親がデイサービスを嫌がる ― プロが教える「行きたくなる」誘い方

C1介護の基礎知識

「デイサービスに行ってみない?」と声をかけたら、「そんなところは行かない」と一言で拒絶されてしまった──。そんな経験はありませんか?

仕事を抱えながら週末だけ加須の実家に通い、親の様子を確認しては胸が締め付けられる思いをしているご家族の方も多いことと思います。「親のためを思って提案しているのに、なぜわかってくれないんだろう」と、気持ちが折れてしまいそうになることもあるでしょう。

でも、少し待ってください。デイサービスを嫌がる親御さんには、必ずそれなりの理由があります。その理由に気づかないまま「説得」しようとすると、むしろ関係がこじれてしまうことも。大切なのは、拒否の背景にある気持ちを理解した上で、「行ってみようかな」という気持ちが自然と生まれるような誘い方をすることです。

私たちホープシードは、加須市で介護事業(リハスタジオ花咲・リハスタジオプラス)と建設・不動産事業を一体で運営しています。日々、ご利用者様やそのご家族様と向き合う中で、「最初は絶対に嫌だと言っていたのに、今では自分から楽しみにしてくれている」という変化を何度も目にしてきました。その経験を、今日は具体的なステップとしてお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 親がデイサービスを嫌がる「本当の理由」とその背景心理
  2. 拒否を悪化させないための「やってはいけない」誘い方
  3. 「行ってみようかな」と思わせる3つのステップ
  4. 加須市の独自プログラム「チャレンジクラス」が選ばれる理由

こんな方におすすめ

  • ✅ 親に「デイサービスは嫌だ」と拒否されて困っている方
  • ✅ 遠距離介護中で、平日の親の様子が心配な50〜60代の方
  • ✅ 仕事と介護の両立に疲れ始めている方
  • ✅ 親に「楽しい外出の機会」を作ってあげたいと考えている方
  • ✅ 加須市近郊で体験利用できるデイサービスを探している方
親がデイサービスを嫌がる ― プロが教える「行きたくなる」誘い方 | 株式会社ホープシード

なぜ親はデイサービスを嫌がるのか? 拒否の「本当の理由」

「老人扱いされたくない」という言葉は、デイサービスを拒否する親御さんがよく口にします。でも、それは表面的な言葉に過ぎないことがほとんどです。実際に深く話を聞いていくと、その奥にはもっと繊細な気持ちが隠れていることがわかります。

よく見られる拒否の理由は、大きく3つに整理できます。

① 「まだ自分は大丈夫」という自尊心
長年、家族を支えてきた親御さんにとって、「サービスを受ける側」になるという事実は、自分の存在価値が揺らぐような感覚につながります。「私はそんなに弱くない」という言葉の裏には、これまでの人生に誇りを持っているからこその抵抗感があります。

② 知らない場所・知らない人への不安
「どんな人がいるんだろう」「馴染めなかったらどうしよう」という不安は、年齢を重ねるほど大きくなります。特に認知機能に変化が出始めた方は、新しい環境への適応が以前より難しくなっているため、「知らない場所=危ない場所」という感覚が強くなりがちです。

③ 「楽しめる場所」とは思えていない
「デイサービス=つまらない、退屈」というイメージを持っている方は少なくありません。テレビを見ながらぼんやり過ごすだけ、という昔のイメージがそのまま残っている方も多く、「行っても何もいいことがない」と感じているケースがほとんどです。

「拒否の言葉をそのまま受け取って、親御さんを説得しようとするご家族は多いんですが、実はそこが一番の落とし穴なんです。大切なのは言葉の裏にある気持ちを受け止めることから始めること。私たちもまず、その方の人生を敬う姿勢で関わるようにしています。」

伊澤 雄馬(株式会社ホープシード 代表取締役)

やってはいけない「逆効果な誘い方」

拒否の理由がわかったところで、次は「やってしまいがちだけれど逆効果」な誘い方を確認しておきましょう。善意から出た言葉でも、親御さんの心を閉ざしてしまうことがあります。

特によくあるのが「心配だから行って」というアプローチです。ご家族の不安をそのままぶつけてしまうと、親御さんは「自分は心配させるほど弱くなってしまったんだ」と感じ、かえって自尊心を傷つけてしまいます。

また、「ケアマネさんにも勧められているから」「お医者さんも必要だと言っている」といった権威を利用する説得も、「子どもたちが束になって私を送り込もうとしている」という被害感につながりやすいため注意が必要です。

さらに「一回だけ行ってみて」という言い方も、実際には「また行かされる」という不安をかえって強めることがあります。「一回だけ」という言葉は、言った側は軽い気持ちでも、言われた側には「試される」というプレッシャーになるのです。

✓ ここまでのポイント

  • デイサービス拒否の背景には「自尊心」「不安」「つまらないイメージ」の3つがある
  • 「心配だから」「みんなが言っているから」という説得は逆効果になりやすい
  • 言葉の裏にある気持ちを理解することが、すべての出発点

「行きたくなる」を生み出す3つのステップ

では、具体的にどう誘えばいいのか。私たちが現場で積み重ねてきた経験をもとに、3つのステップでお伝えします。

STEP 1:「楽しみ」を先に見せる

「介護のため」ではなく「体験したいこと」を入口にする

「リハビリができるから」「介護保険が使えるから」という理由よりも、「季節の花が見られるところがあるみたい」「盆栽美術館に連れて行ってくれるって聞いたよ」という具体的な楽しみを先に届けることが効果的です。私たちのリハスタジオ花咲では、「チャレンジクラス」として月2回の外出レクリエーションを実施しています。大宮盆栽美術館や秩父34観音巡り、いちご狩り、神代植物公園など、「これは行ってみたい」と思ってもらえるような場所を、10名程度のスタッフと一緒に安心して楽しめます。「老人向けの施設」ではなく「行きたい場所に連れて行ってくれる場所」として紹介することで、扉が開くことがあります。

⚠️ 「楽しそう」という印象を持ってもらうには、パンフレットよりも実際の写真や体験談が圧倒的に効果的です。お子様から口頭で伝えるより、施設のスタッフから直接お話する機会を作るのも一つの方法です。

STEP 2:「半日」「体験」から始める

「毎週通う」ではなく「一度見に行くだけ」に縮小する

「週3回通う」というフルの利用イメージを最初から提示してしまうと、それだけで負担感が生まれます。まずは「見学だけ」「体験利用を1回だけ」という形で、気軽に入れる設計にすることが重要です。リハスタジオ花咲は半日型のリハビリ特化型デイサービスですので、「午前中だけ」という形で最初の一歩を踏み出しやすい環境があります。「どんな人がいるのか」「どんな雰囲気なのか」を実際に感じてもらうことで、頭の中の不安なイメージが変わっていくことがほとんどです。

⚠️ 体験利用の日は、できれば親御さんが「得意なこと」や「好きなこと」が活かせる活動がある日に合わせると、最初の印象が格段によくなります。事前にスタッフに親御さんの好みを伝えておくと、より丁寧な対応が可能です。

STEP 3:「家族のために行く」から「自分のために行く」に変える

主役を親御さん自身に戻す言葉かけ

「私が心配だから行って」ではなく、「お父さん、最近○○に行ったことないって言ってたよね。こんどスタッフの人と一緒に行けるみたいよ」という言い方に変えてみてください。行く理由が「家族の不安を解消するため」から「自分がやりたいことのため」に変わると、心の向き方が全く変わります。

私たちのご利用者様の中にも、最初は「子どもに頼まれて仕方なく」という方がいらっしゃいましたが、チャレンジクラスで行きたかった場所に出かけたり、施設で麻雀仲間ができたりしたことで、今では「次は何をするの?」と楽しみにしてくださっています。

⚠️ 「行ってほしい」という家族の気持ちが強すぎると、かえってプレッシャーになります。体験後に「どうだった?」と詰め寄るより、「楽しそうだったね」と感想を共有するだけにとどめておくほうが、次への抵抗感が生まれにくいです。

加須市で「また来たくなる」デイサービスが選ばれる理由

加須市は、人口約112,018人のうち高齢化率が31.5%を超える地域です(2025年時点)。3.3人に1人が65歳以上という現実の中で、「デイサービスに行きたくない」という方も少なくありません。だからこそ私たちは、「行かなければならない場所」ではなく「行きたくなる場所」を作ることにこだわってきました。

リハスタジオ花咲(半日型・リハビリ特化)では、ICカードで個別管理されたマシン訓練やレッドコード・トランポリンを使った楽しい機能訓練、そして月2回の外出レク「チャレンジクラス」を提供しています。クロスワードや体操、足湯でゆったりとした時間を楽しむことができ、「楽しみながら体を整える」ことができる環境です。

リハスタジオプラス(1日型・要支援1〜要介護5)では、天然ミネラル岩塩入りの浴槽での入浴サービス、手作り昼食、そして麻雀・クロスワードなど頭を使うゲームが充実しています。一人暮らしの方にも「ここが憩いの場」と感じていただける雰囲気づくりを大切にしています。

「生きがい活動という毎月2回のイベントが楽しみ。10人規模のスタッフと一緒に回るので安心」

花咲ご利用者様

「クロスワードや麻雀など頭を使ったゲームが盛り沢山。一人暮らしの私にとっては憩いの場」

プラスご利用者様

また、私たちホープシードは介護事業だけでなく、建設業・不動産事業も一体で運営しています。デイサービスに通い始めた後で「自宅の段差が気になる」「お風呂が怖くて入れない」という問題が出てきたとき、同じ会社の担当者にそのまま相談できる体制があります。ケアマネ・施設・リフォーム業者・不動産の窓口をバラバラに探す必要がなく、「一つの場所で家族ごと相談できる」安心感は、加須市内では希少な体制です。

まとめ:「行きたくなる」は、作り出すことができます

デイサービスを嫌がる親御さんへの誘い方は、「説得」ではなく「共感と提案」です。拒否の言葉の裏にある気持ちを受け止め、「楽しみ」を先に届け、半日・体験という小さな一歩から始める。この3つのステップを丁寧に重ねていくことで、多くの方が「自分から行きたい」という気持ちに変わっていきます。

「最初は嫌がっていたのに、今では一番の楽しみにしている」というご利用者様の姿を見るたびに、施設長の渡邊をはじめスタッフ一同が感じるやりがいは何にも代えられません。同じ目線で、その方の「喜びがあふれる姿」を一緒に作っていきたい──それが、私たちの変わらない思いです。

「どんなふうに誘えばいいか、もう少し具体的に相談したい」「体験利用だけでもしてみたい」という方は、まずはお気軽にご連絡ください。ご家族様のご状況をじっくりお聞きした上で、親御さんに合った入り口をご提案します。電話でも、メールフォームでも、スタッフが丁寧にお応えします。

📞 お電話でのご相談:0480-53-7143(受付時間:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)

💬 メールでのお問合せ:お問合せ(24時間受付)

加須市で、あなたのご家族の「いつまでも自宅で、楽しく暮らし続けられる日々」を一緒に考えていきましょう。

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