「工事が終わったら、あとは業者に連絡しにくくて…」
リフォームが完成した日は、ほっとひと息ついたあの瞬間。でも数か月後、手すりのビスが少しゆるんでいることに気づいたり、浴室の床のコーティングが思ったより滑りやすくなってきたり――そんな経験をしたことはありませんか?
特に介護を必要とするご家族がいるご家庭では、完成後の「その後」こそが本番です。引き渡しのタイミングから数年のあいだに、住まいの状態も、ご利用者様の体の状態も、少しずつ変わっていきます。工事の品質を保ち続けるためには、完成後のアフターサポートと定期点検の仕組みが欠かせません。
今回は、加須市内でご夫婦が直面された実際の場面を軸に、引き渡し後のサポートがどれほど暮らしの安心につながるか、具体的にお伝えしていきます。
📋 この記事でわかること
- 引き渡し後に起こりやすい「住まいの変化」と、放置した場合のリスク
- 介護リフォームにおける保証期間・定期点検の具体的な内容と頻度
- 浴室バリアフリー改修とデイサービス活用を組み合わせた「二段構え」の安心づくり
- 株式会社ホープシードが実現する、介護×建設のワンストップアフターサポートの実態
こんな方におすすめ
- ✅ 浴室リフォームや手すり設置の工事が完了したが、その後のメンテナンスが心配な方
- ✅ 高齢の親や配偶者の転倒リスクを、工事後も継続して減らしたい方
- ✅ 介護保険の住宅改修費20万円枠を使った工事の「その後」を知りたい方
- ✅ デイサービスとリフォームを並行して検討している加須市内のご家族
- ✅ 老老介護の限界を感じていて、住まいと介護の両面から手を打ちたい方

「完成した日」が、本当のスタートでした
加須市内にお住まいのSさん(当時79歳)は、脳梗塞の後遺症で歩行が困難になった84歳のご主人の入浴介助を、長年ひとりで続けてきました。自宅の浴室は築30年を超えた昔ながらの在来浴室で、浴槽またぎの段差が40センチ以上。床は磁器タイルで、濡れると非常に滑りやすい状態でした。
「主人が浴槽から出るとき、毎回ひやひやしていました。私も腰が悪くて、支えきれるかどうか…」とSさんは振り返ります。入浴の頻度は週1回まで落ちていました。清潔を保てないことへの申し訳なさと、毎回の介助への恐怖感が重なって、精神的にも限界が近づいていたと言います。
ホープシードにご相談いただいたのは、ケアマネージャー様からのご紹介がきっかけでした。まず行ったのは自宅の現状確認。浴室の寸法・段差の高さ・床材の状態・給湯設備の位置を丁寧に測定し、並行してご主人の身体状況(歩行補助具の種類・残存機能・転倒歴)も確認させていただきました。
そのうえで提案したのは、「施設での入浴」と「自宅での入浴」の二段構えでした。
施工前と施工後――浴室と暮らしがこう変わった
浴室のバリアフリー改修では、以下の工事を行いました。
浴室改修 STEP 1
浴槽の入替えと段差解消
従来の深型浴槽(深さ約55cm)から、洋式の浅型浴槽(深さ約38cm)へ変更。またぎ段差を40cmから15cm以下に抑え、浴槽の縁に体重をかけながら入れる高さに調整しました。
⚠️ 浴槽の高さ設定はご利用者様の残存機能に合わせる必要があります。「とりあえず低くすればいい」わけではなく、立ち上がりやすい高さには個人差があります。
浴室改修 STEP 2
床材の変更と手すり設置
磁器タイルから、濡れても滑りにくい樹脂系床材へ変更。浴槽出入り補助用・洗い場での立ち上がり補助用・浴室ドア付近の3か所に手すりを設置しました。手すりの位置は、ご主人に実際に動作を確認していただきながら決定しました。
⚠️ 手すりの取り付け位置は「利き手」「麻痺の側」「動作の流れ」によって変わります。カタログ通りの位置が正解とは限りません。
浴室改修 STEP 3
引き戸への変更
開き戸だった浴室ドアを引き戸へ交換。万が一浴室内で転倒した際、ドアが開けられなくなるリスクを解消しました。
⚠️ 開き戸のままでは、倒れた体がドアを塞いでしまう危険があります。緊急時の脱出動線として引き戸化は非常に重要な工事です。
この工事には介護保険の住宅改修費(上限20万円枠)を活用。自己負担を1〜2割に抑えることができました。
✓ ここまでのポイント
- 浴室バリアフリー改修は「段差解消・床材・手すり・ドア」の4点セットで考えると効果的
- 手すりの位置・浴槽の高さはご利用者様の身体状況に合わせて個別に設計する必要がある
- 介護保険の住宅改修費(上限20万円)を活用することで、自己負担を大幅に抑えられる
手すりの位置・浴槽の高さをご利用者様の身体状況に合わせて決めるとご説明しましたが、「では実際にうちの場合はどうなるのか」が気になっているところではないでしょうか。介護保険の住宅改修費の使い方や、デイサービスとの組み合わせ方も含めて、個別の状況に応じたご提案をお問い合わせフォームでお伝えすることができます。お名前と現在の状況を簡単に書いていただくだけで受け付けています。
デイサービスとの「二段構え」が、日常を支える
自宅浴室の改修と並行して、ご主人にはリハスタジオプラス(1日型デイサービス)へのご利用を開始していただきました。週3回のご利用で、施設での入浴介助が定期的に確保できる体制を整えたのです。
プラスの入浴は、天然ミネラル岩塩入りの浴槽で「まるで温泉のような」と表現してくださるご利用者様も多い、少し特別な時間です。Sさんのご主人も、最初は慣れない環境に戸惑っておられましたが、数回のご利用のうちに「今日もお風呂入れたよ」と笑顔で帰宅されるようになりました。
Sさんは「施設でしっかり入浴してきてくれるから、自宅では無理に毎日入れようとしなくて済む。私も気持ちが楽になりました」とおっしゃっていました。
同時に、花咲ご利用者様からこんな声もいただいています。
「クロスワードから体操・マシン運動など短い時間ですが、大満足。足湯のほっこりした時間が嬉しい」
リハスタジオ花咲 ご利用者様
デイサービスは「入浴を確保する場所」というだけでなく、身体機能の維持・社会参加の場としての役割も担っています。施設での時間が充実することで、在宅での生活全体のリズムが整っていくのです。
また、夏から秋にかけてのこの時期は、室内外の温度差による血圧変動(ヒートショック)のリスクが落ち着く一方、浴室設備の経年劣化が出やすい季節でもあります。工事から半年〜1年が経過するタイミングで、一度点検を受けることをおすすめします。
「工事が終わった瞬間ではなく、その後の1年・3年・5年でご利用者様の身体状況は変わっていきます。最初に設置した手すりの位置が、半年後には合わなくなっていることも珍しくありません。私たちが介護の現場も持っているのは、そういう変化を早く気づいてあげるためでもあります。」
伊澤 幸子(株式会社ホープシード 代表取締役)
引き渡し後のアフターサポート――ホープシードの保証と点検の中身
「工事が終わったら、あとは自分たちで何とかするしかない」と思っていませんか?ホープシードでは、完成・引き渡し後のアフターサポートを施工の一部と考えています。
チェックポイント①:保証期間はどのくらいか
住宅リフォーム・介護バリアフリー改修ともに、工事内容に応じた保証期間を設定しています。特に手すりの取り付け・床材の貼り付けといった介護リフォームは、日常的に体重がかかる部位への施工であるため、施工後の定着状態の確認が重要です。
✅ 株式会社ホープシード:建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)を持つ自社施工体制で、工事後の不具合対応窓口が一本化されています。「あの業者に連絡すればいい」が迷わず分かる体制です。
チェックポイント②:定期点検の頻度と内容
介護リフォームの場合、ご利用者様の身体状況が変化するにつれて、必要な設備も変わっていきます。「最初に付けた手すりの高さが、今は合わない」「新たに段差解消スロープが必要になった」といったケースは実際に多くあります。定期的な点検の機会があることで、こうした変化に早期に気づけます。
✅ 株式会社ホープシード:介護事業(リハスタジオ花咲・プラス)と建設事業を一体運営しているため、デイサービスのスタッフが気づいた「在宅での動作の変化」を建設側に共有し、追加改修の提案につなげることができます。これは介護と建設が分離している業者では実現できない連携です。
チェックポイント③:追加改修の相談窓口が一本化されているか
ケアマネージャー・市役所・リフォーム業者・デイサービス事業者が別々になっていると、「誰に連絡すればいいか」が分からなくなることが多くあります。特に緊急性の高い退院後の住宅改修では、この連絡の分散が大きなストレスになります。
✅ 株式会社ホープシード:介護・建設・不動産の相談を一社で受けられるワンストップ体制。ご家族様が複数の窓口を管理する手間を最小限にする構造になっています。
高齢者の在宅生活を長く継続するためには、高齢者の脱水予防とデイサービスのサポート方法のような日常的な健康管理の視点も欠かせません。住まいの安全と身体のケアを並行して整えることが、転倒ゼロ・在宅継続の土台になります。
まとめ:工事後の「見守り」が、安心を本物にする
Sさんは今、週3回のデイサービスと、バリアフリー改修された浴室の両方で、ご主人の入浴機会を確保できています。「以前は入浴のたびに覚悟が必要だったけれど、今は安心してドアを開けられる」とおっしゃっていました。
引き渡しのあの日から半年後、ホープシードのスタッフが自宅を訪問したとき、手すりの取り付け状態を確認しながらこう伝えました。「気になることがあれば、デイサービスのスタッフに声をかけてくださいね。同じところにいますから」と。
介護リフォームは、工事が終わってからも暮らしと一緒に変わり続けます。ホープシードは、建設業許可(埼玉県知事(般-29)第71135号)と21年の業界経験を持ち、介護と建設の両方の現場を持つからこそ、引き渡し後もご家族様の変化に寄り添うことができます。
「この街で、いつまでも心地良い暮らしを」――その言葉を、工事後も続けていくことが私たちの仕事だと思っています。
浴室の状態が気になる方、デイサービスとリフォームを並行して検討したい方は、まずお電話でご相談ください。
📞 0480-53-7288(受付:月〜土 8:30〜18:00 / 祝日 9:00〜18:00)
引き渡し後も「同じところにいるから声をかけて」と言える体制が、介護リフォームには本当に必要だということが伝わったでしょうか。「工事後の点検はいつ来てもらえるか」「追加で手すりを増やしたい」「デイサービスの利用日数を増やすにはどうすればいいか」――そういった引き渡し後の具体的な疑問を、お問い合わせフォームから送っていただけます。介護・建設どちらの相談も、ここから一本化して受け付けています。