使うには手順があります。工事の「事前申請」が原則必要で、着工前にケアマネジャーに意見書を作成してもらい、市区町村への申請を完了させてから初めて工事に入れます。退院直前に慌てて動いても、手続きに間に合わないケースも少なくありません。
住宅改修費申請の流れ STEP 1
ケアマネジャーへの相談・理由書作成依頼
担当ケアマネジャーに住宅改修を希望する旨を伝え、改修が必要な理由を記した「理由書」を作成してもらいます。まだケアマネが決まっていない場合は、加須市の地域包括支援センターへ相談するところからスタートです。
⚠️ ケアマネへの相談が遅れると、退院日に工事が間に合わなくなります。入院中から早めに動くことが大切です。
住宅改修費申請の流れ STEP 2
施工業者に現地確認・見積もりを依頼
業者に自宅を見てもらい、改修内容と工事費用の見積書を作成してもらいます。この際、「介護保険住宅改修費の対象工事であること」を明示した見積書が必要です。
⚠️ 介護保険の対象外工事が混在していると申請が通らないことがあります。制度に詳しい業者を選ぶことが重要です。
住宅改修費申請の流れ STEP 3
加須市への事前申請・承認
ケアマネの理由書、工事費用の見積書、改修前の写真などを添えて加須市に事前申請します。承認が下りてから着工します(原則、着工は承認後)。
⚠️ 事前申請なしで工事を始めてしまうと、給付が受けられなくなる場合があります。必ず承認後に着工してください。
住宅改修費申請の流れ STEP 4
工事完了・完成写真の提出・給付申請
工事が完了したら、完成写真と領収書を添えて給付申請を行います。後日、保険給付分が払い戻されます(受領委任払い制度を利用すると、最初から自己負担分のみの支払いで済む場合もあります)。
⚠️ 写真の撮り方や書類の書式に不備があると、給付が遅れます。業者側でサポートしてもらえるかどうかも選定の重要ポイントです。
✓ ここまでのポイント
- 介護保険の住宅改修費は上限20万円で、手すり・段差解消・引き戸化などが対象。自己負担は1〜3割と少額で済む
- 工事前にケアマネへの依頼 → 市への事前申請 → 承認後に着工という手順が必要。退院前から早めに動くのが鉄則
- 申請書類のサポートまでしてくれる業者を選ぶと、家族の手間が大幅に減る
加須市で介護リフォーム業者を選ぶときの確認事項
介護住宅改修の相談先は、ハウスメーカー・ホームセンター系リフォーム店・地域の工務店など様々あります。どこに頼んでも同じ……ということはなく、業者によって対応できる範囲や提案の深さはかなり異なります。
チェックポイント①:介護保険の申請サポートまで対応しているか
ケアマネとの調整、市への書類作成サポートまで一緒にやってくれるかどうか。特に退院が迫っている場合、スピードと段取りが命です。
✅ 株式会社ホープシード:ケアマネ・MSWとの連携経験があり、申請書類のサポートを含むワンストップ対応が可能です。
チェックポイント②:介護現場の実態を知っているか
利用者様がどのように体を動かすか、どの動作でどこにリスクがあるかを知っている業者は、手すりの位置や高さの提案が根本的に違います。「とりあえず定番の場所に付ける」ではなく、その方の体の使い方に合わせた設計ができるかどうかが重要です。
✅ 株式会社ホープシード:リハスタジオ花咲・プラスという2拠点のデイサービスを自社運営しており、介護現場の動線を日常的に把握した上でリフォーム提案を行っています。
チェックポイント③:小規模工事でも誠実に対応してくれるか
手すり1本の取り付けや、トイレの引き戸への交換だけといった小規模工事は、大手リフォーム会社では採算が合わず断られることがあります。「小さな工事こそ、暮らしの安全に直結する」という姿勢で向き合ってくれる業者かどうか確認しましょう。
✅ 株式会社ホープシード:建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)を保有し、介護バリアフリー工事を「本業」として対応しています。小規模改修から浴室・玄関の大規模改修まで自社施工で対応可能です。
「手すりを付けてもらったとき、まさにその場所に欲しかった、って思いました。施設のスタッフさんと同じ会社だから、私の体のことをよく分かってくれているんですよね」
リハスタジオプラス ご利用者様
住宅改修だけでは終わらない ― デイサービスとの「二段構え」が在宅生活を支える
自宅の安全対策を整えることは大切な第一歩ですが、それだけで在宅生活のすべてが解決するわけではありません。特に、老老介護のご家庭や、重度の介護が必要な方の場合は、住宅改修とデイサービスを組み合わせた「二段構え」が在宅継続の現実的な選択肢になります。
例えば、脳梗塞後遺症で歩行困難なご主人を自宅で介護している奥様の場合。浴室のバリアフリー化を進めながら、同時にデイサービス(週3回の入浴介助込み)を利用することで、奥様にとっての息抜きの時間(レスパイト)が生まれます。「ぎりぎりまで家で看てあげたい」という思いを、無理なく叶えるための設計です。
私たちが運営するリハスタジオプラスは、要支援1〜要介護5まで対応する1日型デイサービスで、天然ミネラル岩塩入りの入浴サービスも提供しています。「施設のお風呂が一番の楽しみ」とおっしゃるご利用者様も多く、自宅では再現できない温かさが、毎週の楽しみになっています。
「岩塩入りのお風呂で温泉に入っているような感覚に。この施設でのお風呂が一番の楽しみ」
リハスタジオプラス ご利用者様
一方、比較的元気な方には、半日型リハ特化型のリハスタジオ花咲がおすすめです。機能訓練に加え、月2回の外出レクリエーション「チャレンジクラス」では、盆栽美術館・秩父34観音巡り・いちご狩りといった体験を通じて、「まだ新しいことができる」という手ごたえを感じていただいています。デイサービスへの抵抗感が強い方にも、まず体験利用から気軽に始めていただけます。
🏠 住宅改修のみ対応する業者の場合
- 自宅の安全対策は整うが、日中の介護者(家族)の負担は変わらないまま
- 転倒リスクは下がっても、身体機能の低下は進みやすい
- デイサービスとの連携がないため、退院後のリハビリ環境が途切れやすい
⭐ 株式会社ホープシード(介護×建設のハイブリッド対応)の場合
- 住宅改修とデイサービス利用を同じ窓口で相談・調整できる
- ケアマネとの連携も含め、退院日から在宅生活をスムーズにスタートできる
- 身体状況が変化した場合も、花咲(軽度)→プラス(重度)へのスムーズな移行が可能
まとめ ― 「家にいたい」を叶えるために、今できることから始めましょう
加須市は高齢化率が31.5%と全国平均(約29%)を上回り、3.3人に1人が65歳以上という地域です。持ち家の戸建てが多く、「住み慣れた家でずっと暮らしたい」という思いを持つ方が多い一方で、築年数の古い住宅の安全対策が追いついていないケースも少なくありません。
介護住宅改修は、「大ごとになる前に動く」ほど選択肢が広がります。転倒事故が起きてから、退院直前に慌てて動くのではなく、少し先を見越して動いていただくことで、ご本人もご家族も安心して在宅生活を続けられます。
株式会社ホープシードは、建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)・宅地建物取引業許可(埼玉県知事(1)第23447号)を保有し、介護事業(リハスタジオ花咲・プラス)と建設事業を一体で運営する加須市内では希少な存在です。「介護の現場を知っている建設業者」として、手すり1本の取り付けから、浴室・トイレの全面改修まで、ご利用者様の動きに寄り添ったご提案をいたします。
「どこに相談すればいいかわからない」という方こそ、まずお気軽にお声がけください。ケアマネジャーへの相談が先か、業者への相談が先かも含めて、一緒に整理させていただきます。
📞 お電話でのご相談:0480-53-7143(月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
💬 メールでのお問い合わせ:お問合せフォームよりお気軽にどうぞ。
加須市の皆さんが、この街で「いつまでも心地良い暮らし」を続けられるよう、私たちは全力でお手伝いします。


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